6月に行った熱海・小田原への一泊旅行の記事で、3食付きのケアマンションで優雅な老後を暮らしているある先輩の話をしましたが、数日前に見た、ガイアの夜明けでも、終の棲家についての内容でした。

老人ホームというか、ケア施設ですが、良いものと悪いもの、両方を見せられて、その、老後格差に、なるほどねえ、と思いました。


良いケアハウスに入居している老人たちは、皆、幸せそうな顔。

快適な住環境、バラエティーに富んだ食事やレジャー、で、勿論、こちらは、それなりにお高い。

一方、悲惨な施設のほうは、老人は金蔓、と、元職員が証言しているように、儲けに走ってやりたい放題。


悲惨なのは、家族のほうでも、親を人質に取られているようで、意見もできない、とのこと。

僕は、親の介護をやり切り、悔いなく見送ることができて、本当に良かったと、改めて、思いました。

あとは、僕一人の人生。

どっちにしろ、僕の経済力では、ケア施設に入る余力はないので、必然的に、ちまたにはびこる悪質金儲け主義の餌食になることはありません。

頼る家族のいない人間の強みは、いい意味での緊張感。

1062616


この緊張感があればこそ、長い老後も、楽しく乗り切って行けると、思っています。