上級国民や大企業の正社員であれば、テレワークも可能なのでしょうが、多くの非正規労働者が働く、所謂底辺職場では、テレワークなど、あり得ません。

だって、その現場で、汗を流さないといけないのですから、ね。

僕の年代で、働いている人は、たとえば、清掃員、建設現場の作業員、交通誘導の旗振り、僕のような工場現場の労働者、みんな、テレワークなど不可能です。

そして、底辺職場の労働者は、自宅待機になると、その分、収入が減るだけで、保証もない、と。

手厚く保護されている公務員や大企業の正社員は、預貯金も豊富にあるだけでなく、休業補償もある、と。

まあ、この流れは、つまり、格差拡大の流れは、世界規模なので、いまさらどうこう言うまでもないのですが。

今、飲食店は、大打撃でしょうが、普段からお酒の付き合いが苦手な社員にとっては、飲酒を無理強いされない点は、良いかもしれません。

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で、底辺労働者の生きる道は、僕は、ローコスト生活一択だと思っているのですが、消費を辞められない、あるいは、無駄遣いを我慢できない輩は、額に汗して働き続けるしか、ありません。

労働は尊いと、僕は、思っていますが、資本主義社会は、残酷にできています。

どこまで行っても、経済は、入ってくるお金と出ていくお金の兼ね合い。

個人レベルでは、それだけの話。

ぶっちゃけ、8万円の収入でも、5万円で暮らせるスキルがあれば、3万円の余剰資金が生まれます。

一方、30万円の収入があっても、35万円の暮らしをしていれば、毎月5万円の赤字です。

収入が少なくても、出費を抑えるスキルとその気があれば、やっていけます。

ただ、その気がなくて、消費生活に慣れ切っていると、今のご時世、借金生活に落ちるのは、簡単です。

僕の周りでも、ちらほら、そうした人が出始めているので、家計管理の手綱は、自分でしっかりと、握りしめていないといけません。

さて、明日は、僕は久しぶりの10時間の通し勤務。

これから、明日の弁当を作って、長い勤務に備えます。