介護離職からのおひとり様ローコスト生活

定年まで数年を残して、介護離職したのち、父を自宅で看取り、その後、母も末期がんで亡くしました。両親の介護のために建て替えた家の住宅ローンを払いながら、ローコスト生活で生き抜く日々の暮らしと心象風景を綴っています。

2020年07月

川越市立美術館の鑑賞定期券「えみるか」


川越市立美術館には、しばらく行っていません。

僕の家からだと、美術館と名の付くものでいちばん近いのが、川越市立美術館なのですよ。

川越市出身の画家、相原求一朗が好きなので、

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特別展のときに、2回ほど行きました。


 

大正浪漫夢通りを通って相原求一朗に会いに行く

 

菓子屋横丁とスカラ座と相原求一朗回顧展


うーん、

 
 

冬の風景が好きな画家らしく、自身も、冬に生まれ、冬に死んだ人、でした。


で、一年間有効の「えみるか」を買えば、1600円で、常設展と特別展が見放題になるのですよ。

たぶん、えみるか、は、絵見るか、の意味なのではないか、と想像しているのですが、まあ、これは良いシステムですね。

美術館好きは、いま流行のサブスク、ではないですが、見放題はありがたい話。

まあ、コロナの様子も勘案しながら、また川越に行ったときは、考えてみましょう。



 

娘と一緒にお酒を飲めるなんて羨ましい


僕には、子供はおろか妻もいないし、介護していた親も今は他界。

さらに言えば、唯一の兄弟である弟は生まれてすぐに他界。

ということで、天涯孤独なのですが、先日、友人に、娘さんと一緒に酒を飲んだ話を聞き、うらやましく思った次第。

僕は、お金持ちはあまりうらやましいとは思いませんが、家族に恵まれている人は、いいなあ、と、素直に思います。

息子がいたら、一緒に酒を飲んで人生を語る、みたいな夢が、男には潜在的にあると思うのですが、それもいいのですが、娘と飲む酒は心底美味いだろうなあ、とは思いますね。

娘に嫌われていない、というだけで、その父親は大したものだと思います。

さらに言えば、好かれていて、一緒に酒まで飲めるというのは、これは、父親冥利に尽きるというもの。

子育てが間違っていなかった、ということでもあるし、本当に愛情がちゃんと子供に伝わっているのだと思います。

男は不器用ですから、子供を愛していても、それを表現するのが下手だったりしますからね。

あまりにもうらやましく思ったせいか、僕も、その友人の話を聞いた夜、夢を見ましたよ。

このところ、鉄道の夢を見ることが多いのですが、そのときの夢は、娘が出てきて、お父さん一緒にお酒を飲もうよ、と、言うのですよ。

で、その娘というのが、吉岡里帆さんにそっくりでした。

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いやあ、嬉しかったですけど、僕の娘なら、こんな美人のはずはない、とは思いましたが、あくまでも夢の中の話ですからね。

まあ、夢から覚めたら、いつものように、天涯孤独のおひとりさま、なのですが、ね。


僕のブログにときどき登場する、タクシードライバーのMさんも、一人娘とは本当に仲が良くて、共に犬好き、写真好きと、共通の話題があるのもいいのではないでしょうか。

娘さんは、順調になりたかった仕事、トリマーをやっていますし、今や勤め先のペットショップでは、なくてはならない存在だそうです。 



白雪姫の老後破産


かつて、白雪姫とまで言われた天地真理が、老後破産

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といううわさを聞いて、調べてみましたが、それはないようです。

何でも、娘さんもいて、それなりの暮らしだとか。

ただ、かつて売れていたこともあり、かなりの浪費家のようです。


昨日の、浪費の記事からのつながりで、調べてみたのですが、天地真理も、もう、いい年なのではないでしょうかねえ。



うーん、この曲を聞くと、中学時代を思い出します。 


借金をしてしまう理由


借金をする理由というのは様々だと思うのですが、借金にも、良い借金と悪い借金があるように思うのですよ。

僕も、借金をしていますからねえ。

住宅ローンという名の、ね。

でも、この借金は、親の介護のためだったし、親の晩年の幸福に寄与した借金だったので、大正解。

ただ、世の中には、良くない借金というのも、あります。

今朝読んだ記事で、身につまされるものがあったので、紹介します。



    相談者

買い物症候群さん(仮名)
女性/会社員/45歳
埼玉県/持ち家(1戸建て)


家族構成

夫(会社員43歳)、子ども2人(長男18歳、次男12歳)


相談内容

来年長男が大学進学だというのに貯金が全くありません。しかも、夫に内緒の借金が400万円超あります。借金返済のための借金を繰り返すうちに、多額の借金を抱えてしまいました。それでもクレジットカード(リボ払い)での買い物がやめられない最低な自分を何とかしたいです。

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家計収支データ補足

(1)ボーナスの使いみち
住宅ローンのボーナス払い58万2000円が年2回、残りは全額、生活費の補てん

(2)保険料の内訳
・夫婦/ガン保険(入院1万円、診断給付金 100万円)=保険料3000円(給与天引)
・夫/定期保険(保険期間60歳、死亡保障3000万円、医療特約入院1万円)=保険料1万円(給与天引)
・妻/定期保険(死亡保障1000万円、医療特約入院1万円)=保険料4000円

(3)住宅ローンについて
借入額4000万円(夫2500万円、妻1500万円)、借入期間/24年、金利1.225%、現在のローン残高3300万円

(4)教育費の内訳と希望する進路
長男の授業料/1万円、次男の給食費/5000円、長男・次男の塾代/4万5000円
長男=私立文系、次男=国公立理系

(5)車両費(2台分)の内訳
ガソリン2万円、クルマのローン4万円

6)食費について
外食は平均2万円程度、夫婦と長男の昼食代も含む

(7)妻の抱える借金の内訳
購入品目は主に化粧品、洋服、家電製品、家具、雑貨等。借入金の内訳は以下のとおり。

1. フリーローン
借入額300万円、金利7.8%、返済期間7年、返済額/月3万973円/ボーナス9万4045円

2. カードリボ払い
借入額60万円、金利15%、返済額/月1万3500円、利用額が増えるため返済期間は不確定

3. 共済貸付
借入額80万円、金利2%、返済期間5年、返済額/月2万5520円

(8)借金をしてしまう理由
コンプレックスが強く自己改善を図ろうと自己啓発、美容や癒し、スピリチュアル関係の本を読むと書かれていることを実践せずにはいられない。

また、夫に対する不満も強く、時間やお金を遣うことを抑制されると日頃のストレスがMAXに達し気がつくと買い物に走っている。ネットショッピングが多い。気の合う友達もいないため、他に楽しみがない。



うーん、 これに対するFPのアドバイスは、以下の3点。

アドバイス1:治療をするくらいの気持ちで、人の助けを借りる
アドバイス2:奥様の収入を活かせれば道は開ける
アドバイス3:クレジットカードを手放す生活に


うーん、クレジットカードは、本来、上手く活用すれば、ポイントも付くし、お得なものなのですが、それはきちんと家計管理ができれば、という条件付き。

この奥さんからは、やはり、クレジットカードを取り上げないと、いけないでしょうねえ。

借金をしてしまう理由が、言い訳がましくつらつらと書いてありますが、これは過食症などと同じで、心の空洞を埋めるために買い物依存に走っているのですよ。

過食症も、おなかがすいて食べるのではなく、心の空洞を埋めるための代償行為ですからねえ。

つまり、根本的なことを言えば、心が満たされていないと、買い物依存が改善しても他のはけ口を探すでしょうから、いたちごっこ。

気がつくと買い物に走っている、なんて、どんだけ無意識状態で生きているのか、という証左。

鴨長明の方丈記でも読んで、心を静めてください、と、言いたいところですが、こういう人に限って、読書が好きでなかったりするのですよ。

読書、というのは、ある程度落ち着いた精神状態にないと、出来ませんからね。

まずは心を静めないと、いけませんね。

そんな状態で、スピリチュアルな本を読んでも、要らんもんを買わされて、また借金が増えるだけ。

お金の使い方も、精神状態のあらわれ、なのです。

そんなことをのたまう僕は、といえば、今日も、鴨長明よろしく、お金を使わずに、悠々自適に生きています。



今年4つ目のスイカと一か月の食費


スイカは、だいたいまるごと一つ買うか、あるいは、半分切りにしたものを買うのですが、それより少なく切り分けたスイカだと、かなり高くつきますからね。

僕が、一人暮らしには分不相応な大型冷蔵庫を所有している理由の一つが、スイカを保存したいから。

で、今年は、熊本産のスイカ2個と千葉産のスイカ1個をすでに食べているのですが、4つ目に買ったのが、金沢産のものでした。

あまり金沢産のスイカというのは見かけたことがなかったので、興味を持った次第。


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すでにこのスイカも、先週食べ終えたのですが、食べるのに2週間かかりました。

その理由の一つが、雨ばかり降ってあまり暑い日がなく、そんなに一度にたくさんの量が食べられなかったから、と、時を同じくして大型のメロン4つが届いて、メロンにも手が伸びていたから、です。 

スイカも、最後まで甘みが残っていて、美味しくいただきました。

まあ、スイカといえば、尾花沢産のものがおいしいですよねえ。

この5月までアルバイトをしていた会社は、山形県にも工場を持っており、その関係からか、尾花沢産のスイカをトラックで運んできて、希望者に頒布するということをしていました。

