3年前に父を亡くし、去年母を亡くした僕は、檀家の縛りというのがあって、このお坊さんに読経を頼まないと、お墓には入れませんよ、という暗黙の了解がありました。

うーん、縛りというのは、ソフトバンクの2年縛り3年縛りだけじゃないのですよ。

僕は、変態ではないので、縛るのも縛られるのも、嫌いです。

で、まあ、今日はそういう話ではなく、アルバイト先のパートのおばさん、おばさんと言っても、僕よりは年下の40代ですが、涙目で、坊さんの手抜きの読経に支払ったお金が、私の3か月分のお給料なのよ、と愚痴られました。

このおばさんが日々、コツコツと働いている姿を見ているだけに、何か、労働の悲しさと、理不尽な支出への割り切れない気持ち、みたいなのが伝わってきて、切なくなりました。

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僕も派遣のアルバイトですが、このおばさんも、どこかから派遣されての清掃のパートのようで、たまたま、少し話す機会があり、話したのですが、僕も、自分の経験を話して慰めました。

本当に坊さんの読経代は高いと思います。

読経代のほかに車代食事代とかも支払う決まりで、過去記事で、金額まで詳しく記したのがあったのですが、さかのぼって確認するのも辛くなるような金額。

僕の汗まみれの工場労働3か月分か、あるいは、それ以上になる金額だと、記憶しています。

坊さんの時給、実際には一時間も読経を上げていないので、時給ですらない、30分給くらいなのですが、それが、僕の3か月分の労働収入以上って、確かに理不尽です。

涙目になったおばさんも、意味不明の坊さんのお経と自分のつらいパート仕事を天秤にかけて、その理不尽さを味わったのだと、思います。

これがもし、お寺の墓地ではなく、宗教自由を歌っている霊園であれば、ネット検索して坊さんに頼めば、5万円ほどで済みますからね。

いかに、縛り、というモノが、怖ろしいか、ということ。

まあ僕は、カルト教団での経験があるので、お金に関しては、免疫があり、そうしたダメージには強いほうです。


つまり、多額の現金がドーンと出ていくことに、免疫があるということ。

まあ、もっとも今は、少ない預貯金と含み損を抱えたわずかな株式所有で、ドーンとお金を支払う余裕はないので、10円の支出にも、気を配っていますが、同時に小さくまとまらないようにもしています。


おおらかさがなくなると、人生、息苦しくなりますからね。