介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2022年12月

みなさんさようなら、そして、人生は、単純、です



昨日は、Iさんと、東松山市のぼたん園へ。

太陽の当たるベンチで数時間ほど話し、

その後、Iさん宅に移動して、さらに夜になるまで対話。


また、話は多岐にわたると同時に、

僕自身も、大きな発見がありました。

改めて、対話の重要性を認識した次第。


さて、今日の話は、単純な話。



お金持ちなのに、

不機嫌そうな顔の人を見たことはありませんか?


反対にお金はないのに、

暢気そうに暮らしながら、

悩みもなさそうな人を見たことは?


ここに、

幸せに生きるヒントがあると、

思いませんか?


僕は、

他人を観察するのが、

半ば趣味のようになっているので、

退屈することがないのですよ。


あるいはまた、

直接会うことはなくても、

今の時代、

他人様のブログを読めば、

その人が普段何を考えているのかがわかる、と。


まさに、

百花繚乱なのですが、

つまり、

人は、十人十色で、

感じ方は様々だということ。


で、出だしの話に戻りますが、

お金があれば幸せになれると思っている人が多いのですが、

いくらお金があっても、

不機嫌に暮らしていたら、

ちっとも幸せじゃあ、ありません。


一方、お金はあまりなくても、

足ることを知って楽しく暮らしている人は幸せ。


先日、中江有里さんの講演会の申し込みをしてきました。

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あ、勿論、無料です。

彼女は、

無類の読書家で、

知られています。


どんな話が聞けるか、

楽しみ、です。


楽しいことを、

積み上げていくのが、人生。


そう、

人生は、

単純、



なのです。 




自分の生活も大切ですが世界に目を向けるのも大切なこと



世界を見ても、

日本を見ても、

混迷を深める今、

自分の生活も大切ですが、

同時に、

世界に目を向けるのも大切なこと。

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まことにローカルな話ではありますが、

幸福実現党の初代党首の名を、

知る人は、

多くはありません。


当時、

僕はまだ、

会員だったので、

憂国の思いから、

敬愛する坂本龍馬の写真を首にぶら下げて、

幟を持って、

一人で街を練り歩いていました。


好奇の目で見る人も多く、

大半は、シカト。


まあ、それは良いとして、

当時初代党首であった饗庭さんを、

久々に見る機会がありました。


アボットさんの英語はクリアで聴き取り易く、

英語の勉強にもなって、一石二鳥。





今は、幸福の科学を退会した僕ですが、

憂国の思いは、

持ち続けています。



 

「工場勤務」の給与の実態



仕事は昨日まで、

という会社勤めの人が多かったのかな、と。


二つ前の僕のアルバイト先が工場だったのですが、

正社員と派遣社員とが、

同じラインで働いているのを見て、

雇われ形体の差で、

賃金も違ったりするのかなと、

思ったりもしていました。


工場勤務でも、

節約と投資で資産を積み上げ、

30代で早期リタイアする人もいますが、

そうした人は、かなり稀。


以下は、幻冬舎オンラインからの一部抜粋。


工場勤務者の職場となる工場や倉庫は、都市部や郊外のほかにも沿岸地域や山間部など、全国各地に広がっていますが、その7割は東京、大阪、名古屋の三大都市圏に集中しています。正社員率は77.2%。工場勤務と聞くと有期契約の非正規社員の割合が多いイメージがありますが、実際は8割弱が正社員として働いています。

工場勤務である「生産工程従事者」の平均給与(平均年齢41.9歳、平均勤続年数12.8歳)は月25万7,200円、手取りにすると20万円ほど。賞与も含めた年収は推定425万5,000円です。工場勤務は日本人の平均を下回る給与水準のようです。

超過労働時間、つまり残業時間は17時間と、「輸送・機械運転従事者」の27時間ほどではありませんが、それに次ぐ水準。生産ラインは常に一定ではなく、時期により繁忙期が発生する場合も。そのため、他と比べて残業時間は長くなっていると考えられます。低賃金、しかも残業も多い……あまり良好とはいえない環境で働いている工場勤務者は多いといえそうです。