今年は梅雨が長くて、まだ本格的にスイカ食いてー、という日は少ないのですが、あと何個、食べられるでしょうかねえ。

年を取るにつれ、一回ごとの食事も、なるべく味わいながら食べたいと、思うようになりました。

お金を気にせず食材を買っていますが、それでも月の食費が2万円前後でおさまるのは、3食食べない習慣が身についているからかもしれません。

基本は一日2食、ときどき一食、ですからね。

旬のものを食べることと、一日2食で、オートファジーを働かせることは、健康にも良いと、思っています。

いつ死んでもいい覚悟


昨日は雨の中、友人のIさんが東松山市から来てくれて、そのまま僕の町にある湖に行きました。

その湖のほとりの小高い山の中に東屋があって、そこで雨をしのぎながら対話しようと思ったのですが、思いのほか雨が降っていて、東屋へと向かう坂道の階段に沿って水が流れ落ちているので、急遽場所を変更。

湖に来る道の途中にある、総合運動公園へ。

広い敷地の芝生の中にある藤棚へ行ってみたのですが、藤棚というのは日よけにはいいが雨除けには今一つで、ベンチが濡れている状態。

では、体育館の中の椅子へ、と思ったのですが、玄関へと向かう途中、Iさんが、あそこは、と指し示した場所が、ちょうど凹んだ空間。

屋根もあり、空間的な広さもあり、ということで、そこに決定。

Iさんが車に積み込んであるミニ椅子とミニテーブルをそこにセッティングして、対話をしました。

Iさんは、自身がベーシストでもあり、ロックに造詣が深く、音楽の話をしばらくしていたのですが、このまま行くと音楽の話だけで何時間も、というのも、と思い、話題を変更。

その後、実に様々な話をしたのですが、僕は、改めて、今の自由な時間を生きている暮らしが正解だなあと思うと同時に、いつ死んでもいい覚悟を持っていたほうがいいという気持ちを、さらに強くしました。

今、61歳で、もう、シニアと呼んでも良い年齢ですし、先のことはわかりません。

なので、今だけを見つめていようと、思った次第。

Iさんのほうは、僕より10歳若い51歳で、まだ現役のビジネスマンでもあるので、まずは仕事に集中し、お互い、マネーリテラシーの話や、共に抱えている住宅ローンの話、そして、共に信じる対象は違えど、お互いの宗教観なども、話し合いました。

ときどき、前を若者のグループや家族連れが歩く中、対話は流れるに任せて、ときどき、雨にけぶる風景などにも目をやったりしていました。

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14時ごろに始めた対話も、気がつくと18時になっていて、腰を上げた次第。

空は、ずっと曇っていて、雨も降ったりやんだりでしたが、実りのある4時間でした。

 帰りは、Iさんがピンク・フロイドのファーストアルバム、夜明けの口笛吹き、をかけながら、この時には、ギルモアは、いなかったんですよね、などと発言。

ピンク・フロイドのファーストアルバムを聴いたのは、僕はこの時が初めてでした。


甲子園 最強校はどこなのか


コロナの影響で、甲子園の夏の大会ができないのはつまらないのですが、今までの大会で、インパクトが強かったのは、徳島の池田高校ではないでしょうかねえ。

ツーアウトからでも、5点ぐらい取れるような打線でしたからねえ。

埼玉は春の大会で、大宮工業が優勝したくらいで、夏の大会はずっとあと一歩で届かず。

埼玉は関東でもそう強いほうではないですからねえ。

だから、飯能市にある聖望学園が、大阪の履正社に勝ったときは、びっくりしましたよ。


埼玉 対 大阪 春対戦成績

1993平5 第65回決勝上宮3-0大宮東
1996平8 第68回1回戦浦和学院9-0東海大仰星
1998平10 第70回準々決勝関大一3-2浦和学院
2008平20 第80回3回戦聖望学園7-5履正社
2012平24 第84回準々決勝大阪桐蔭3-2浦和学院

埼玉 対 大阪 夏対戦成績

1979昭54 第61回1回戦浪商3-2上尾延長11回
1983昭58 第65回1回戦PL学園6-2所沢商
1986昭61 第68回1回戦浦和学院10-3泉州
1998平10 第80回3回戦関大一12-1滑川
2005平17 第87回1回戦大阪桐蔭9-7春日部共栄
2018平30 第100回準々決勝大阪桐蔭11-2浦和学院


うーん、 埼玉県が夏の大会で優勝するとしたら、上尾高校だと思っていました。

ただ、運悪く、一回戦で、ドカベン香川のいる浪商と当たってしまいました。

上尾高校の野本監督は、いずれ勝ち上がっていけば浪商とはぶつかるのだから、一回戦でむしろ良かったみたいな強気な発言をしていたのですが、好投手牛島を打ち崩せずに、無念の敗退。

一応、この時は、上尾高校は、東の横綱と言われていたのですよ。

まあ、浪商のほうが、一枚上だったということでしょう。


埼玉 対 大分 夏対戦成績

1968昭43 第50回2回戦津久見7-3大宮工
1999平11 第81回2回戦日田林工5-3聖望学園



うーん、大分県には、全敗ですね。

この時の津久見高校は、優勝したんじゃなかったかな。


埼玉 対 広島 春対戦成績

1968昭43 第40回決勝大宮工3-2尾道商
1991平3 第63回2回戦広陵4-2春日部共栄
1993平5 第65回2回戦大宮東5-3崇徳
1995平7 第67回1回戦広島工3-2鷲宮

埼玉 対 広島 夏対戦成績

1973昭48 第55回準決勝広島商7-0川越工
1986昭61 第68回3回戦浦和学院4-1広島工
1988昭63 第70回準決勝広島商4-2浦和市立
2004平16 第86回1回戦浦和学院3-1広島商
2017平29 第99回決勝花咲徳栄14-4広陵


うーん、野球王国広島県を相手にしては、良く善戦しています。

特に、やっと、花咲徳栄が優勝して、関東では、埼玉だけが夏の大会を制してなかっただけに、この時はうれしかったですねえ。

埼玉 対 高知 春対戦成績

2013平25 第85回2回戦浦和学院4-0土佐

埼玉 対 高知 夏対戦成績

1959昭34 第41回2回戦高知商1-0川越
1975昭50 第57回3回戦上尾4-3土佐
1986昭61 第68回準々決勝浦和学院4-0高知商
1990平2 第72回1回戦高知商11-7大宮東
2010平22 第92回1回戦明徳義塾6-2本庄第一



四国はどの県も強いのですが、高知県とは、トータルで引き分けなのが嬉しいところ。

埼玉 対 石川 春対戦成績

1990平2 第62回1回戦金沢4-3伊奈学園総合延長10回

埼玉 対 石川 夏対戦成績

1970昭45 第52回1回戦熊谷商3-0金沢桜丘
2006平18 第88回1回戦金沢9-3浦和学院
2017平29 第99回2回戦花咲徳栄9-3日本航空石川


うーん、石川県ともタイブレイクです。

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で、最強校はどこか、ですが、わかりませんねえ。

印象では、池田高校とPL学園ですが、松坂のいた横浜高校も捨てがたい、ところです。



仕事を辞め、食べる術を失ってしまった自分はどうなってしまうのだろう


僕が、介護離職してホテル勤務を辞めたのが56歳のとき。

今日、配信されたネットニュースで、まさに僕と似た状況の50代の男性の記事を読みました。

以下が、その内容。

 柏原佳一さん(仮名・55歳)は「両親の介護のせいで、人生がすべて狂いました」と、うつむいたまま吐き出しました。  閑静な住宅街の一角に建つ、周囲と比べて大きなレンガ造りの家。ガレージには外国製の高級車。裕福な家庭であったであろうことが見て取れます。しかし「家計は、火の車なんですよ」と佳一さん。彼に、一体何が起こったのでしょうか。 「6年前に父が、4年前に母が、ともに認知症を患い、介護をせざるを得なくなったんです。父1人の時は母と2人で介護をしたので、私自身は仕事を辞めず出張や残業を減らして対応しました。しかし、母が倒れてからはそうもいかなくなり、仕方なく仕事を辞めることになったんです」  仕事を辞めた現在、もちろん収入はゼロ。大手企業で働いてきた父親の年金と、これまでの貯蓄で何とかやりくりをしているといいます。しかし、自分自身が好きで就いた仕事を辞めてしまった後悔が毎日のように襲ってくるのだとか。 「正直、仕事は辞めたくなかったです。でも、父は要介護認定1で、母は要支援2。こんな状態じゃ、特別養護老人ホームにはとてもじゃないけど入れません。民間の介護施設も考えましたが、両親の年金と私の稼ぎをすべて足して、どうにかこうにか2人を入居させられるレベル。そうなると私の生活が立ち行かなくなるし、家の維持費なども払えなくなるので入居させられませんでした」

 佳一さんには姉が1人いますが、「嫁いだ身だから、お金も支援もできない」と、実親のことにもかかわらず実家にも近寄らないそう。 「私自身も、もっと早くに家を出ていれば、もっと早くに結婚していれば……」  時に、いろいろな考えがよぎってしまうといいます。
今後両親が亡くなった際、仕事を辞め、食べる術を失ってしまった自分はどうなってしまうのだろう? 自分自身はいくら年金がもらえるのだろう? 結婚もせず独身の自分がボケた際、誰にも迷惑をかけずに死ぬことすらできないかもしれない……。佳一さんは、そんな不安に苛まれ、夜もゆっくり休むことができずにいるといいます。

