9月に入り、今日から午前勤務。
6時過ぎに家を出て帰ってくるのは13時前後。
それから晩い昼食を摂り、少し昼寝するというパターン。
さて、前回の続きの話ですが、飯能にある友人の飲み屋で、調布から出向いてきてくれた友人Kと語り合い、別れたあと、東飯能で、川越行の電車に乗ったのが22時過ぎ。
4両編成の電車ですが、かつては、八王子と高崎を結んでいたのですよ。
それが今は、八王子と川越間の往復。
勿論、川越まで行って、東武鉄道に乗り換えるということもできますが、わざわざ遠回りをして帰る感じになります。
で、足を投げ出して、思案したのですよ。
ここは、飲んでいることでもあるし、昼間かなり歩いたし、タクシーで帰るのもありかな、と。
で、高麗川駅に着いたら、運良くというか、そこに、小川町行きの最終電車が止まっていたのですよ。
22時台で最終ですからねえ、僕の聞き間違えでなければ、かなり早い終電です。
で、これなら、タクシーを使わずに済みそうだと思い、小川町行に乗り換えました。
こんな田舎でも、外人さんはけっこう見かけますねえ、しかもこんな遅い時間に。
で、まあ、一つ先の毛呂駅で降りて、そこから歩いて帰ることにしたのですよ。
高麗川駅から歩くよりも、距離は3分の1で済みますが、まあ、30分くらいは歩きます。
で、歩きながら時計を見ると、22時40分。
この7月に行われた水泳世界選手権の、200と400の個人メドレーの金メダリスト、瀬戸大也が子供の頃に泳いでいたスイミングスクールの前を通り、営業時間の過ぎているライフの前を通り、町役場の前を通り、しているうちに、何だかもう少し、飲みたくなったのですよ。
まあ、そんなにお酒は強いほうではないのですが、町の規模の割には、飲み屋とかスナックなんかは結構あるのですよ。
で、とあるスナックの灯りに、吸い寄せられるように扉を押したことが、散財への入り口。
まあ、新宿のぼったくりバーではありませんから、たかが知れているのですが、そのとき、僕の財布にあったのは、1万2000円ほどだったと思います。
まあ、田舎のスナックでは、クレジットカード払いなどはないと思うので、現金がものをいうわけですが、万札一枚あれば余裕で飲めるのが田舎というモノ。
中に入ると、カウンターに、男性が一人、ボックス席に男性グループが3人、計4人のお客。
時計は見ませんでしたが、23時より少し前に入店したように思います。
で、まずは、いきなりですが、ボトルを入れました。カウンターの向こうで、50前後くらいに見えるママが、3つくらい銘柄を言いましたが、麦焼酎にして、ロックで飲みました。
ボックス席は3人で、仲間同士で話しているので、自然と、僕は隣に座る、隣と言っても、間には空席が一つありましたが、男性、60代くらい、と、少し話を。
そのへんは、ママも商売上手で、上手く話を振ったりしますからねえ、僕もほどよく酔っているので、すぐに饒舌になります。
そのうちに、ボックス席の3人組が、40代くらいに見えましたが、歌いだしました。
まあ、こういうときのエチケットとしては、盛り上げて、手拍子くらいはしますね。
誰の歌? とママに訊くと、バックナンバーという答えが。
恥ずかしながら、そのバックナンバーというのが、何なのかわからず、まあ、ノリの良い曲だったので、いいのですが。
そしたら、僕も歌いたくなってきたのですよ。
で、ママに頼んで、サザンの、涙のキッスを入れてもらいました。
まあ、最初に歌う歌としては、サザンが食いつきがいいのですよ。歌いやすいしね。
軽いジャブのつもりで歌ったら、受けが良く、どんどん歌ってください、などと乗せられて、調子に乗り、けっこう歌ったのですが、カウンターにいた男性や、そのあとに入ってきた男女二人も交じって、それなりの盛り上がりに。
カウンター席にいた男性は常連のようで、ママはその人の持ち歌を知っているようで、勝手にカラオケに入れたりしていましたね。
あとから入ってきた男女二人は、うーん、50代のカップルかなあ、昼間、浅草のサンバカーニバルに、行ってきたとかで、その話をしていました。
で、ボックス席の3人は、バックナンバーばかりを、何曲か歌って帰っていきました。
その後、残るは、カウンター席にいた常連らしい男性と、男女二人と、僕。
