介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2023年05月

人生のむなしさと老年散歩



幼少期の頃より、

漠とした不安と言うか、

生きることのむなしさみたいなものを、

感じていた僕は、

大いにペシミストだったのでしょう。


昨日は、

拝島経由で中神に行きました。

中神駅で下車したのは、

たぶん、

人生で初めて。


そこで、

とある人に会い、

お昼ごろに用事は済んだので、

そのまま帰ってもよかったのですが、 

八王子に行ってみました。

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眺めの良い9階のレストラン街で昼食。


そして、

15時台の八高線で帰宅。

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拝島ではしばらく停車。


老後資金こそ、

多くはありませんが、

僕はやはり、

放浪的な生活をしてきて、

良かったと思っています。


いろんな風景を見てきたから。





とにかく金を使わない!これに尽きます



昨日は、久しぶりに花火師で投資家のSさんが、

わが家にやっていて、

今の投資環境などについて語り合いました。


さて、投資の前にはタネ銭が必要。

そしてそのお金を貯めるときの鉄則。

出るを制して、金を貯める、と。 


井上陽水の歌だったか、

人生が二度あれば、ですか、

そんなのがあったと思うのですが、

スイマセン、ロック小僧なので、

フォークソングは詳しくないので。


で、もし僕が、若者に戻ったら、

全力でFIREに向けて邁進します。


その際、親元で暮らして住居費をゼロにし、

最低限の食費だけ家に入れて、

あとは全力で貯金しますね。


そして、とにかく金を使わないことに徹します。

若者の常として性欲の問題がありますが、

これも、右手が恋人の生活シコ貯金


本は買わず、

図書館を使い倒し、

お洒落もせず、

床屋は千円カットか、

自分でバリカンする、と。


そして、

稼いだ金は、

貯金と投資に回す、と。


節約を趣味に、

いや、

生きがいにして、

金を使わないことに勝る蓄財法無しを合言葉に、

女には目もくれず、

シコ貯金に励み、

増える貯金額を見てニヤニヤする生活。


これであれば、

臥薪嘗胆ののち、

40歳を待たずして、

FIREできると思うので、

その後の生活は、

たっぷりの自由時間を満喫しつつ、

旅行などをして暮らす、と。

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まあ、

そんなことを、

夢想してみたものの、

もはや過ぎたる僕の人生。


介護離職するまで社畜だったとはいえ、

その社畜だったからこそ気づいたこともあり、

いろいろな出会いもあり、

また、

負け惜しみでなく、

社畜暮らしの中にも、

いや、

社畜暮らしだからこそ、

たまに味わう喜びが格別
で、

これが毎日が日曜日の早期リタイアであれば、

これほどの感動もあるまいとも思え、

人生は何が幸せかを、

改めて見つめ直す、





僕なのでした。






100万円程度の預貯金は必要不可欠



なんか最近、

日本株が調子よいとのニュースを見て、

僕もわずかですが、

日本株を所有する者として、

それはまあ嬉しくもあるのですが、

僕自身の日本株については、

証券口座にログインしてみたところ、

200万円ほどの投資額に対して、

未だにマイナス13万円ほどが、

青色の字で表示されています。


以下は、金融庁が公表しているシニア世代の金融資産。


50歳代:預貯金683万円。生命保険237万円。個人年金保険147万円。債券24万円。株式325万円。投資信託116万円。

60歳代:預貯金1062万円。生命保険279万円。個人年金保険166万円。債券101万円。株式408万円。投資信託189万円。

70歳代:預貯金1009万円。生命保険246万円。個人年金保険82万円。債券119万円。株式586万円。投資信託226万円。


うーん、 僕は60代なので、

そこに目をやると、

いずれの項目も、

僕は平均以下。


というより、

僕が辛うじて持っているのは、

預貯金と株式のみ。

なので、他の、4項目はゼロ。


それでも何とかなっているのは、

家計を、自己のコントロール下に置いているから。

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収支のバランスさえ健全であれば、

預貯金は少なくても大丈夫。


ただ、そうは言っても当面の生活費や、

突然の出費に備えるためにも、

最低でも100万円程度の預貯金は、

必要不可欠だと、




思っています。




絶対的な権力を持つ者が自分の欲望を満たすために