 しかし、佳一さんの悩みは金銭的な不安だけではありません。現在、大きな悩みの種になっているのは、転んで腰を傷めたことがある母親のことでした。 「すでに完治して動くことができるはずなのに、ベッドの上に寝たきりになり『身動きを取ることができない』と言い張っています。そのため、何か用事があると私を呼び出すのですが、枕元に用意してあるステッキを使って、壁やタンスをバンバン叩くんです」  名前を呼んでくれれば聞こえるから「ステッキで叩くのはやめてくれ」と、母親に対して何度もお願いしているといいますが、認知症のせいもあって叩くのをやめてくれません。一度ステッキを母親のベッドから離してみたそうですが、狂ったように騒ぎ出してしまい、取り上げるのは断念したことも。 「深夜であろうと、早朝であろうと、母は何か少しでも不満があると、ステッキをガツンガツンと家具にぶつけ、私を呼ぶんです。もう、あの音が怖くて怖くて……」  朝起きてすぐに朝食を作り、2階と1階、別々で寝ている両親の部屋を回って食事をさせることから、佳一さんの1日が始まります。

「入浴は週に数回、ケアセンターへ行っています。しかし、その日以外は2人を着替えさせ、昼食を作り、食べさせ、掃除をし、夕食の準備をし……と、丸々1日が介護に費やされてしまっています。私1人の時間が取れないこともつらさを倍増させている気がしますね」  佳一さんは趣味だったゴルフにも、この5年間1度も行けておらず、テレビをゆっくり見たり、理容室に行くのでさえも半年に1度がやっとだといいます。 「両親を放って逃げ出したい。どこか遠くに行きたい。何なら、今すぐにでも自分が死んでしまえたらどんなに楽だろうと、そう思うこともあります。でも、ここまで育ててもらった恩もあり、どんなにつらくても見捨てられないのが現状です」  佳一さんは自分なりに誠心誠意、頑張って介護をしていますが「気配りが足りない」と母親からは面倒を見る度に罵倒され、追い詰められている様子。単身者介護は孤立しやすいと言われており、佳一さんもそういった状態に陥っているようです。


うーん、 お姉さんはいるようですが、事実上は一人介護状態。

僕との大きな違いは、仕事を辞めたくなかったこと。

僕はちょうど仕事に疲弊していて、辞めたいタイミングでの介護でしたから、すんなり介護の日常に入っていけました。

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また、就業中も、それなりの介護はしていましたから、慣れというのもありました。

外国製の高級車を持ち、ゴルフもしていたというから、ある程度贅沢な暮らしをしていたのでしょうね。

そういう人が、生活レベルが落ちるのは、苦しいのかもしれません。

僕の場合は、介護離職した後も、生活レベルはあまり変わりませんでした。

親と一緒にいられる時間を出来る限り楽しもう、としか、思っていませんでした。

介護のおかげで、会社を辞めるいい口実ができてラッキーぐらいに思っていましたから、同じ50代での介護離職でも、人それぞれなのだな、と、思った次第です。


ピンク・フロイドでいちばん好きな曲


ピンク・フロイドをリスペクトしているミュージシャンは多いと思います。

僕は、ミュージシャンではありませんが、やっぱ、プログレの中では、ピンク・フロイドが頭一つ抜けているように思います。

で、そのピンク・フロイドの、あまたある名曲の中でも、特に好きなのが、Us and Them。




ロジャー・ウォーターズのテイストが、全開で出ていると思うのですよ。

ロジャー・ウォーターズはイギリスのケンブリッジ生まれ。

僕も、30代にイギリス滞在中、いろいろな街をめぐりましたが、ケンブリッジはその中でも雰囲気がとても良い街でした。

街中で、ハープを演奏している人がいたり、自由で伸びやかな雰囲気があふれていた印象があります。

以下は、ロジャー・ウォーターズのメッセージ。


Thank you so much.本当にありがとう。

We can't thank you people enoughみなさんには感謝してもしきれない。

for the reception that you've given to this band and to this music.このバンドを、そしてこの音楽を受け容れてくれたことにね。

We need the love that is in this room私たちに必要なのは、まさにここにある愛が

to spread gently all over the world世界中に穏やかに広がっていくことだ。

if we are to have any chance of figuring outもし私たちに方法が見つかれば

how to empathize with our fellow
human beings enough to act collectively同じ人間同士共感しあって、一体となって

and to stop the pigs destroying this fragile and beautiful planet upon which we live.私たちの住む、このはかなくも美しい惑星を豚たちが破壊することを阻止するんだ。

We do believe in human rights,私たちは人権を信じている。

and we believe they should be equal
for all our brothers and sistersそして、その権利は平等であるべきだ。 世界中にいる

all over the world,あらゆるブラザーやシスターにとっても

notwithstanding their ethnicity,
or religion, or nationality.民族、宗教、国籍に関係なくね。

So that would include
our brothers and sisters in Palestine.つまり、それは、パレスチナにいる私たちのブラザーやシスターも含めてのことなんだ。


We do believe in human rights
と、believeの前に、doをつけて強調していますね。


演奏をしている原始神母は、ピンク・フロイドをリスペクトしているミュージシャンが結成したバンドのようです。

まあ、こうしたトリビュートバンドが出ることで、若い人たちにも、ピンク・フロイドを知ってもらえる広がりが増えることはいいことです。


唯一の趣味は「貯金」男の末路


貯金、が、大事なのは、論を待たないのですが、それが行き過ぎると悲劇を生むこともあるよ、という実例を見つけたので、紹介します。

貯金が増えるのは誰にとっても嬉しいことですが、その貯金額がアイデンティティになってしまうと、それはそれでやっかいですよ、という以下の記事は、ダイアモンドオンラインからの引用です。


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 北海道在住のAさんは、50代後半の男性。大学卒業後に入社した地元の中堅企業に30年以上勤めていました。あまり仕事ができるタイプではないので、役職は係長止まりでしたが、長年同社でコツコツと真面目に働いてきたため、上司や部下からの一定の信用を得ていたようです。ただ、プライベートでは良縁にめぐまれることはなく、一度も結婚することはありませんでした。

 そんなAさんの唯一の趣味は「貯金」でした。給料はそれほど高くはなかったものの、両親の家でずっと同居していたので、給与の3分の2以上は貯金にまわすことができました。もともと交友関係が狭く、友人や会社の同僚と飲みに行く機会もほとんどなく、恋人ができたのは一度だけ。ほかに趣味といえるものもありませんでした。会社と自宅を往復する日々は単調でしたが、とくに大きな不満を抱えることはなかったようです。

 そんな彼が54歳のとき、ついに貯金が1億円を突破しました。家や車など大きな買い物や贅沢もすることなく、給料が出るたびにせっせと貯めてきた結果です。Aさんは、知人にはそれとなく1億円の貯金があることをにおわせるなど、預金額に誇りをもっていたようです。そんなAさんが、私のセミナーに参加してくれたことがあります。「1億円ある貯金をもっと増やしたい」とのことだったので、投資することなどをすすめてみましたが、「もし元本割れしたら怖い」と頑なに拒否されました。

「それだけ元手があるのだから、お試しで100万円から始めてみては?」とも提案してみましたが、決して首を縦にふることはありませんでした。1億円のうちの100万円でさえ投資にまわす意思がないのですから、10万円でも投資することはむずかしい、と私はそのとき思いました。

 貯金に固執する人は、1円でも預金額が減ることを嫌がります。もちろん投資はリスクがありますから、元本割れすることはありますが、健全な取引の範囲であればゼロになることはありません。逆に、運用することで不労所得を得られる可能性があります。

 Aさんの場合、投資のプラス面もマイナス面も理解したうえで、「NO」という判断をしたのですから、それ以上のアドバイスをすることはありませんでした。貯金だけで資産を築くというのが、Aさんの価値観なのですから。Aさんに限らず、貯金にこだわる人は、貯金額がアイデンティティになっているケースもあります。「1億円貯めた自分はすごい」という意識がどこかにあるため、貯金が減るのが我慢できません。貯金が減ることは、自分の人生が壊れていく感覚になるのです。


うーん、この後、このAさんは、お金を貯めるだけ貯めて病死し、それを相続したお母さんもほどなくなくなり、残った1億円をめぐって、それまで仲の良かった妹と弟が争う、という話でした。

まったくもって、何のためにお金を貯めたのかわからない、という話。

おそらく、ですが、この人は、お金が増えていくことに自己拡大の幻想を見ていたのではないでしょうか、ね。

これもまた、自己拡大の快感の一種。

貯金に自己を同一化して、その快感を得る、というのが、リターンと言えばリターンですが、実に空しいリターンと言わざるを得ません。

この人も、1億貯めた自分、というアイデンティティにしがみついているため、本来は単なるツールに過ぎないお金を使うことができなくなってしまったわけです。

お金は使ってこそ価値があるのですが、それさえも見えなくなっていたのでしょう。

長い年月をかけて貯めたお金が、この人を逆に不自由にしていたのです。

お金を貯めるということ自体は、僕は良いことだと思いますが、そこにアイデンティティを置くようになってしまうと、これもまた、不幸な結果になるという一例だと思います。


自分自身の深さを発見した人は、この事実に気づいている


実は、どの宗教団体の教えも、良い教えです。

カルト宗教などでも、教えそのものは、立派だったりします。

そしてどの団体の信者も、もっと良い人間になろうと努力しています。

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その努力は尊いのですが、当人の意識に変化が起こらない限り、結局は成功しません。