ただ、どうも店の運転手兼盛り上げ役なのか、おそらく、ママといい仲なのだろうと思われる男性、50代くらい、が、店を出入りしては時折カウンターに座り、歌い、また出ていく、みたいな動きをしていました。
で、この人が、ボックス席にいた3人をどうも、車で送りに行ったようで、また戻ってきてから歌い、そしてまた、常連客を送っては戻りして、最後は、その店側の男性と、男女二人と、僕だけになり、そこからまた、いろいろ歌って盛り上がったのですが、僕以外は、沢田研二の歌が多かったように記憶しています。
僕は、C超言葉にご用心、などの乗る曲と、悲しい色やね、などのバラードっぽいのを、巧みに按配したつもりなのですが、シャ乱Q、宇多田ヒカル、忌野清志郎、長渕剛、松田聖子、などをうたった記憶はあります。
まあ、10曲は歌ったように思いますが、一度、警備服を着た二人連れが店にきて、ママが外に出ていくという一幕もありました。
なんか、夜遅い時間で、うるさいとかの苦情のようなものかもしれません。
で、店が閉まるまでいたのですが、そのときは、深夜2時過ぎでした。
まあ、3時間以上はいたのかなあ、と、思います。
で、お会計となったのですが、7800円でした。
まあ、ボトルも入れているし、カラオケも歌ったし、妥当な金額ではあるのですが、僕としては、一回のレジャーで支払う金額としては、大きなお金でした。
サラリーマン時代は、マンション購入前は、月に10万円が小遣いでしたから、その当時であれば、日常の出来事ですが、今の僕には、スナックでのひと時は、非日常そのもの。
でも、社会の断片や、ママの気遣いや客あしらい、などを見るのは、人間観察としては、かなりのエンターテインメントで、今回の出費の細目は、エンタメ費、ということにしておきましょう。
ボトルを入れてしまったので、あと一回くらいは行くかもしれませんが、癖にならないようにしないと、ローコスト生活に支障が出ますからね。
6時過ぎに家を出て帰ってくるのは13時前後。
それから晩い昼食を摂り、少し昼寝するというパターン。
さて、前回の続きの話ですが、飯能にある友人の飲み屋で、調布から出向いてきてくれた友人Kと語り合い、別れたあと、東飯能で、川越行の電車に乗ったのが22時過ぎ。
4両編成の電車ですが、かつては、八王子と高崎を結んでいたのですよ。
それが今は、八王子と川越間の往復。
勿論、川越まで行って、東武鉄道に乗り換えるということもできますが、わざわざ遠回りをして帰る感じになります。
で、足を投げ出して、思案したのですよ。
ここは、飲んでいることでもあるし、昼間かなり歩いたし、タクシーで帰るのもありかな、と。
で、高麗川駅に着いたら、運良くというか、そこに、小川町行きの最終電車が止まっていたのですよ。
22時台で最終ですからねえ、僕の聞き間違えでなければ、かなり早い終電です。
で、これなら、タクシーを使わずに済みそうだと思い、小川町行に乗り換えました。
こんな田舎でも、外人さんはけっこう見かけますねえ、しかもこんな遅い時間に。
で、まあ、一つ先の毛呂駅で降りて、そこから歩いて帰ることにしたのですよ。
高麗川駅から歩くよりも、距離は3分の1で済みますが、まあ、30分くらいは歩きます。
で、歩きながら時計を見ると、22時40分。
この7月に行われた水泳世界選手権の、200と400の個人メドレーの金メダリスト、瀬戸大也が子供の頃に泳いでいたスイミングスクールの前を通り、営業時間の過ぎているライフの前を通り、町役場の前を通り、しているうちに、何だかもう少し、飲みたくなったのですよ。
まあ、そんなにお酒は強いほうではないのですが、町の規模の割には、飲み屋とかスナックなんかは結構あるのですよ。
で、とあるスナックの灯りに、吸い寄せられるように扉を押したことが、散財への入り口。
まあ、新宿のぼったくりバーではありませんから、たかが知れているのですが、そのとき、僕の財布にあったのは、1万2000円ほどだったと思います。
まあ、田舎のスナックでは、クレジットカード払いなどはないと思うので、現金がものをいうわけですが、万札一枚あれば余裕で飲めるのが田舎というモノ。
中に入ると、カウンターに、男性が一人、ボックス席に男性グループが3人、計4人のお客。
時計は見ませんでしたが、23時より少し前に入店したように思います。
で、まずは、いきなりですが、ボトルを入れました。カウンターの向こうで、50前後くらいに見えるママが、3つくらい銘柄を言いましたが、麦焼酎にして、ロックで飲みました。