うーん、 どの業界も楽ではありませんが、

こうした実態を知れば知るほど、

NHKの職員の好待遇が、

際立ちます。


高収入の人も、

非正規雇用の人も、

受信料は一律。


工場勤務に限らず、

仕事のストレスをお金で晴らそうとすると、

資産は貯まりません。


なので、

蓄財を目指す人は、

お金のかからない趣味を持つとか、

お金を使わないストレス発散が必要かな、と。


僕は今、

リタイア生活で、

ストレスもありませんが、

図書館巡りと、

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街歩きが趣味。


なので、

お金は、

ほとんどかかりません。


労働者の皆様、この1年間、お疲れ様でした。




あ、年末年始でも働いている人もいますね。

実は僕も、

現役時代は、

そうした人たちの一人でした。

ローテーション勤務でしたからね。





軽く扱われたときのモヤモヤについて



切れる老人を見ていると、

意外に現役時代に管理職だった人が多かったりします。

要するに、会社内では偉い人、ね。


でも、そうした人も、

ある年齢になれば、

一部の例外を除き、

重要ポストからは外されて、

社内的には、終わった人になる、と。


で、会社内にしか居場所がなかった人が、

いよいよ定年退職して街に出てみると、

世間の人から見たら、

ただのしょぼくれた老人にしかすぎません。


でも、

ご本人の中では、

尊大な自尊心が、

渦巻いているままだったりもします。


こうした人が、

スーパーのレジで怒鳴り声を上げたり、

静かにしていなければいけない図書館内で、

職員をつかまえて自慢話をしたり、

まあいろいろと、

自分の存在を誇示しているわけです。


以下は、ひろゆきの言葉からの一部抜粋。


 相手から「ナメられた対応をされる」「適当な返事をされる」などをされると、ついモヤモヤしてしまうかもしれません。

 僕の場合は、むしろ逆に嬉しくなってしまうんですが、普通の人は違うかもしれません。

 まず、モヤモヤするということは、あなた自身の考えに未熟なところがあります

「この私に向かってそんな態度が許されるのか?」という驕りがあると思うんですよね。

 そういう自尊心があると、日常生活や仕事において、疲れてしまいます

 失礼なことをされても、「まあ、大したことないから仕方ないか……」くらいに受け止めてみましょう。

 そして、「後から見返してやる」と思えばいいのです。

 失礼なことをしてきた人が、後から「あれは失礼だった……」と気づくようにする。

 そのためには、あなたが仕事で大きな成果を出したり、偉いポジションになればいいだけの話です。

 要するに、あなた自身の成長のために利用すればいいのです。

 いちいち、イライラして言い返したり、反撃したり、苦言を呈さなくてもいい

 大きな器で受け止めて、相手に後から焦らせればいい。



うーん、半分同意、半分違うんじゃね、かな。

同意する部分は、太字にしてみました。

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同意しかねる部分は、

「後から見返してやる」と思えばいい、の部分。

これは、僕の年齢においては、ですが、

見返すなどと思うこと自体が、時間の無駄。


ただ、若い人には、

有効な考えだと、思います。

それが、

成功へのモチベーションに、



なったりしますからね。




町工場の仕事で月12万円、毎日がつらかった



転職が多かった僕の人生の中で、

とりわけ不向きだと思ったのは、

工場の流れ作業。


工場、

と一口に言っても、

いろいろあり、

それなりに面白みのある仕事もありましたが、 

どの工場で働いていた時も、

時間が経つのが遅かったのを覚えています。

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以下は、婦人公論からの一部抜粋。


少し前まで町工場で6年働いていたのですが、つらい6年でした。 入社当時小学生の娘と保育園の息子がいて、子どもたちに負担をかけないようにと、午前9時から午後4時まで勤務していました。最低賃金だったので、収入は多くても月11万~12万円でした。 機械でプラスチック製品を作るのに部品を入れる単純作業。毎日がつらくて、つらくて。自分がまるでロボットになったような、じきにAIにとって代わられるような仕事でした。 コロナで子どもの小学校が一斉休校になった2020年の3月からしばらくは、シングルマザーの私が子どもを見るしかなかったので、仕事を早退したり欠勤したりして対処しました。


