「為替相場が急激に変動した場合、投資家がポジションを処分できない事態に発展するリスクがある」そうで、金融庁が、店頭FX(外国為替証拠金取引)の証拠金倍率を現行の最大25倍から10倍に引き下げる方向で検討している、とのことです。

まあ、僕は、FXはやらないので、詳しくはないのですが、日本では店頭FX取引の年間取引量が5000兆円もあることのほうが、びっくりでした。


自分が知らないだけで、そんなすごい金額が取引されていたとは。


人は誰でも、自分が関わっていることは、大きくとらえがちです。

一方、自分が関心がない分野のことは、小さくとらえがちです。


FXに関して言えば、すごいもうかったという話も聞けば、大損したという話も聞きます。

つまり、それだけ、振れ幅が大きいものなのでしょう。レバレッジ効果なのでしょうが。


株も、信用取引をすれば、3倍だったか、5倍だったかのレバレッジを効かせることができますが、僕は、全く信用取引というものには興味がありません。


オプション取引も、何度か自分なりに、勉強し、昨日は、放送大学で先物取引の、講義を聞きましたが、いまいちピンときません。


ピンとこないものは、神様が「お前には向かないからやめとけ」と言っているように思えるのですね。

で、現物一筋というわけです。


現物だって損をするときもありますが、レバレッジが効いていない分、被害は最小限です。

しかも、僕の場合は、第一の戒めとして、高値でのエントリーはしない、という決まりをかたくなに守っているので、どんなに欲しい銘柄でも、その時点で高ければ買いません。

その後どんなに値上がりしても、さっぱりと諦めます。

投資資金が少ないがゆえの、機会損失は、甘んじて受け入れています。

おのれを失ったら、投資においても、人生においても、ボロ負けすることがわかっているので、慎重に、そして冷静に、やっています。

冷静と情熱のあいだを、いつも行きつ戻りつしているわけです。