60歳の女性の平均余命は28.68年(平成26年簡易生命表より)ですから、60歳まで生きた女性は平均で89歳まで生きると考えられます。そこで、60歳から29年間の生活費を確保すると考えて、このように計算しましょう。

60~89歳までの生活費:15万6000円×12カ月×29年=5428万8000円


一般的なシングル女性の老後の生活費は、だいたい5400万円とわかりました。 
ここまで、全国平均データをもとに老後資金について考えてきましたが、1カ月の生活費が15万6000円では収まらない場合についても考えておきましょう。


こちらは、総務省家計調査(平成27年)に掲載された費目ごとのパーセンテージをもとに、ガイドが費目ごとの金額を計算した表です。食費は消費支出の24.4%ですから、3万5094円。退職後は自宅にいる時間が一般的に増えるので、自炊が中心になると考えると、ひとり暮らしの金額としてはあまり違和感はないでしょう。


ここで一番気になるのは住居費です。全国平均の住居費は、1万3807円となっていますが、これはマンションの修繕積立金と管理費が払えるかどうかといった金額ですよね。ローン完済後のマンションを持っている人、実家に帰って一戸建ての家に住んでいるといった人はこの金額でイメージしておいてもいいかもしれませんが、60歳以降も住宅ローンの返済が続く人や、一生賃貸に住もうと考えている人は、差額分を上乗せして用意しておく必要があります。


家賃などの差額として、仮にひと月5万円を上乗せする場合、老後のための必要資金は以下のようになります。

60~89歳までの生活費:(生活費15万6000円+家賃上乗せ5万円)×12カ月×29年=7168万8000円

約7200万円という数字となりました。

そのほか、全国平均では、ファッション代4459円、レジャー費1万5821円となっています。老後もファッションを楽しみたい人、旅行や遊びにお金を使いたいなど、ゆとりある老後を望む人は、やはり月額5万円を上乗せして、「老後資金は7200万円」と覚えておきましょう。


長くなりましたが、上記は、ALL Aboutのマネー記事からの引用です。

この金額を預貯金で残せる人は少ないでしょうが、当然、年金があるので、月に15万円ほどの年金があれば、何とかなるのではないでしょうか。

つまり、月15万ほどの年金をもらえる人は、極端な話、貯金がゼロでも良いわけです。

しかし、それでは心もとないので、仮に、1000万円、貯金があるならば、余裕、なのではないでしょうか。もちろん、僕の言う余裕は、人によっては全然余裕でもないわけですが。

最近、自分の老後生活の見通しについて、あまりにも能天気であるという指摘を受けました。貯金が少なく、住宅ローンを抱えている僕への、思いやりのある指摘だったのです。

そこで、実際いくらが世間の相場なのかを調べてみたわけです。

僕は女性ではないので、シングル女性よりも少ない金額で、やれると思っています。女性に不可欠なお化粧代やファッション代が、僕にはかからないからです。

そのため、シングル女性の老後の生活費を参考にすれば、おのずと自分の老後の見通しも立つかも、と思ったのですね。

僕の場合は、月7から8万円ほどの年金をもらえる予定なので、無駄を省いて乗り切るしかありません。そして大切なことは、年金以外の収入を確保することです。