この世に、完璧な人間はいない。

だが、同時に、全くダメな人間もいない。


人間にはいろいろな側面があり、

多面的な存在である、と。


これは、自分を観察していてもわかりますね。


たとえば、僕はかつてのバイト先では、

本当にわずかな側面だけで周りの人と接していました。

まあ、そうせざるを得なかった、という事情もありましたが。


以下は、日刊ゲンダイDIGITALからの一部抜粋。

「かつて、猿之助さんは一門の弟子に向かって“弟子なんか家畜だからな! お前らは家畜だよ!”と怒鳴り散らしたことがあったと言います。澤瀉屋のリーダーとして絶大な力を持っている分、一門に関係する役者たちは猿之助さんには絶対に逆らえない。そうした業務上の上下関係が、一般社会で言うハラスメント行為に発展してしまっているのです。もちろん猿之助さんは独身なので、業務上の上下関係があっても、お互いが求め合えば自由恋愛です。ただ、業務で優越な立場にある側が性的な関係を求めることは、相手の受け止め方によってはパワハラやセクハラにあたるのは、いまや常識です」「猿之助さんを拒絶したら怖い」というイメージが、一門の中には充満しているという。長年、澤瀉屋で役者をやってきた者も猿之助に嫌われれば、エキストラのような役しか与えられない。仕事のため、将来のためと自分に言い聞かせて我慢すれば、猿之助の覚えがめでたくなり、芸歴や実力には不相応ともいえる役を与えてもらえる。歌舞伎の世界は男社会である。同誌の中には「澤瀉屋周辺では、そうした猿之助さんの行動は知られた話で、周囲は、“今日は彼が腕枕要員だったんだな”という目で見るばかりだと言います」(劇場関係者)という記述もある。これが事実だとしたら、絶対的な権力を持つ者が、自分の欲望を満たすために下の者を性的に蹂躙(じゅうりん)していたジャニー喜多川のケースに酷似しているのではないか。

うーん、 僕が最初に家畜という言葉を、

ネットで目にしたのは、

ある宗教団体の元職員の書き込み。

信者からは、美の女神、

アフロディーテと崇められていた教祖婦人が、

その人格は感情の起伏が激しく、

口が悪く、ときどきヒステリーを起こし、

その際に口にするのが、職員は家畜という言葉。


その教団は、仏教的な教えも説かれており、

仏教の基本教義の一つに五戒、というものがあり、

その中には不悪口、すなわち、

人の悪口を言わない、があるので、

また、何というでたらめなことをこの元職員は書きこんでいるのかと、

憤慨したものでした。

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しかし数年後、

教祖がその夫人と離婚するにあたり、

実はその元職員の書き込みが、

真実であったことが知れ渡ります。


しかし僕のショックはそのことよりも、

神とされる教祖の口から際限なくあふれ出てくる嫁への悪口の洪水。

僕は、こちらのほうがショックで、開いた口がふさがりませんでした。


そのことだけが原因ではありませんが、

他にもいくつかの違和感があったことから、

3年ほど、教義の検証を行い、退会しました。


100歩譲って、教義が正しかったとしても、

その教義を少しも実践できないのであれば、

道の人ではありません。


自分を高いところに置き、

立派なことを言いながら、

実践が伴わないのであれば、

そのことに気づいた人から、

離れていくでしょう。


人間は不完全です。

だからこの世に生まれ出て、

それぞれが、

それぞれの立場で、

精進しているわけで、

その姿こそが尊いのです。





家賃込み5万6千円のスリムな暮らしで幸福に近づく



ネット環境により、

今の若者は、

僕が若い頃よりも、

はるかに賢い人が多い。


特に経済的な賢さは、

顕著です。


あ、もちろん例外もいますよ。

銀座の宝石店に強盗に入った若者とか。


刹那的に生きている者は動物的で知能が低く

中長期で人生を俯瞰できる者は知能が高い

簡単に言うと、

そういうこと。

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賢い若者に分類されるあまねこさんが、

ブログ内でいいことを言っていたので紹介します。


生きるために必要な基礎生活費(家賃、食費、光熱費、通信費など)をまかなえれば、取り敢えず生きていく事はできます。

基礎生活費が下がれば、その分稼がなければいけないお金も少なくなります。

稼ぐお金が少なくなれば、今の仕事でなくとも自分が苦になく働ける選択肢が取れるかもしれません。


うーん、 まさにその通り。

基礎生活費を下げることで、

選択肢が広がり、

セミリタイア生活への道も、

開けてきます。


ちなみに、彼がブログで公開している生活費は以下の通り。

家賃:3万(借上げ社宅)
食費:1万5千円
水道代:今住んでいる所が水道代無料
電気代:2500円(楽天でんき)
ガス代:3500円(プロパン)
通信費:5000円(楽天モバイル+Mugen Wi-Fi)