ボックス席は3人で、仲間同士で話しているので、自然と、僕は隣に座る、隣と言っても、間には空席が一つありましたが、男性、60代くらい、と、少し話を。
そのへんは、ママも商売上手で、上手く話を振ったりしますからねえ、僕もほどよく酔っているので、すぐに饒舌になります。
そのうちに、ボックス席の3人組が、40代くらいに見えましたが、歌いだしました。
まあ、こういうときのエチケットとしては、盛り上げて、手拍子くらいはしますね。
誰の歌? とママに訊くと、バックナンバーという答えが。
恥ずかしながら、そのバックナンバーというのが、何なのかわからず、まあ、ノリの良い曲だったので、いいのですが。
そしたら、僕も歌いたくなってきたのですよ。
で、ママに頼んで、サザンの、涙のキッスを入れてもらいました。
まあ、最初に歌う歌としては、サザンが食いつきがいいのですよ。歌いやすいしね。
軽いジャブのつもりで歌ったら、受けが良く、どんどん歌ってください、などと乗せられて、調子に乗り、けっこう歌ったのですが、カウンターにいた男性や、そのあとに入ってきた男女二人も交じって、それなりの盛り上がりに。
カウンター席にいた男性は常連のようで、ママはその人の持ち歌を知っているようで、勝手にカラオケに入れたりしていましたね。
あとから入ってきた男女二人は、うーん、50代のカップルかなあ、昼間、浅草のサンバカーニバルに、行ってきたとかで、その話をしていました。
で、ボックス席の3人は、バックナンバーばかりを、何曲か歌って帰っていきました。
その後、残るは、カウンター席にいた常連らしい男性と、男女二人と、僕。
ただ、どうも店の運転手兼盛り上げ役なのか、おそらく、ママといい仲なのだろうと思われる男性、50代くらい、が、店を出入りしては時折カウンターに座り、歌い、また出ていく、みたいな動きをしていました。
で、この人が、ボックス席にいた3人をどうも、車で送りに行ったようで、また戻ってきてから歌い、そしてまた、常連客を送っては戻りして、最後は、その店側の男性と、男女二人と、僕だけになり、そこからまた、いろいろ歌って盛り上がったのですが、僕以外は、沢田研二の歌が多かったように記憶しています。
僕は、C超言葉にご用心、などの乗る曲と、悲しい色やね、などのバラードっぽいのを、巧みに按配したつもりなのですが、シャ乱Q、宇多田ヒカル、忌野清志郎、長渕剛、松田聖子、などをうたった記憶はあります。
まあ、10曲は歌ったように思いますが、一度、警備服を着た二人連れが店にきて、ママが外に出ていくという一幕もありました。
なんか、夜遅い時間で、うるさいとかの苦情のようなものかもしれません。
で、店が閉まるまでいたのですが、そのときは、深夜2時過ぎでした。
まあ、3時間以上はいたのかなあ、と、思います。
で、お会計となったのですが、7800円でした。
まあ、ボトルも入れているし、カラオケも歌ったし、妥当な金額ではあるのですが、僕としては、一回のレジャーで支払う金額としては、大きなお金でした。
サラリーマン時代は、マンション購入前は、月に10万円が小遣いでしたから、その当時であれば、日常の出来事ですが、今の僕には、スナックでのひと時は、非日常そのもの。
でも、社会の断片や、ママの気遣いや客あしらい、などを見るのは、人間観察としては、かなりのエンターテインメントで、今回の出費の細目は、エンタメ費、ということにしておきましょう。
ボトルを入れてしまったので、あと一回くらいは行くかもしれませんが、癖にならないようにしないと、ローコスト生活に支障が出ますからね。
そんなtao313さんにピッタリの曲をご紹介させて下さい。
ロバータ,フラックの『やさしく歌って』https://www.youtube.com/watch?v=qMzzw6IXH1sですが、これ原題名は”Killing Me Softly”直訳すれば「そうっと真綿で首でも締めるように殺してちょうだい」。取りようによっては、そうもなる訳で、今回の散財にぴったりではないかとw
お、恐るべし、場末のママさん。
不肖、私も母親を看取って半年になり、笑うことを忘れていましたが、久しぶりにクスッとさせて頂きました。
くれぐれも次回の節約にご精進くださいますよう、かしこ。。