良い人間になろうとするのも、微妙でわかりにくい形のエゴイスティックな高揚感、自意識や自己イメージの強化を求める欲であることに変わりはないから、です。

実は、カルト教祖そのものが、良い教えを説きながら、彼こそが、自意識や自己イメージの強化に最も邁進している無明の人間なのです。


もともとは高潔な理想から始まった共産主義の歴史が、一つの参考になるのではないでしょうか。

共産主義の理想自体はそれなりに素晴らしいものなのですが、その考えに共感した人々が、まず自分の意識状態という内なる現実を変化させようとはせずに、ただ外部的現実を変えようとしたわけですね。

その結果は、惨憺たるものでした。

スターリン統治下のソ連で、階級の敵、裏切り者、として2000万人が殺されました。

こうした事例を挙げていくときりがないので、一例のみにとどめますが、これを、他山の石としてはいけないのです。

オウム真理教が、その独善的な教義により、サリンをまき、罪なき人々を多数殺しました。死は免れたものの、今も、その後遺症に苦しんでいる人もいます。 

イデオロギーもカルト教義も、根っ子は同じです。

思想なり、教義なりで、自己イメージを強化した人たちによって引き起こされた、正義という名のもとの殺戮、残虐行為。

エルカンターレを信じるまで火責め水攻め食料危機だと、勝ち誇ったように息巻く幸福の科学の信者の内面は、実際に手を下さないまでも、意識状態としてはスターリンやポルポト、麻原彰晃と何ら変わりません。

これは、カルト宗教に顕著なことですが、その一見、良い教えが、イデオロギーになり、信者が自分をそれに同一化させ、自我意識を強化する信念体系になり果てています。

信者は、この信念を拠り所として無自覚なまま自分の信仰に酔い、自分が正しくて、相手が間違っていると、断じます。

このような信念は、それがどのようなものであれ、持ち主をスピリチュアルにはしません。

それどころか、その信念と自分を同一化すればするほど、自分の中のスピリチュアルな面から切り離されていきます。

結論を言うと、自分がスピリチュアルかどうかは、何を信じているかではなく、どんな意識の状態に在るかによって決まる、ということです。

自分自身の深さを発見した人は、この事実に、気づいています。

そしてこの気づき、こそが、あなた自身に変容をもたらし、その変容こそが世の中を変えていくのです。

仏陀釈尊もイエスも、自分を崇拝せよとは言わず、あなたの中にある深さに気づきなさい、と、教え諭したのです。

この調子で話していると長くなるので、この辺にしておきますが、人工的解釈によって歪められたキリスト教が、僕にはとても残念でなりません。

主イエスの教えから、遠いところにあるのが、今の、そして、歴史上の、キリスト教です。





65歳までフルタイムで働く自信がない


ネットを徘徊していたら、将来貰える年金額が、僕とほぼ同じ額の50代の女性の記事を見つけました。

この女性が65歳から貰える年金額は、年額で117万円。

僕の場合は、118万円。

その差、わずかに1万円。

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さらに言うと、一人暮らしである点、預貯金の額も同じようなもの、で、興味深く眺めましたよ。


相談者

うさぎさん
女性/会社員/56歳
持ち家(一戸建て)

家族構成

ひとり暮らし

相談内容

ひとり暮らしなので老後の生活が心配です。平日はフルタイムの仕事をして、土日は短時間ですがアルバイトをしています。持病がありますので定年の61歳まではフルタイムで働くつもりですが、再雇用されても65歳までフルタイムで働く自信がありません

アルバイトは長く続けたいと思っています。ペットは高齢なので病院代など出費がかさみます。半年前からつみたてNISAを毎月1万円しています。貯金は国債を購入しています。毎月3万円の貯金を目標にして、ボーナスと合わせて年末に国債を購入しようと計画しています。

貯蓄と投資のバランスはこのままで大丈夫でしょうか? あまり贅沢はしていないつもりですが、毎月の貯蓄額をもう少し増やす努力をした方がいいでしょうか?


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家計収支データの補足

(1)収入について
フルタイム収入13万円、アルバイト収入2万円。正社員ですが、月によって多少増減があります。アルバイトも多少増減有りです。

(2)ボーナスの使い道について
昨年は、お気に入りのブランド洋服代5万円、暖房器具2台購入10万円、友達との忘年会1万円、貯蓄5万円

(3)家計収支について
収支の差額は、NHK受信料や貯金、交際費、化粧品代、洋服・靴代、美容院代などです。固定資産税年4期支払い、火災保険料年1回支払いもあります。

(4)住居費について
固定資産税は年間1万6000円ほどなので、4期にわけて支払い。

(5)自動車について
車両費の内訳は、ガソリン代7000円、車検用積立4000円(2年間積立て支払い)、自動車保険2700円。車の買い換えは65歳を予定しています。軽自動車で250万円程度と考えています(退職金を車の購入費の一部にしようと考えています)。

(6)加入保険について
本人/生命保険(掛け捨てタイプ、死亡保障50万円、入院日額6000円、通院日額2000円)=毎月の保険料1600円

(7)退職金、公的年金について
退職金の金額はハッキリわかりませんが150万円程度だと思います。公的年金は63歳から年額36万2000円65歳から年額117万4000円


うーん、 これに対するFPのアドバイスは以下の3つ。

アドバイス1:報酬比例部分の年金が受給できる63歳まで働く
アドバイス2:バイトを長く続けるのはGOOD。月5万円の収入があれば安心
アドバイス3:資産に占める国債の割合を減らし、5年間は定期預金などで貯める

うーん、報酬比例部分の年金が受給できる年齢まで、僕と同じ。

これは、男女差によるもので、僕の同級生の女子は、すでに60歳から貰っています。

男女で、5年のズレがあるのですね。

僕はだいたい月6万円ほどで暮らしているのに対し、この女性は10万円ほど。

ペット費の2万円は、ワンコかニャンコでしょうか。

56歳と言うと、体力の衰えを感じ始めているのでしょうね。

それで、65歳までフルタイムで働くことに不安を覚えているのでしょう。

持ち家で、固定資産税も安いので、この堅実な暮らしぶりであれば、老後は十分乗り切れるのではないでしょうか。

ただ、少し心配があるとすれば、働き過ぎじゃね、と、いうこと。

平日はフルタイムで働き、土日もアルバイト、そのうえ持病があるというのですから、無理は禁物ですよ。

お金よりも、健康、ですよ。

年金受給予想額にせよ、預貯金などにせよ、僕と、状況がよく似ているので、びっくりした次第。

ただ、違いがあるのは、僕はまだ住宅ローンを支払い中であることと、僕のほうが、生活費が低く済んでいる点。

家計の状況が自分と似ている人のものを見ると、応援したくなります。


悲惨なのは時間もお金もない人たち


今日はこれから図書館に行き、予約していたひろゆきの本を借りてくる予定です。
 
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ひろゆきの考え方には共感するところが多いので、親和性を感じているのですよ。