合計:5万6千円

うーん、見事なまでにスリムな暮らし。

月1万円の家賃で人生を満喫しているよよよさんなどは、

その先駆けですが、

自分軸をしっかり持って、

節約生活を勤しみ、

その先にある、

リタイア生活という、

より自由なパラダイスを求める姿勢に、

共感しています。




学を断てば憂いなし、雑情報を捨てて素朴に生きる



昨日の記事に対するコメントで、

専業主婦の旦那が支払っているとの指摘を受けたので、

それについて、少し補足。


以下が、年金サイトの説明の一部抜粋。


第3号被保険者は、国民年金の保険料を直接支払っていないので、配偶者の厚生年金保険の保険料を徴収する際に被保険者の分も加算されていると誤解している人も少なくないようです。しかし、厚生年金の保険料というものは、加入者の報酬に一定の率を掛けることで保険料が決まっており、被扶養配偶者の有無で保険料が変わることはありません。実は、第3号被保険者の保険料は、配偶者が加入している厚生年金制度の財源から一括して国民年金に支払われています。


つまり、専業主婦の旦那が独身であっても、

その報酬で決まるので支払う金額は同じ。


妻の分も加算して払っているのならば、

確かに旦那が支払っていると言えるかと思いますが、

そうはなっていなくて、

第3号被保険者である妻の分の年金は、

パートの主婦や独身会社員、

子育てをしながら働くシングルマザーファーザーなどの、

すべての厚生年金加入者の

支払った厚生年金の財源から、

回しているわけですね。

なので、専業主婦は、

フリーライドと言われるわけですが、

かつての豊かだった日本であれば、

専業主婦の比率も多く、

旦那が稼いで主婦は家庭を守るというのが、

一般的だったので、

問題にもされなかったのですが、

ここまで共稼ぎが増えてくると、

専業主婦への風当たりも、

強くなってきたのでしょうね。


ということで、

今日の話に移ります。


新聞代というのは、

月いくらくらいするのですかね。


4000円くらいですか?

まさか、

5000円はしませんよね。 


テレビを見ない人が増えているように、

新聞購読をしない人も、

増えているようです。


僕も新聞は図書館で、

ざっと流し見する程度。


なんか情報って、

疲れるんですよね。

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学を断てば憂いなし、

ということばがありますが、

あれは、

人生の晩年を生きる人にこそ、

あてはまるように思います。





専業主婦にばかり良い思いをさせるなという声が



知ってます?

専業主婦は、

第3号被保険者という、

特権的な身分があるのですよ。


これなどはもう、

昭和の時代の遺物。 


どういうことかというと、

1円もお金を払わずに、

老後は国民年金を、

満額受け取れる
というもの。

満額ですよ、満額。


つまり、

稼ぎの良い旦那を持った妻は、

左団扇で暮らす生活が、

老後も続くというわけ。

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ところが最近、

この現状をおかしいと思う人が増え、

それと言うのも、

共稼ぎが増えているからなんですが、

専業主婦ばかりが甘い汁を吸うのはおかしくね、と。


なんとあの連合が、

廃止要請を検討しているのだとか。


うーん、そうした事実を見るにつけ、

今の日本の置かれている現状が、

かなり切羽詰まっているのが、

わかりますね。





60代でもらう年齢ごとの年金平均の実態



社畜としての長い道のり。

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その先にある年金生活というオアシス。

そのオアシスの実態や如何に。


まさに痒い所に手が届く、

実際の年金事情が、

一覧表として公開されているので、

アップしてみました。 

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ううーん、国民年金だけだと、本当に厳しい。

65歳になっても、全然増えない。


転職が多かったとはいえ、

しかも、ずっと平社員だったとはいえ、

しかも、定年前に介護離職したとはいえ、

サラリーマンをやっていて良かったと思えるのは、

厚生年金をもらえるから。


今、64歳で、曲がりなりにも月5万円ほどの、

厚生年金がもらえていて、

65歳になれば、

基礎年金がプラスされて、9万円越え。


サラリーマン生活はつらいこともあったけど、

年金をもらう段になると、

報われた感があるのは、

僕だけではないでしょう。




「がむしゃらに働く」という重荷を降ろしたい



昨日は、

ダメ夫を持った妻の悲しみについて触れましたが、

記事をアップした後、

ネットサーフィンをしていたら、

botanさんのブログで、

以下のようなつぶやきが。


家庭での私は、もっぱら外貨を獲得する戦力でした。

家事、育児もしてきたけど、メインの役割は、やっぱり働くこと。

 

