昨年5月に亡くなった母の年金が振り込まれていた銀行には、まだわずかに残高がありました。

父の死後、母との二人暮らしになってから、お金の管理はすべて僕に任されていました。

ただ、母の年金が振り込まれる口座の分は、母が好きに使えるようにはなっていました。

母の死後、残高が残っていたその口座からお金を引き出せたのは千円単位だったため、長らく465円という金額が残されたまま放置した状態でした。

そこで、先週の木曜日、銀行に行き、そのお金を引き出して、通帳を閉じるべく、ハンコを持って行ったのです。

ところが、僕の持って行ったハンコはどれも登録したものではなかったため、銀行の女店員が、判で押したコピーを渡してくれて、これですと言ったのですね。

そこで、翌金曜日、つまり昨日ですが、仕事のあと床屋に行った帰りに銀行に行き、その印鑑を提出し、通帳も閉じて、最後の残金465円をもらって帰ってきました。

もっと早くやるべきでしたが、これで、3年前に亡くなった父の通帳も、去年亡くなった母の通帳も、すべて閉じられたことになります。

複数の印鑑だけは、今も僕の手元にありますが、これも、断捨離の予定です。

幸い僕の家は、家族仲が良かったので、金銭のやり取りもスムーズでした。0-47
父も母もお金に執着のない人で、母などは、死の数年前から、どうせ最後はみんなあんたのものになるんだからと、お金の管理を任せてもらえたのは、ありがたかったですね。

まあ、それも、お金に対して、以前よりもずいぶんしっかりしてきたと、認めてもらえたからだとは思います。


父も母も、死の間際まで、ボケることがなく、会話が成立したのも、幸いでした。


今は、自分一人の才覚でやりくりをすればいいだけなので、ある意味では楽なのです。

これがたとえば、金遣いの荒い兄弟姉妹がいたり、お金にだらしない子供がいたりすると、そちらのリスクは計り知れません。

自分次第でやりくりがどうにでもなるおひとり様は、自分のマネーリテラシーさえ確立してしまえば、あとは自動操縦の家計管理で、極めて楽なのですね。