うーん、骨身に染みる内容。

大変な思いをして得たお金は、

安易には使えません。


子供のためだから、

頑張れたのでしょうが、





切な過ぎます。




苦行層のようなリタイア生活は幸せなのか



早期リタイアと言っても、

いろいろなパターンがあります。


山中一人さんや、

招き猫の右手さんのような、

家庭を持ち、

マネーリテラシーが健全で、

生活もしっかり楽しみながらの、

バランスの良い早期リタイアもあれば、

痩せ我慢にしか見えない、

節約型リタイアもあります。


極端な場合は、

暖房器具もない生活。

寒さに震えながらの貧乏飯。

そして女性にも縁のない、

右手が恋人の生活。


まさに、

苦行僧としか、

言いようのない生活。


人間の楽しみの基本、

食欲、性欲、睡眠欲を満たした生活が、

おざなりにされた、

出家者のような生活。


まあ、睡眠だけは、

たっぷりとれているかもしれませんが。


それでも、

本人が幸せであれば、 

これはもう、

他人がとやかく言うことでは、

ありますまい。

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ただ、人間は年を取ります。


若い頃は耐えられる寒さも、

加齢とともに、

耐えがたくなります。


貧乏リタイアであっても、

過酷な労働から逃げられただけでも幸せなのでしょうが、

やはり、

資産のあるリタイアに、

越したことはありません。




何かに追われている生活はつらい



人が追い詰められるときというのは、

時間、お金、人間関係、ではないかな、と。


昨日も少し話したように、

35歳まで仕事が長続きしなかったのは、

僕がヘタレであったのと同時に、

追われる生活がどうにも我慢ならなかったから。


営業職の時はノルマに追われ、

納期に追われ、

得意先と現場との板挟みになり、

ストレスMax。


営業はほとほと向いてないとわかり、

現場仕事もいくつかやりましたが、

これもまた肉体的にきつかったりして、

そんなこんなで30代も半ばに。


そんな僕が逃げ込んだ駆け込み寺が、

ビル管理業界でした。

その業界で複数の資格を取り、

業界内で一度転職はしましたが、

足掛け20年以上働いてきました。 

24時間勤務のリズムが、

怠け者の僕には合っていたのでしょう。


昨日の朝、温度計を見ると、

室内なのに、3.7度。

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窓の結露も凍っていました。


仕事をしていない生活は、

こんな寒い朝に家を出なくてよい、と。

これだけでも、天国です。


以下は、新聞記事をパチリとしたもの。

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本当に、日本国民は、働き過ぎです。

その挙句に体を壊し、

精神を病む人もいる始末。


北欧や欧州では、

もっと上手に働いているのに、ね。


今は、誰かに急き立てられることもなく、

徹底的に、自分ペースの日常。

ストレスが少ないから、

生活費も多くは要りません。




仕事が長続きせず、 人生土俵際だった頃



もう30年近く前の話です。
 
仕事が長続きせず、

人生土俵際。


転職は、

35歳を過ぎると難しくなるのは、

今も昔も同じ。


そんな僕に転機が訪れたのは、

まさにその、

35歳のとき。


35歳で入社した会社で仕事が安定し、

調子こいて、

月の小遣いは平均10万円。


一番お金を使いまくっていたのが、

35歳から40歳まで。


40歳で分譲マンションを購入し、

そこからは住宅ローンの支払いもあり、

小遣いはぐっと少なくなりました。


そのマンションも、

親の介護が必要になって売却し、

実家に戻っての介護離職。


で、今は少ないとは言え、

年金の特別支給分を貰っていて、

これも、あの時の転職があってこその結果。

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今もあの、

人生土俵際だった頃のことを想うと、

何とも切ない気持ちに、

なったりします。


回り道を繰り返して、

今ここで、



生きています。





行き場のない人たちの生きる場所、大阪西成



昨日は高い学歴がありながら、

時代が悪かったのか、

人生の皮肉と言うか、

貧困に陥っていった人生を、

取り上げたのですが、

事程左様に、

人生いろいろ、

生きざまもいろいろ。


置かれた場所で咲きなさい、

という言葉がありますが、

どんな場所でも、

そこを受け入れることができた人には、

安らぎが生じます。


ただ、この言葉も使いようで、

カルト宗教などが、

奴隷のような場所に落とし込んでおきながら、

置かれた場所で咲きなさい、に近いことを、

言うことがありますからね。


それは、

ブラック企業も、

同様だったり、します。

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東京の山谷地区には、

何度も行ったことがありますが、

大阪の西成には、

行ったことがありません。




うーん、 築90年の家での共同生活。

それぞれの人が、

その人なりの、

居心地のいい場所を求めて、

生きているということ。


共同生活だからこそ得られる安らぎもあるのだと、

わかりますね。



研究者を目指した時からワーキングプアの道を



人生は大きく分けて二通りがありますね。 

思い通りの人生を歩んでいる人と、

そうでない人。


で、大半の人は、

後者なのですが、

その後者にも、

大きく分けて二通りがあると思うのですよ。


思い通りには行かない人生だったけれど、

むしろそのおかげで思わぬ学びを得たし、

それで良かったのだと、思えるタイプ。


ちなみに僕は、この上記のタイプです。

思い描いた人生ではなかったけれど、

むしろそのおかげで成長できたかな、と。


一方、思い通りに生きられなかった挙句に、

今もなお不満を抱えているタイプ。


以下は、そんなタイプの一例で、「婦人公論」からの引用。


埼玉県の松田さん・56歳の場合――。

研究者を目指して大学院でも学んだのに、ずっと大学の非常勤講師のまま。年収は200万円程度で、典型的な「高学歴ワーキングプア」です。だから、大学院時代に借りた奨学金の返済がまだ250万円も残っています。 結婚して子どもができてという当たり前の生活、ささやかな幸せを望んでいたけれど、そんなことを考えるのも空しいんです。誰か、「年収なんて関係ない」と言ってくれる女性はいないものでしょうか……。現状、誰も相手にはしてくれないでしょうけど。 埼玉県にある実家で暮らし、10年前に父は癌で亡くなり、母は5年前に脳出血を起こして認知症になってしまいました。自分が母の介護をしています。 振り返ると、父を亡くしてから、私の「失われた10年」が始まったのでしょう。でも、もっと遡れば、研究者を目指した時からワーキングプアの道を歩むことになったのだと思います。


うーん、高学歴なのにワーキングプアだと、

本当に人生、割に合いませんよね。

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僕などは、高卒で、35まではフリーター。

そこから何とか長く続く仕事に出合い、

いちばん多いときの年収が498万円でした。


500万円には、

わずかに届きませんでしたが、

独り者であれば、

十分な額。


この松田さんの場合は、

同情の余地は大いにあり、

本人の責任とばかりも言い切れません。


学歴はなくてもマネーリテラシーがあって、

若いうちから資産を増やして、

早期リタイアする人もいますから、

賢さとは何なのだろうと、

思ってしまいます。


学歴よりも、運、のほうが、

大事なのかなあ、と。




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