ひろゆきはホリエモンとも仲が良いようですが、考え方はかなり違います。

僕は、ホリエモンの考え方も理解はできますが、自分は同じようにはできないので、距離がある感じですね。

同様に、秒速で稼ぐ与沢翼の考え方も理解はできますが、自分は同じようにはできないので、これまた遠い存在ですね。

ただ、今後の日本そのものの立ち位置を考えると、僕は、外国に拠点を置いているひろゆきや与沢翼の在り方は、正解だと思っています。

日本でしか根を張れない人間は、今後苦しくなっていくことが予想されるからです。

ジム・ロジャーズでしたか、日本についてかなり悲観的な予測をしていますが、概ね僕も、同じ様に考えている部分はあります。

僕が若者だったら、やはり、日本に居続けることには、暗い未来を感じるでしょうからね。

グローバル化の流れは止められない以上、日本にしがみつくことはリスクでしかありません。

なので、ひろゆきや与沢翼の海外を拠点にして生きるという考え方は、先を読んでいる人間の在り方だと、思っています。

日本が、緩やかに貧困化していく流れが予見される中で、大切なことは、まあ、大切なことというのは、いつでも同じなのですが、今をどう生きるか、ということ。

で、これは、その人の立ち位置によって、選択は大きく変わってきます。

僕のような、61歳の壮年というか、初老の男の一人暮らしであれば、このまま日本にいて、ささやかな幸せを慈しんで生きるのがベストだと、思っています。

もし、僕が20代だったらと考えると、まったく違う生き方になりますね。

生き残るために資産構築をし、資産は分散します。

分散と言っても、円だけに頼った分散は危ないので、ドルをはじめとした他国の通貨での資産を複数持つようにすると思います。

つまり、日本での軸足を少しずつ緩めていく、感じです。

ひろゆきがフランスを住処に選んだのも、彼なりの理由があってのことでしょう。

与沢翼は、シンガポールとかドバイ、でしょうか、今はどこにいるのか詳しくは知りません。

つまり、ひろゆきにしろ、与沢翼にしろ、富裕層は、住むところを選べるというアドバンテージがあります。

これは、今後日本が斜陽化していく中で、生き残ることを考えた場合、きわめて大きな強みです。 

この二人は、お金があるだけでなく賢いから問題はないのですが、金があるだけのバカは一番危ないですね。

狙われますからね。

ターゲットにされる危険性が大きくなり、金のない奴のほうが狙われないだけ、安全です。

さて、一番いいのは、金も時間もあり、さらに賢い、というもの。

で、金も時間もないのが、これがつらいのですよ。

多くの売れている芸能人みたいに、金はあるけど時間がない、というのも、僕はあまりうらやましくは感じません。

それよりも、金はないけど時間はある、という、小屋暮らしの若者のほうが、僕から見ると幸福度は高いように思います。

で、一番悲惨なのは、ブラック企業などで働く、金もないし時間もない人たち。

これでは、今という時間も疲弊しているし、将来への備えも、出来ません。

幸福の順番を上から言うと、

金も時間もある人たち。

金はないが時間がある人たち。

時間はないが金のある人たち。

金も時間もない人たち。

少々乱暴な区分けですが、こんな感じです。

人によっては、2番目と3番目の順位が変わる考えの人もいるでしょうね。

ただ、これは、その人の内面には踏み込んでいないので、平面的、一面的な、区分けにすぎません。

昨日の記事で言及した、西行、鴨長明、良寛、などは、2番目のグループ、ということになります。

僕も、2番目のグループ。

ひろゆきなどは、1番目のグループになるわけで、金もあって時間もあって、毎日好きなように暮らし、行きたい時に行きたい場所に行ける、ノマド的生活ですね。

まだまだ言いたいことはあるのですが、長くなったので、今日はここまで。


快適性を外に求めると浪費が激しくなる


草庵に住み、諸国を放浪し、多くの和歌を残した西行。

一丈四方の庵に住み、閑居生活を楽しんだ鴨長明。

粗末な草庵に住み、無一物に徹して自由に生きた良寛。

みんな自由人です。

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僕も、こんな感じで、野外で、大きめの木の枝に寝そべって本を読むことがあります。

で、眠くなったら、目を閉じる。

そしてまた、続きを読む、と。

で、自由人たる、彼らに共通するのは、快適性を外に求めなかったこと。

 で、快適性を外に求めないとどうなるか。

お金を使わなくなります。

だって、お金を使わなくても満たされているから。

仏陀釈尊は王子であり、たくさんの女性に囲まれ、何不自由なく暮らしていましたが、心は満たされませんでした。

そして、家を出ます、家というよりも王宮ですね。

そして、修行に入るわけですが、これを書いていくと長くなるのでやめますが、結論を言うと、心が満たされていれば幸せ、なのですよ。

群馬県の渡良瀬鉄道沿いに、富弘美術館というのがあります。

なんかあの人、体育教師だったんでしたっけ、詳しくは知らないんですが、その後体が不自由になってから、自分の名を冠する美術館まで持つようになったのですよ。

おそらく、それは結果に過ぎなくて、それよりも、彼の中で起こったところの、回心が大事か、と。

パウロのダマスコの回心、みたいな。

で、またすぐ宗教的な話になるのが僕の癖なのですが、そうそう、鴨長明に代表されるように、存在そのもの、生活そのもの、日常そのものを、味わえば、良いのではないか、と。

そうすると、おそろしくお金を使わずに生きられます。

まあ、本当に、食費だけですねえ。

あとは、光熱費通信費などのインフラ費、くらいのもの。

それで、メチャクチャ幸せな生活が送れるんだから、ストレスもなくて健康にもいい、と。

で、彼らに共通しているのは、快適性を外に求めていないところ。

じゃあどこに求めてんだよ、と聞かれたら、己のうちにこそそれはあるよ、と言うでしょうね。

自分の中に宇宙があることを知っている人は、お金は暮らせる程度にあれば、それ以上求める必要がないことがわかってるので、心はいつも平安なのです。


ある種の優越感ほど始末に悪いものはない


僕が中学生の頃、北辰テストというのがあり、その点数が廊下に貼り出されたりしました。

誰でも通る廊下に貼り出されると、クラスの人間だけでなく、違う学年やクラスの人にも、自分の学力の順位が、晒されることになります。

向上心のある子どもであれば、それをモチベーションにして勉学に力を入れるでしょうし、劣等感を感じやすい子どもであれば、さらに落ち込む材料にもなるでしょう。

また、恋愛などにも目覚める年ごろなので、好きな異性の順位と自分のそれを比較して、つり合いが取れているだろうか、などと、余計なことも考えるかもしれません。

まあ、そうしたテストは、進学校を決める際の指針でもあったのでしょう。

そしてその進学先の高校も、偏差値なるものでランク分けされていたわけです。

つまり僕たちは、子供のころから、学業だけでなく、運動能力、見た目、家が裕福か否か、など、で、優越感を感じたり、劣等感を感じたりしやすい環境で、育ってくるわけです。

この、自他の比較、というのはあまりにも身近にあるので、よほど意識しないと、自動運転のように働きます。 

一流大学という言葉もあるし、Fランク大学、という言葉もあるようです。

僕などは、大学にさえ行っていないので、最初、ネットで、Fランという言葉を見た時に、何を言っているのか理解できませんでした。

さて、事程左様に、比較の中で生きている僕たちですが、いちばん始末に悪い優越感が、宗教的エゴによる優越感、です。

これは、歴史を見ればわかりますし、今この時代でも、周囲を見渡せば、わかることです。

宗教的エゴが引き起こした悲惨な出来事は、書きだすと膨大な量になるので、具体例を一つだけ示すとすると、ローマカトリック教会の異端審問によって、300年間に400万人前後の女性が拷問され殺害されました。

彼女たちは、ただ動物をかわいがったり薬草を集めたりしただけで魔女の烙印を押され、拷問にかけられ火あぶりにされました。

彼女たちを魔女だと決めつけた宗教的支配者のエゴによって殺されたのです。

では、そのエゴなるものは、どういうときに最も強化されるのか?

それは、自分の正しさに執着するとき、です。

自分が正しいという思いほど、エゴを強化するものはありません。

エゴは、自分が正しいと思いこむためには、好んで誰かが間違っていると決めつけたがります。

つまり、自分という存在を強化するためには、誰かが間違っていなければならないのです。

カルト宗教のすべてが、この罠に落ち込んでいます。

それ故に、独善的にならざるを得ません。

カルト宗教が独善的になるのは、必然なのです。

少し前の記事に対する幸福の科学の休眠会員、寄る辺なき子さんのコメントで記された彼女の法友の言葉、

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会員の呆れた言葉、エルカンターレを信じるまで火攻め水攻め食料危機も迫って来ると息巻いている姿に、ぞっとしました」も、スピリチュアルエゴの典型的な心理状態です。

因果の理法、などに代表される宇宙法則は、どこかの団体の独占物ではありません。

しかしカルト宗教は、自分たちこそが真理の団体であり、信仰心がある、と思っています。

まさにその思いこそが彼らのエゴを強固なものにしているのですが、何よりも教祖自身が自分を客観視できない状態の裸の王様なので、むしろ狡猾な取り巻き(教祖を信じているふりをして利益だけを抜き取ることに徹する輩)に利用される哀れなピエロに成り下がっていたりします。

まあ、この辺りの事情は、カルト教団によってそれぞれですが、共通しているのは、自分たちこそが正しい、という思い込み。

そしてその思い込みの背後にあるのは肥大化された優越感と強固なエゴ。

お金持ちが貧乏な人を見て感じる優越感などは、宗教的エゴによる優越感に比べれば、かわいいものかもしれません。


自分は特別だと思いたい人間の集まり


昨日の記事に対するコメントを読んだときに、それはまた、僕自身が、過去の自分を反省する契機ともなりました。

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僕は、過去記事でも何度か言及しているように、統一協会と幸福の科学という、二つのカルト宗教を、経験しています。

そして、どちらの団体の信者であったときも、自分は特別だ、という、思いがありました。

これは、個人差はありますが、信者であれば多かれ少なかれ、持っている感情です。 

なぜ、そのような、自分は特別だ、という感情になれるかというと、その団体の教祖こそが、特別な存在、だから、です。

いや、もっと別の視点に立てば、その団体を主導するその教祖こそが、誰よりも自分のことを特別な存在だと思いたい人間、なのです。

誰よりも自分のことを特別な存在だと思いたい人間であるその教祖を取り巻く信者もまた、多かれ少なかれ、自分のことを特別な存在だと思いたい人間なのですね。

つまり、まあ、類は友を呼ぶ、というやつです。

で、この、自分は特別だと思いたい人間の集まり、は、カルト宗教にこそ顕著に現れます。

オウム真理教、統一教会、幸福の科学、まあ、他にもいくつか名前を上げたい団体はありますが、いずれの信者も、自分は特別だと思う根拠を、本人が自覚するしないにかかわらず共通認識のように持っており、この点が、なかなかその団体をやめられない潜在的な理由にもなっています。

潜在的な理由、と、今僕が言ったのは、当の信者その人が、自分を客観視できない人が大半なので、自分がその特別感に酔っていることに気づいていないし、教祖の持つ万能感、を、あたかも自分も共有しているような陶酔感のようなものを感じ、それにある種の快感を覚えているわけですね。

死刑が執行された後も、未だに麻原彰晃をグルと仰ぐ一定数の人間がいることからも、この陶酔感の麻薬的快感の強さを想像できるのではないでしょうか。

多くの仲間がグルへの帰依を放棄した中で、自分こそはまだそれを持ち続けている、という陶酔感に酔う中で、彼ら彼女らは、自分こそは、あるいは、自分たちこそは特別だ、との快感を強化しているのです。

わかりにくいですか?

