朝の恒例行事、痰の吸引から始まって、顔や体拭き、オムツ交換、さらには胃瘻からの栄養補給のセッティングを終えて一段落したところなのですが、母が、寝不足を訴えていました。
 どうやら父が、夜中の3時ごろに、体のかゆみを訴えて、起こされてしまったようなのです。

 我が家は土地が30坪しかありません。100平米、ですね。
 その、広いとは言えない土地に、車3台分の駐車スペースを確保したので、必然的に、一階の建坪は少なくなります。一階にはお風呂場やトイレ、キッチンなど、生活するのに必要なスペースも要るので、居住用にまわせる空間は、さらに少なくなります。

 一階のダイニングキッチンは、14畳あるのですが、それは台所を含んでいますので、居住空間は十畳ほどになるかと思います。そこに、父のベッドが置いてあり、卓袱台を挟んだ位置に、母の寝床が敷いてあります。
 僕の寝室は二階にあるので、夜中に父が、何かを訴える最初の相手は、どうしても母になります。
 そうした理由から、母は時々寝不足を訴え、一階にもう一つ自分が落ち着ける部屋がほしいというのですが、それはできない相談です。
 母のストレスも理解できるので、なるべく週に一度くらいは、日帰り温泉に、連れて行くようにはしています。