そのことについて・・・ ずっと少し悲しい気持ちを抱えてきました。

働いても働いても、いつも足りない、十分じゃない。そういう虚しさ

 

子供たちへの責任を果たした後は、この「がむしゃらに働く」という重荷を降ろしたい。


うーん、まさに、 昨日の記事の内容にも重なる話。

外貨を獲得する戦力、という言葉に、

今の多くの主婦が、

同じ様な立場で、

あるものはレジ打ちとして、

あるものはコールセンターで、

あるものは介護の現場で、

あるものは清掃作業員として、

働いているのではないでしょうか。

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今や主婦労働を抜きにしては、

日本経済は成り立ちません。


専業主婦で優雅に暮らしている女性は、

むしろ少数派、

なのかもしれません。





働かない夫がだんだんお荷物になってきた59歳女性



僕は結婚経験がないので、

いろいろな夫婦の話を参考にして、

人生の奥行を、

探っています。


そんな僕でも、

危うく結婚させられそうになったことがあり、

それは、あの悪名高き、合同結婚式。


まあ、その前に脱会しましたから、

事なきを得ましたが。


以下は、オールアバウトからの一部抜粋。 


「あと1年で定年なんです。その後も65歳まで働くことはできますが、給料は激減するのに業務は今と同じ。人員が減っているからもっと厳しくなるかも。働き続けることに意味があるんだろうかと考えてしまいます」
そう言うのはリツコさん(59歳)だ。リツコさんは大学を卒業して、今の会社に入社した。29歳のときに最初の結婚をして、長女をもうけるが、夫のモラハラに耐えられず33歳で離婚。当時3歳だった娘は彼女が引き取り、両親と4人で暮らしていた。「娘が小学校に入ったところで、3年ほど付き合い、娘も懐いていた5歳年下の彼と結婚したんです。そのときすでに妊娠していました。私ひとりで育てようとも思ったんですが、彼が結婚したい、と。実家の近くに賃貸マンションを借りて新生活となったんです」ところが結婚した途端、夫は、勤めていた会社が倒産し精神的に不安定になった。自分が働いている限り、なんとかなるからとにかく落ち込まずにゆっくりとやりたいことを探したほうがいいと彼女は言った。給料の中から夫に生活費と、彼の小遣いを渡すとき、リツコさんはどこか釈然としない思いがあったという。その後、夫はリツコさんの扶養に入り、ときどきアルバイトをする生活になった。子どもたちが大きくなると、幼いころほど時間をとられなくなる。夫はゲームに夢中になっていった。無気力というわけではないが、勤務先の倒産以来、まったく継続的には働かなくなった夫。長女は大学を出て就職して家を離れた。次女は専門学校に在籍しているが、来春には就職する。寮生活なので同居はしていない。「夫婦ふたりだけの生活になってみると、なんだか夫がうっとうしいんですよ。かわいそうだとは思うけど、今も夫は家事をして、ときどき短期のバイトをするだけ。さすがにもう就職しろとも自分のやりたいことはないのかとも聞けず、見守っているだけです」リツコさんは悪い意味で言っているわけではないという。夫はそういう生き方しかできなかったのだと考えている。「ただ、そのために自分が定年後も働いて夫を食べさせていかなければいけない夫がいなければ私は60歳でやめて、細々と暮らしていかれると思うんです。このところ疲労は抜けないし、ちょっとした睡眠不足で翌日がひどくつらい。かなり体が弱ってきたと実感しているんです。母はノーテンキに『働ける間は働いたほうがいいわよ』と言いますが、業務が今と変わらず収入が半分程度まで落ち込むのは精神的にはキツい。でもそれを夫に相談するわけにもいかず、悶々としているんです」夫がいてくれて助かったことはたくさんある。だが、自分が果たして夫を「愛している」のかと考えると、とてつもなく「損をした」ようにしか思えないのだという。


うーん、最初に結婚したモラハラ夫よりは、

幾分マシではあるのかもしれませんが、

この2番目の夫もパラサイトしてて、

稼ぎの少ないダメ亭主。


妻に寄生して養分を吸い取るパラサイト夫は、

今も昔も一定数いるかも。


夫婦生活を損得で考え出したら、

もう末期症状じゃね、と、

僕などは思うのですが、

結婚もせず気楽に生きてきた僕が、

偉そうなことを言える立場でもありません。

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ただ、縁があって一緒になった夫なのですから、

少しでも良いところを数えるとかしながら、

ダメ夫に苦労させられる妻は、

それを今世の修行と割り切って生きるしか、

ないのかもしれません。





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