思春期の頃の恋愛でも、これに似た経験をする人もいます。

彼、もしくは彼女、は、自分にとっては特別な存在であり、またそう思う自分も、彼もしくは彼女にとっては、特別な存在である、という特別感。

人間は、あなたは特別、という感覚に、弱いのですよ。

僕は、1000円の腕時計を左手首に巻いていますが、僕の友人の一人で、ロレックスのサブマリーナを巻いている奴がいます。一昨年前の同窓会で、見たのですがね。

時を刻むという機能は同じですが、1000円の時計のおよそ1000倍の値段のするロレックスをつける快感もまた、その時計をしていると自分の価値も上がるかのような感覚が持てるからでしょう。

ちなみに、神々の主を自称し、この宇宙の根本仏であるとも宣言している地球神、大川隆法さんは、ロレックスも持っているでしょうが、それよりも高い時計を数多く所有しています。

まあ、車にステイタスを感じる人もいるし、その辺の価値の配分は人の個性が現れるところ。

で、そうした、自己重要感といいますか、自己特別感のところを、商売をする側からすれば、ターゲットにするわけですね。

そこを巧くくすぐれば、高い商品でも買ってもらえるから、です。

彼らがお金を出すのは、商品の機能としての価値にではなく、ブランド価値、という付加価値、に対してなわけですね。

カルト宗教の場合も、信者が教団の提供する御本尊や法具などのグッズや研修や祈願などのソフトを、特別なものだと思ってもらえれば、たとえば、原価2万円の像も、300万円で売れる、わけです。

しかも宗教法人格を取得していれば、その利益には税金もかかりません。

売る、というとえげつないので、拝受、とか、言っていますけど、ね。

で、僕が何を言いたいのかというと、自分は特別だと思っているうちは、悟りの入り口にも立っていない、と、いうこと。

自分は平凡な人間の一人だとわかって初めて、真の平安への道が始まるのだということが、中二病をこじらせているカルト信者にはなかなかわからないところでもあったりします。


命を絶つに至るまでの『真実』


今朝は目が覚めたのが5時半ごろ。

まったくのフルリタイア生活になってみると、目が覚めた時が起きるとき。

だいたい早ければ5時前後、遅いときが9時前後に、起きますね。

朝五時台に、階下に降りていき、コーヒーを淹れ、外を見ると、傘をさして歩いているネクタイ姿のサラリーマン。

ああ、自分もホテル勤務時代には、6時前から出勤して新宿まで通っていたなあ、と、介護離職前の日々を思い起こしていました。

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さて、今日はちょっと重い話を。

以下は、ニュース記事からの抜粋です。

 学校法人「森友学園」を巡る公文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局元職員の妻が、国と当時の財務省理財局長・佐川宣寿氏に損害賠償を求めている裁判が、7月15日から始まります。法廷に立ち意見を述べる妻がMBSの取材に応じ、今の思いを語りました。  近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)。その妻の雅子さんは夫が自ら命を絶つに至るまでの『真実』を知りたいと思い続けています。  「夫が亡くなった理由を知りたい、改ざんの経緯を知りたいので、裁判をしてもらうことにしました。」(自殺した俊夫さんの妻 赤木雅子さん)  2017年、大阪府豊中市で小学校の開校を目指していた学校法人「森友学園」に対し、国有地が約8億円値引きされて売却されていたことが明らかになりました。2018年には、この売却に関する財務省の決裁文書14件で、安倍晋三首相の妻・昭恵氏の名前や事前の価格交渉をうかがわせる部分が削除されるなど、改ざんが行われたことが発覚。財務省は当時の理財局長だった佐川宣寿氏を懲戒処分にするなど計20人を処分しました。

 この改ざん作業を命じられたのが俊夫さんでした。改ざん後、夫の表情は次第に変化していったといいます。  「改ざんの日を境に徐々に口数も減って、食欲もない感じで、冷や汗を垂らしているような、徐々に徐々に人間が壊れていくなという感じを横にいてすごく受けました。」(自殺した俊夫さんの妻 赤木雅子さん)  身も心もすり減らし、追い詰められた俊夫さん。改ざん発覚から5日後、自ら命を絶ちました。  「その日は玄関まで私を見送ってくれて、『ありがとう』と言ってくれたんです。結局その日の夕方4時ぐらいのメールに返事がなかったので、急いで帰ったら、もう亡くなっていた。」(自殺した俊夫さんの妻 赤木雅子さん)  俊夫さんの死後、パソコンに残されていたのが、自殺する直前まで書いていた『手記』でした。

 【俊夫さんの手記の一部】  『元は、すべて、佐川理財局長の指示です。抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るのか、ずっと考えてきました。今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。』  「(Q手記を通じて俊夫さんは何を訴えたかった?)事実を明らかにしてほしいと夫も思っていたと思うし、自分がまず(手記)できっかけを作りたかったんだと思います。」(赤木俊夫さんの妻 雅子さん)  そして今年3月、雅子さんは「夫の自殺は改ざんを強制されたことが原因」として、国と当時の理財局長・佐川氏に慰謝料など1億1000万円余りの賠償を求めて提訴しました。さらに、雅子さんは国に対し、第三者委員会による再調査を求めて約35万筆の署名を集め、今年6月に国に提出しました。  しかし、安倍首相らは再調査には応じていません。  「改めてご冥福をお祈り致します。財務省においては麻生大臣のもとで事実を徹底的に調査し、明らかにした。」(安倍晋三首相)  「再調査ということに関しては、今行うことは考えておりません。」(麻生太郎財務相)  再調査に応じない国に対し、引き続き調査を求めていくという雅子さん。7月15日から始まる裁判では、真実を知りたいとの思いで意見陳述に臨みます。

 「率直に言うと、2人(安倍首相と麻生財務相)は逃げているんじゃないかなと思います。自分たちも調査されると不都合なことがあるのかなと。夫が改ざんしたことは悪いことだと理解できているし、もっと嫌なことが明るみになるかもしれないんですけど、それは私も受け止めるので、ぜひ本当の事を(国と佐川氏には)話してほしいと思います。」(赤木俊夫さんの妻 雅子さん)

うーん、 読んでいて、胸が苦しくなりました。

僕もサラリーマン時代、いろいろな不条理を味わいましたが、自殺にまで追い込まれる人の心情を想うと、怒りで体が震えます。

さて、以前、黒川検事長についても記事を書いたことがありますが、

黒川さんの賭けマージャンと僕の意見


この黒川さんについても、以下のような関連記事を見つけました。

「大阪地検特捜部は当初、森友学園への強制捜査とセットで、近畿財務局を背任容疑でガサ入れすることを考えていた。ところが大阪地検の上層部が頑として首を縦に振らなかった。改ざんについても同様で、今年の年明けに改ざんの事実を把握した特捜部は当初、佐川立件の方向で本格的に捜査しようとしていた。ところが、これも上層部に潰された。それで頭にきた特捜部の検事が朝日新聞にリークしたというのが実際のところです」(前出・全国紙大阪地検担当記者)


 そして、この捜査潰しの首謀者と指摘されているのが、"法務省の官邸代理人"こと、黒川弘務・法務省事務次官だ。


「黒川氏は小泉政権下で法務大臣官房参事官を務めて以降、官房畑を歩み、自民党、清和会に非常に太いパイプをもっている。官房長になったのは民主党政権下の2011年なんですが、このときも民主党政権には非協力的で、自民党と通じていると言われていました。そして、第二次安倍政権ができると、露骨に官邸との距離を縮め、一体化と言っていいくらいの関係を築くようになった。とくに官房長官とは非常に親しく、頻繁に会っているところを目撃されています」(ベテラン司法担当記者)

 小渕優子・元経産相の事件が秘書の立件だけで終わったのも、日歯連事件がしりすぼみとなったのも、この黒川氏の暗躍の結果だと言われているが、なかでも象徴的だったのが、2016年1月に発覚した、建設会社の依頼で都市再生機構(UR)へ移転補償金の値上げを"口利き"した見返りに賄賂を受け取っていた甘利明・元経済再生担当相の口利きワイロ事件を潰した件だ。


 甘利事件では、特捜部が国会議員秘書初のあっせん利得法違反を立件すると意気込んで捜査をおこない、同年4月の段階では、東京地検内部でも立件することでコンセンサスがとれていた。だが、当時、法務省官房長だった黒川氏はこれを「権限に基づく影響力の行使がない」という理屈で突っ返し、現場が今度はあっせん収賄罪に切り替えて捜査しようとしたが、これも「あっせん利得法違反で告発されているんだから、勝手に容疑を変えるのは恣意的と映る」などと拒否。さらには秘書の立件すら潰してしまった。実際、甘利氏の不起訴の方針が決まった後、現場の検事の間では「黒川にやられた」という台詞が飛び交ったという。


 黒川氏はこの甘利事件を潰した論功行賞として、2016年9月に法務省事務方トップの事務次官に就任。以前から検察内部では「黒川がいるかぎり政界捜査はできない」という声が広がっていたが、この人事によってそれは決定的なものとなった。

