若い頃に世話になった人が、今は、生活保護で一人で暮らしていることは、以前話しました。

何があっても、明るく生きていく

実はその人の息子さんが、50代で亡くなったのです。その知らせを受けたのが、僕が沖縄旅行に行っているときでした。6月の上旬のことです。

僕のほうも、7月1日に、母の49日法要が控えていたため、すぐに会いに行くことができず、やっと、昨日、横浜まで行くことができました。

会うのは実に30年ぶりとか、そのくらいの年月が経っているかと思います。

高知出身の気丈な女性で、81歳にしては、頭もしっかりしています。ただ、やはり、肉体の衰えは隠せず、2度、一緒に外出したのですが、歩くペースはゆっくりです。

部屋には、死んだ息子さんの遺骨の入った箱が布にくるまれて置いてありました。

3時間ほどは話したでしょうか。

絵を描いているということなので、世界堂で買った厚紙を10枚と、昔の写真を手土産に持って行きました。

自分にできることはわずかですが、コンビニで食料を買い込み、冷蔵庫に収め、息子さんと一緒に食事した思い出の蕎麦屋に行きましたが、満席だったので、別の店を探し、中華料理を食べました。

ちょうど、商店街には、先日亡くなった歌丸さんの横断幕がありました。
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昼食後、八百屋でスイカを買い、それを食後のデザート代わりに渡しました。

そして、昼過ぎにまたいずれ機会があったら会いましょうということで別れ、伊勢佐木モールや馬車道を通って、海のほうへ。

散策後、桜木町のカプセルホテルに入り、入浴後、また、夜の散策。

そして、今日は、ランドマークタワーの展望台に行き、みなとみらい周辺でゆっくりして、先ほど帰ってきました。

ランドマークタワーから、街を見下ろしながら、無数の人の暮らしと、その死を、想いました。
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西日本を中心とした豪雨被害でも、たくさんの方が亡くなっています。何の心の準備もないままに、死は、そのように、突然訪れることがあります。

僕も、他人ごとではありません。

誰にとっても、明日は、計り知れませんね。