本当は、母の49日法要後に始めたかった断捨離でしたが、アルバイトを始めたことと、この夏の暑すぎる気温で疲労困憊し、手を付けられずにいました。

10月になって、涼しくなってきてから、断捨離を始めました。

父の介護が必要になってマンションを売却したときや、実家の建て直しと仮住まい、などで、これまでにもかなり断捨離はしてきたつもりです。

しかし父の死後、母と二人の生活の中で、思い切った断捨離はできずにいました。

完全に一人きりの生活になったときに、まずやりたかったのが断捨離でした。特に一階の台所と、二階の居間は、喫緊の課題でした。

それと言うのも、13年間のマンション生活では、一度しか見なかったゴキブリを一戸建てに住むようになってからは、毎年見かけるようになったからでもあります。

マンションに住んでいるときは居住空間が6階だったため、さらに言えば、マンション特有の気密性のために、ゴキブリも容易には侵入できなかったのだと思います。

しかし、一戸建ては、相当清潔に暮らしていても、初夏から夏にかけては、ゴキブリも侵入してきます。相手もいきものですから、動き回ることは制限できませんが、せめて、住処を与えない工夫はしなければいけません。

そこで、まず初めに着手したのが台所用品の断捨離でした。これは、後日、改めて記事にする予定です。

今回は、秋から冬、そして初夏のころまで、もっとも僕が長い時間を過ごす2階の居間の断捨離が、先日ほぼ完了したので、その写真を公開します。


IMG_1476

2階の12畳の居間をソファに腰かけて撮った写真です。すでに衣類はかなり断捨離していましたが、さらに数を厳選しました。

すでに3回の引っ越しのときに、800冊は処分していた本も、今回さらに250冊ほどをブックオフに売却。今現在は、この本棚にあるものだけが全てです。


IMG_1482

この椅子に座って、好きな音楽を聴きながら本を読んだり、考え事をしたりしています。

この2階の12畳の居間は、3方向に窓があるため、陽ざしがよく入るだけでなく、冬でもとても暖かいですね。暖房費は、昼間はまったくかかりません。

ただ、その反動として、夏は暑すぎていられません。よほどエアコンを強くかけねばなりません。家を建て替えたときに、エアコン代を節約して、12畳の部屋なのに、6畳用のものを付けたので、効きが悪く、むしろ不経済であることにあとで気づきました。安物買いの銭失いであったことを、ことエアコンに関しては反省しています。

その分、一階の14畳のリビングには、18畳用のエアコンをつけてあります。こちらは、効きが良すぎるくらいです。これは、一階で、父と母が暮らしていたために、ここのエアコンはお金に糸目をつけずに購入したためです。

断捨離後の居住空間は、快適で、家で過ごす時間が至福の時間になっています。

断捨離をすると、モノの良し悪しの見極めもできるようになり(自分にとって必要かどうかという意味でブランドとかこの世的価値の品質ではありません)、無駄なものは買わなくなるという利点もありますね。

そしてその必然の結果として、ローコスト生活がさらに容易にできるようになりました。