 森友問題が勃発したあと、永田町では、黒川事務次官と官邸をめぐるある噂が駆け巡った。それは「黒川次官と菅官房長官の間で、法務省の悲願だった共謀罪の成立とバーターで、安倍首相、昭恵夫人の疑惑に蓋をして、籠池理事長の口封じ逮捕をおこなうという密約が交わされた」というものだった。

 前出の大阪地検担当記者も、森友問題での黒川事務次官の動きについてこう指摘する。

「共謀罪とのバーターについてはよくわかりませんが、この時期、黒川氏が官邸の意向を受けて、森友捜査をコントロールしようと、大阪地検にプレッシャーをかけていたのは間違いありません。地検幹部が毎日のように本省から連絡が入ってくる、とぼやいていましたから」

また、黒川事務次官は大阪地検幹部だけでなく、捜査の指揮を執った山本真千子・大阪地検特捜部長にも直接、働きかけをおこなっていたのではないかという情報もある。


 山本特捜部長については、当初、「かなり骨のある女性だから、上層部の圧力を跳ね返してでも立件するかもしれない」という期待が集まっていたが、結局、全員が不起訴処分という上層部のいいなりの決定を下してしまった。


「山本氏は今年3月に人事異動の予定だったのですが、不起訴を前提に任期が延長された。山本氏は法務省の人権擁護局で総務課長を務めていたこともあって、黒川氏とも知った仲ですから、なんらかの取引があったのではないかとも言われていますね」(在阪テレビ局司法担当記者)


 いずれにしても、"安倍官邸の代理人"の圧力で、森友捜査は歪められ、安倍政権の主張通りの結果に導かれてしまったのだ。司法までが言いなりになっている安倍政権の独裁体制には暗澹とさせられる。


うーん、僕は、ニュース記事を額面通りに受け止める人間ではありませんが、昨夜寝る前にたまたまテレビで、赤木さんの奥さんがインタビューを受けている画面を見たのですよ。

まあ、途中からでしたが、落ち着いた受け答えをしている彼女の覚悟といいますか、そのようなものを感じました。

今は霊界へと旅立ってしまった赤木俊夫さんが、彼女と共に戦っているような気がしてなりませんでした。

誠実な仕事をする人が報われる世の中であってほしいと、強く思います。


コンテンツが腐るほどある時代の憂鬱


僕は、映画館まで足を運んで映画を見ることはほとんどありません。

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その理由の一つが、まだ大量の録画したままになっている映画があるからでもあります。

ネットで番組表を見て、とりあえずこれ面白そうだと思ったものは、映画でもドラマでもドキュメンタリーでも撮り貯めておきます。

そして映画でもドラマでも、最初の30分は、つまらなくても見ます。

それでもまだつまらないと思ったら、見るのをやめて消去。

こうでもしないと、現代という時代はコンテンツがありすぎてとてもではありませんが見切れないのですよ。

さらに僕には、読みたい本が山ほどあります。

目も、老化とともに疲れやすくなっているので、いくら読みたくでも、一日に読める量には限りがあります。

さらには今は、これに、ネットでの閲覧が加わります。

お気に入りブログを一巡するだけでも、かなりの時間を要します。

つまり、何が言いたいのかというと、コンテンツがありすぎる割には時間がないということ。

現在フルリタイアの僕ですらそうなのですから、これで働いていたら、余計時間はないでしょう。

現代人は、一日30時間くらいないとこなせないほど多くの情報とマスト案件が多すぎるのですよ。

なので、情報においても、意図的に断捨離していかないと、収拾がつかなくなります。

僕は、今でも時々ジャズを聴きますが、若い頃、ロックにハマり、その後、ヒュージョンやジャズに移行したころ、ジャズのレコードの枚数が多すぎて、とてもこの森に入り込んだらえらいことになりそうだと、早々に撤退したのを覚えています。 

なので、ジャズには、ロックほどには深入りはしませんでした。

これは、クラシックも同様で、ジャズにせよ、クラシックにせよ、浅いところで楽しんでいます。

まあ、ロックは、多少深いところまでもぐりこんだようには自覚していますが、それは向こう見ずの十代の頃だったからできたこと。

で、これからは、さらに情報の咀嚼力は落ちていくわけで、それを覚悟して日々を生きていかねばと、思っています。


東の伊東園ホテルズ、西の湯快リゾート


伊東園ホテルの系列は、主に東日本、それも関東東海方面に多数ありますが、一人旅で利用するには都合がいいのですよ。

おひとり様だからといって冷遇されることはないし、土曜日だからといって値が上がるわけでもない。

一人旅のときも、また、親を連れての旅行のときも、何回か使っていますが、関東圏はあらかた行きつくしていて、さらに言えば、一人になってからは、旅行熱も、だいぶ冷めてはいます。

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西日本を広く網羅している湯快リゾートも、まだ泊まったことはないですが、おそらく、伊東園ホテルズのようなものではないかと、想像しています。

僕が車道楽で、自由に使えるお金と体力がもっとあれば、多少遠くても高速に乗って、一人旅もいいのですが、今は軽自動車だし、一人だったら、遠くへ行くときは、飛行機、もしくは、電車。

 まあ、大阪や仙台、新潟市あたりまでなら新幹線で行ったほうがいいし、それより遠い場所ならば、飛行機になりますね。

で、僕は、数日、旅行に行く場合は、どうしても、旅行会社の一人旅パックになるのですね。

つまり、フライトを選び、ホテルを選び、あとはフリーみたいな。

そうするとだいたい、選べる宿泊施設は限定されてきます。

ランクが上がるほど、割増料金もかかったりします。

僕の流儀は、割増料金を一切払わない、という点。

フライトを選ぶときにもまず、基本料金で行ける時間帯を選びます。

ホテルも、そう。

出ないと、安く上がりませんからね。

30代の頃から一番利用していたのは、近畿日本ツーリスト。

ロサンゼルスも香港もタイも、近畿日本ツーリストで行ったように記憶しています。

で、途中から、HISが台頭してきて、HISの個人ツアーなんかも結構行きました。

今はもう、外国に行く気はないので、国内旅行専門ですが、メインに使っているのは、J-tripですね。

コスパで選んで、そうなりました。

親が生きていたころは、温泉に行くときに一番利用したのが、ゆこゆこです。

定期的に雑誌が送られてきて、その中で親と言っても、おもに母親ですが、父はすべてお任せでしたからね、母がまずこの宿がいいんじゃないか、といって選び、それを僕が、ネット検索して、良さそうだとなれば、ゆこゆこに電話して、日時を指定する、みたいな、感じでした。

ゆこゆこ以外では、じゃらん、や、楽天トラベルもたまに、利用しました。

で、冒頭で触れた伊藤園グループのホテルも、関東圏はあらかた行きつくしていて、それと、親が年を取ってくると、バイキングはだんだん大変になってくるので、少々お高くても部屋食になっていきました。

その場合、やはりネットは便利で、ベストレート宣言をしている宿であれば、そこに直接電話して予約するのが一番コスパが良かったりとか、ね。

で、何の話でしたっけ、そうそう、これからはもう親もいないので、一人旅にならざるを得ないのですが、まあ、gotoキャンペーンが始まったら、いろいろと、考えてみたいと、思っています。


コスパだけを考える人生はつまらない


コスパというのは大切ですが、コスパ至上主義になってしまうと、人生そのものを楽しめなくなる可能性もあります。

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たとえばですね、僕の知人に、お祭りなどで、子供に屋台のものを買い与えない、という持論を持っている人がいました。

お祭りなどの屋台というと、テキヤですが、彼らは、利益率の高いモノを売っています。

それは彼らにしてみれば当然で、雨の日もあるし、大量の売れ残りが発生することもあるし、不確定要素が大きいわけです。

そうしたリスクを抱えながらの商売なので、相当な利益を載せなければ、商売が成り立たないわけです。

で、そのコスパ至上主義の知人の考えだと、お祭りの屋台などはコスパ的には最悪なので、子供がどんなにねだっても買い与えないのだ、と。

僕は、これには、反対意見を述べました。

子供にとって、お祭りの屋台は、最高のワンダーランド。

そこで、いろいろとほしいものがあった場合、その中から何かを選ばせて、買い与えたほうが良い、と僕は思っています。

たとえコスパが悪かろうと、子供には思い出というお金には換算できないものが残るわけだし、いろいろなものの中から自分で選んだという責任感というか、自覚も芽生えるので、良い教育にもなると、思います。

それを、単にコスパが悪いからと、子供の要求を突っぱねるのは、良くない、と、そういったのですが、聞き入れてもらえませんでした。

まあ、僕の子供ではないので、その子の教育はその親であるその知人の範疇なので、それ以上は言いませんでしたけどね。

何でもかんでもコスパを持ち出すのは、かえって人生をつまらなくすると、僕は、思っています。

そういう意味では、長年のカルト宗教での散財も、コスパ的に言えば最悪なわけで、それでも、いい経験をしたと思えるのは、そのときは、それがベストの選択だと思って、自分で率先してやっていたことだから、です。

で、その散財があってこその今があるので、すべては無駄ではないし、良い勉強をしたと思っています。

コスパばかりを口にするその知人は、少しも幸せそうな顔をしていなかったことだけは、今でも、覚えています。

 

