昨日は、運送業の巨大倉庫での、荷下ろしのアルバイトをしました。

時間は、8時から12時までの4時間でしたが、日雇い派遣の人は、12時に終われたのですが、僕と、他の3人は、その会社に直接雇用のアルバイトのため、まだ荷物があるからと、30分残業しました。

仕事は、予想以上にきついものでした。

25キロの原材料が入った袋を、ひたすら荷下ろしし、さらにそれを、ある程度形を整えて、今度はパレットに積み上げます。

最初の10分で、かなり息が上がりました。

25キロという重量は、ただ普通に持つだけならば、さして重いものではありません。

簡単に言うと、スーパーマーケットなどで売っている10キロの米を2袋と、5キロの米を1袋、を一緒にした重さの袋を高いところから降ろし、形を整え、今度はそれを積み上げる、といった作業を想像してもらえればいいかと思います。

息が上がっても、休めないので、心臓がバクバクし、空気を吸い込むために、口を開けて呼吸することになります。

すると、かなり大量に舞っているに違いない粒子も、肺に吸い込むことになります。これも、つらかったですね。

水だけは自由に飲めたのですが、とにかく休みなしの仕事で、やっと15分の休憩が取れたのは、10時過ぎ。

後半、一番きつく感じたのは、腕の筋肉が痛み、おそらく乳酸がたまったのでしょう、腕の力が落ちた分を、腰でカバーしたため、かなり腰に来ました。
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重い袋を、一定のルールに従って、5段積み上げるのですが、4段目と5段目は、もはや腕の力だけでは、引き上げることができず、腰を使います。後半は、その頻度が増えたためか、腰を傷めたらいやだな、と思いながらの作業でした。

ともあれ12時半に仕事を終え、昼食後、母の面会へ。

さらにその後、今後お世話になるかもしれないターミナルケア病棟のある病院へ行き、説明を受けました。

そこで最初に見せられたのは、トイレ無しの個室で、一日10800円の部屋でした。

その後、トイレ付きの個室を見せられました。そちらは、一日16200円でした。

その後、4人部屋を見せてもらいました。こちらは、特別な料金はかかりません。

いろいろと説明を受けたのですが、お金がないと、そうした説明を聴くときも、怯えが走ります。

できるだけのことをしてあげたいと思っても、お金があるかないかで、かなり差が付くものだと実感しました。

午前中、倉庫での重労働のとき、数人の日雇い派遣の若者を見て(中には一人、僕よりも高齢に見える人もいた)、彼らの生活の苦しさを想像しました。

一人の若者、と言っても、40代くらいだと思いますが、彼は、昨日は別の会社で働いた、と言っていました。

あるいはまた別の、30代くらいの若者は、正社員に注意されるたびに、すいません、を連発しながら、懸命に働いていました。

どこに行かされるかわからない、日雇い派遣の重苦しさを感じました。仮に行く場所はわかっていても、行きつくまでは、どんな作業が待っているかは、ざっとしかわかりません。

また、収入も安定せず、将来を描いても、暗いものになりがちです。結婚などは、考えられない日常だと思います。

何だか昨日は、いろいろとありすぎた一日でした。