吉祥寺に、赤毛とソバカスという、ロック喫茶がありました。ジャズ喫茶も同時にやっていましたけどね。

高校時代、授業をふけて、友達の車で、吉祥寺に行き、赤毛とソバカスで、ジェフ・ベックとか、聴いていました。

そんな、40年以上前の出来事を思い浮かべ、今日、不覚にも泣いてしまいました。

さとう宗幸の青葉城恋唄の歌詞で、「瀬音ゆかしき杜の都 あの人はもういない」というのがありますが、あんな心境でしょうか。


あの頃、ロックばかり聴いていました。もう、アノ日々は戻りません。

あの頃、何にでもなれると信じていたあの頃。青かったあの頃。

友だちとバカばかりやっていたあの頃。

でも、好き勝手に生きたおかげで、後悔はありません。

忌野清志郎が死んで、何年になるのでしょう。

RCサクセションの「トランジスタラジオ」ではありませんが、僕も、御多分にもれず、授業をさぼって、友達の家で、麻雀をしたり、ツェッペリンを聴いたり、していました。

あの、赤毛とソバカス、吉祥寺の日々。

友だちのGTRで、吉祥寺に行き、埼玉県民からすれば、吉祥寺は、カッケー のですよ。

で、友達の、シャコタンの車で、吉祥寺に行って、飯を食って、赤毛とソバカスへ。

泣けます。

で、当時は、ハイライトを吸っていたのですよ。

ハイライトを吸いながらコーヒーを飲んで、何時間も粘ったなあ。

ちなみに、今は、たばこは吸いません。

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地下にあった、ロック喫茶と、ジャス喫茶。赤毛とソバカス。

今は、もうない。

今は、もう、どこにも、無い。

まあ、高校時代は、ジャスは聴いていませんでしたが、その後、マイルスとか、コルトレーンなんかも聴くようにはなりましたけど、それはだいぶ後の話。

高校時代は、ロック一色。

今度、吉祥寺に行ってきます。もう、赤毛とソバカスはないけど。近鉄デパートも、もうないんでしょうね。