タワマンが乱立する武蔵小杉駅周辺。

このタワマンに飛びついたのが、プチ富裕層、でしょうか、ね。

山手線沿線では、タワマンは1億円越え。

でも、武蔵小杉なら、7000万円台で買えます。

多くのサラリーマンにとって、この、3000万円の差は大きいかな、と。

でもですね、武蔵小杉の通勤地獄は有名な話。


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住宅ローンを背負った社畜の群れ、と言っては語弊がありますが、彼ら、彼女らは、これから旅行に行くのではなく、会社という名の…に、行くのですよ。

…の部分は、各自、考えてね。

ちなみに、模範解答は、「牢獄」です。


で、ですね、先日の台風で、タワマンの一つは、下水地獄に。

7000万円以上の物件に住みながら、トイレも使えない、悪臭が漂う状況。

僕は、先ほど、プチ富裕層といいましたが、武蔵小杉のタワマンを買える時点で、サラリーマンとしては、年収が高い層だと思い、あえてそう呼びましたが、多額の住宅ローンを組んだ段階で、かなりの人が、未来を売り渡したな、と、どうしても、思ってしまいます。

タワマンをゲットした高揚感はすぐに去り、残るのは、30年を超える長い住宅ローンの細くて危険な道。

そしてタワマンは、維持費も、高額。

僕は、長らく、東京圏、浜松町や新宿に、通勤していましたが、たえず頭にあったのが、首都直下型地震。

当時から、いつそのような地震が来てもおかしくないと言われていましたからね。

今なら、もっと、その確率は高まっているでしょう。

大きな地震が来ることが、確実視されている場所に、多額のお金を投入するなど、ちょっと考えられません。

勿論地震は、日本全国どこにいても、あるのですが、危険性が、都心と田舎では、違うと思うのですよ。

地下鉄や地下街、タワマンや、高層ビルの並ぶ都会は、人も多く、パニック必至の上に、物件価格が高すぎます。

その多額投入に見合うだけのリターンがあるとは、とても思えません。

タワマンを買ったあとに後悔している人は、少なくないように思いますね。