今日読んだ京都新聞の記事。

また、断られた。「年齢不問って書いてあるのに」。京都府福知山市の女性(74)は電話を切って肩を落とした。求人情報誌で見つけた清掃のパートに応募したが、「その年で立ちっぱなしはしんどいやろう」と門前払い。調理や介護などさまざまな職を探すが、最近は年齢ではじかれてばかりだ。  

年金頼みの1人暮らしが続く。2カ月に1度、介護保険料が天引きされると手元に残るのは5万2千円。光熱費の支払いもままならず、近くに住む娘や親類の援助でしのぐが、やり切れない思いが胸に残る。



でも、この女性、まだ娘や親類が近くに住んでいるのは、幸いです。

もしこの女性が、天涯孤独だったら、一人暮らしの5万2千円暮らしですよ。

でもこの女性は、その金額では苦しいからと、仕事を求めたのですよね。

僕のアルバイト先でも、清掃のおばさんは、50代から70代まで働いていて、訊いたら、75歳になると辞めさせられるそうです。


僕のアルバイトは、70歳になったら、雇用契約はなくなります。

もっとも、一か月更新のアルバイトですから、景気によっては、雇用調整で、更新なしで、お払い箱。


で、今朝読んだもう一つの記事は、一杯1万円のコーヒーの話。

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千葉県から来た女性2人組(60代の母親と30歳の娘)は笑顔を浮かべながら語る。「ゲイシャ」についての知見もあり「初めて飲んだのは6年ほど前で、もう1人の娘が『還暦祝い』に送ってくれました」と話す。「コピ・ルアク」(ジャコウネコのふんから取れる希少なコーヒー豆)を飲んだ経験もあるという。

2人が頼んだのは、「エスメラルダ2019」(3000円)と「シャンソン ゲイシャ」(2000円)のゲイシャコーヒーだ。「エスメラルダは、こんなに澄んだ色は自分が淹れても出せないし、少し冷めてもおいしい」(お母さん)、「シャンソンは1滴なめただけで、まるでエキスでした」(娘さん)と、そろってかなりのコーヒー通とお見受けした。

「産地」「栽培方法」「収穫した豆の乾燥法」などに生産者が注力し、微妙な違いを楽しむ消費者も増えた。愛好家は高額コーヒーでも支出をいとわない。太郎さんによれば、「1杯3000円のゲイシャコーヒーは、KITTE店で、毎日5~10杯は注文がある」。同店には1杯1万円超のゲイシャコーヒーもあるが、こちらも「ほぼ毎日出ている」という。

うーん、タワマンに住む人もいれば、安アパートに住む人もいるように、高齢になっても仕事を探さねばならない人もいれば、優雅に一杯一万円のコーヒーの味や香りを楽しむ人もいる、ということでしょうね。

日本が一億総中流といわれていたのは、昔の話。

今は、アメリカを追いかけるようにして、格差が広がっているようです。