7月から始めた僕のアルバイトですが、大まかに言うと、従業員の送迎とメール便の配達、そしてその間の空いた時間にこなす雑務から成り立っています。

これを、午前勤務と午後勤務の二人のアルバイトが、担当するわけです。

午前勤務であれば、まずはマイクロバスで最寄り駅まで従業員を迎えに行きます。従業員を乗せ、決まった時間になったら工場まで送り届けます。

その後、メール便の配達の時間が来るまで雑用をします。そして、決められた時間が来たら、各所にあるメールを集め、届け先ごとに仕分けし、決められたルートでそれらを配送していきます。

配送すると同時に、配送先に発信メールがあればそれらを回収します。メール便と言っていますが、主に書類の入った袋ですね。それ以外には、部品を詰め込んだ箱や段ボールなどもあります。

いずれにせよ、そう重いものでもなく、汚れる仕事でもありません。ただ、届け先にだけは注意しています。

会社がこのメール便を午前と午後の決まった時間に走らせている理由は、社内での迅速なやり取りのためだと思うからです。

午前勤務も午後勤務も、一回のメール便の配送と、一回の送迎が含まれています。

つまり、午前勤務であれば、送迎は、朝、従業員を迎えに行くことを意味しますし、午後勤務であれば、終業後に駅まで送り届けることを意味します。

で、その主たる二つの業務の間に、廃棄物の仕分け作業などの雑務があるわけです。

昨日のことですが、僕は今月は午後勤務なのですが、その午後のメール便が思いのほか時間を取られてしまったのです。それは、一つの届け先の工場からの発信メールのその発信先が、まさにそのメールを発信している場所の記載になっていたからなのです。

この記載だと、また明日の午前のメール便で、またここに戻ってきてしまいますよ、と僕は、担当する従業員に言いました。その女性従業員とのメールの発信先の書き方のやり取りで、だいぶ時間を取られ(20分ほどだと思います)、会社に帰るのがいつもよりも20分ほど、遅くなったのです。

すると、ごみの回収作業をしているアルバイトの先輩が、エレベーターで一緒になったときに、僕を怒鳴り飛ばしました。その怒り方が尋常ではなく、僕はあっけにとられたのですが、とりあえず相手の怒りをやわらげるためにも、謝りました。

あとでその老害先輩社員も我に返ったらしく、怒鳴って済まなかったと謝罪してくれたのですが、その怒りの理由をここに記すと、ものすごく長い記事になってしまうのでやめますが、僕は自分自身にどう考えても怒りをぶつけられる理由がないことを自分で認識し、ただ今後、帰りが遅くなる場合は、その先輩に連絡を入れようという今後の対応だけは知ることができました。

怒りは、猛毒です。
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怒りは、その怒りを発した本人を最も苦しめます。勿論、怒りをぶつけられたほうも、その場では嫌な思いをしますが、自分に非がないことがはっきりしていれば、その怒りを買わずに済みます。

怒ったあと、その先輩も冷静になって僕に謝ってきたのですが、怒りをぶつけられたことは前の職場でもよくあったし、そういう僕自身も、他者に対して怒りをぶつけたこともあり、そのときの反省なども踏まえて、怒りというものについて、改めて考えた昨日なのでした。