月6万円で生活するなら、国民年金ですら暮らせてしまう


あのですね、みんな、老後のお金の心配を、し過ぎなんです。

だって、月6万円生活ができるならば、国民年金でも暮らせるじゃないですか。

で、大半の人は、勤め人の経験があるわけだから、厚生年金もかけているのですよ。

であれば、国民年金の満額よりも、多い年金をもらえるわけでしょ。

だったら、問題ないのですよ。

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ただ、こんなお気楽なことが言えるのもおひとり様だから、ということも自覚しています。

僕の知り合いで、働かない息子を抱えている人がいますが、僕も、そのような立場だったら、こうもお気楽なことは言えません。

経済が、自分のコントロール下に置けているか否かが、決定的だと思うのですよ。

たとえ年金が10万円以下であっても、そのすべてが、自分の意志だけで収支が管理できるならば、という条件付きで言えば、老後のお金はそんなにかからない、ということ。

ただし、ドラ息子や働かない娘がいたり、金遣いの荒い伴侶がいたり、出来の悪い兄弟姉妹がいたりしたら、この限りではありませんよ。

そうした他者が、お金を奪い取っていきますからね。

これが所謂、家族を持つことのリスク、というやつですね。


僕は、人生の流れの中で今一人でいるので、その中で最大限の幸福を生きようとしているだけのこと。

家族がいた時は、そのときは親の介護をしていた時ですが、やはり、その中で、最大限の幸福を目指しました。

そう考えると、僕は、幸福の科学を辞めていますが、僕こそが、会員さんよりも、幸福を科学していたと、言えるかもしれません。

まあ、あんまり自惚れたことを言っていると足をすくわれますから、この辺にしますが、どんな環境に置かれても、その中で自分の持ち駒、を全部使って幸せになる決意、それが大事なのではないかと思う次第です。



食費が8万円から2万円になった理由


もう、2年前に他界した母ですが、その母と暮らしていたころの家計は、今とは、全然違うものでした。

たとえば、食費などは、概算ですが、月に8万円ほどは使っていたと思います。

今日は刺身が食べたい、と母が言えば、ライフの刺身コーナーで、1000円前後で売っている刺身のパックをそのまま買ったりしていましたからね。

それ以外にも、総菜コーナーで、揚げ物やらサラダやらを買うことも多かったですね。

そうしたものは、ひと手間がかかっているために、その分の金額の上乗せがあり、高くなりますよね。

でも、そんなこと気にすることなく、目にするほしいものをポンポン買えたのは、当時は、母の遺族年金と母自身の年金の合計が16万円ほどあり、それで生活ができたからです。

何しろ年寄りの生活は、もう貯金などはしなくていいのですから、その16万円は使い切っていいわけですからね。

まあ、役所の単年度予算、みたいなものでしょうか。

で、スーパーマーケットでの買い物以外では、母は生協でものを頼むのを楽しみにしていました。

これも、おもに食料品が多いのですが、たまに日用雑貨品なども、頼んでいました。

こちらの出費も、月に2万円くらいはあったように記憶しています。

生協は、一つには、母のボケ防止というか、カタログで商品を選んでいるときは、それなりに頭を使ったりするのですよ。

ただ、ときどき、記入ミスがあり、生協の人と電話でやり取りしていましたね。こんなもの頼んでいないのに来たよ、みたいな。

そのうち、僕が、記入ミスがないかのチェックだけはするようになったのですが、欲しいものを買ってもらうことで、ストレスなく過ごせるようにはしていました。

やっぱりいくつになっても、買い物は、楽しいようでしたから。

で、その母も、2年前に亡くなってのちは、僕一人の生活なので、一気に緊縮財政になったわけですが、もともと、親の介護で、一緒に生活するようになる前は、倹しい生活をしていたわけで、それに戻っただけのこと。

つまり、人間は、収入に見合った生活をしていれば、困らないのだ、ということ。

僕が5月までアルバイトをしていた職場の同僚は、皆65歳以上で年金を2か月に1度40万円ほど貰っている人ばかりでしたが、それなりの暮らしをしていました。

まず、彼らの乗っている車が、値段を聞くと僕のスズキアルトの4倍から5倍の値段。

でも、車の使用目的は、それに乗ってどこかに行くこと。

その目的は、同じなわけです。

衣類もそうです。

衣類もピンキリですが、自分の生活に見合ったものを着ていればいいわけです。

つまり、正味使えるところの生活費に合わせて、自分の生活を変えていけばいいだけ。

そうすれば、全然困らない、わけです。

僕は、今は、食費は月に2万円ほどですが、栄養バランスも考えながら、自炊しています。

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そのため、8万円使っていたころと比べても、遜色のない生活をしています。

むしろ、材料を無駄なく使い切る暮らしで、エコにもいいと思っています。

 

お金を使わない生活はお金の不安がなくなる生活でもある


僕は、だいたい、月6万円ほどで暮らしていますが、使うお金は主に食費と光熱費などのインフラ費。

なので、安定した支出。

で、節約を意識したことはほとんどありません。

食べたいものを食べ、寝たい時に寝て、好きなように生きています。

外食もしますが、基本は自炊。

で、中性脂肪には気をつけながらも、果物はほぼ毎日食べています。

今年になってから、もうすでにスイカを3つほど食べました。

熊本県産と千葉県産のもの。

今は、冷蔵庫には、桃とバナナが入っています。

キウイフルーツも、よく食べますね、ヨーグルトとの相性が良いので。

で、そうしたフルーツとは別に、今、はまっているのがこれ。

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さっぱりしていて口どけがいいのですよ。

昨日は、ライフでまとめ買いしました。一個85円のライフが、今のところ最安値。

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以前は、モウのアイスをよく食べていましたが、暑くなってきたので、サッパリ系に移行した感じですね。

で、とにかく、基本、食費以外はほとんど使いません。

欲しいものがないからなのか、と考えましたが、去年エアコンの一つを買い替えた時は、夏への恐怖があったのですよ。

2階の12畳の居間に、6畳用のエアコンが一つだけだったので、このところの日本の夏の暑さをおもって、買い換えたのですが、そのような臨時支出を除けば、月6万円の安定支出は、計算が立ちます。

で、その計算をして、何とか年金支給まで、今の預貯金と株式で、たどり着けると踏んだわけ。

たどり着けなければ、また、バイトでもしますよ、と、そんな安易な考え。

でも、そうした安易な考えこそが、いいように、思っています。

お金の不安て、意外にお金をそこそこ持っている人のほうが、していたりするのですよ。

そんだけ持っていてまだ不安なのかよ、と思うのですが、まあ、性分ていうやつですかねえ。 

心配性の人が多いように、思います。

お金のないのに慣れている人は、別な意味で、強いようにも思いますね。

で、何でしたっけ、そうそう、月6万円くらいで過不足なく暮らせることがわかれば、本当にこれはもう、お金の心配からはかなり解放されるよね、ということでした。



一度も働いたことない40〜50代大卒娘の憂鬱


世の中には、大学まで出ながら、一度も働いたことのない女性が結構いるそうです。
 
ニートと言うと、男のイメージが強いですが、女性のニートも、それなりにいるようです。

以下は、かつて、横浜市役所で働いていた人の記事からの引用です。

横浜市役所では、2000年代当初から、話題になりだしていたことがある。

それは、「この子は一度も働いたことがないのですが、親が亡くなった後、どうすればいいですか」と、40〜50代の娘を連れて、高齢の親が区役所の窓口にくるというのだ。

彼女たちが学校を卒業したころは、就職せず、花嫁修業と称して、家でお稽古などをして過ごし、それなりの時期が来たら結婚することは珍しいことではなかったのだろう。だが、たまたま縁なく結婚せず、就業経験もないまま40〜50代になった女性たちは、もはや外に出て働く、他人と交わるということも難しそうな状況だったという。

当時は若者への就労支援が始まりだしたころであったが、無業のまま40代になった女性には支援の仕組みもなかった(いまでもほとんどない。多くの就労支援は30代までである)。

この女性たちが次に公的サービスにつながるときは、親が要介護状態になるときか、親が亡くなって年金収入も絶え、生活に行きづまって生活保護の窓口にくるときだ、という危機感を生活保護課では持っていた。

10年か20年後には、50〜60代の就業経験のない未婚女性の生活保護受給者が増えるのは避けられないだろう、とも予測していた。


うーん、今も増え続けている生活保護ですが、今後もその増加が予想されていて、社会保障費の更なる支出が増えるのでしょうかねえ。

これでは、まじめに働いている給与所得者が、浮かばれませんねえ。

少ない給料でやりくりしながら、節制に節制を重ね、老後は、少ない年金で生きるわけですからねえ。
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そして、ある日、生活保護受給者のほうがいい暮らしをしていることに気づく、と。

生活保護受給者も、一度味をしめてしまうと、もうその既得権益は離さないでしょうし、ましてや高齢であれば、なおさらのこと。

しかして、まじめに働いてきた多くの給与所得者は、現役時代も質素に暮らしながら、老後はさらなる節約生活で、医療費も節約。

一方、生活保護受給者は医療費をはじめとした多くのものが無料ですから、非正規などでまじめに働いてきた人たちよりも総合的な可処分所得は上になったりします。

まあ、これは、制度自体の問題であり、見直すべき多くの課題が残っていると思います。

今日話題にした、一度も働かないまま生活保護に移行していく人のほうが、長年非正規で働いてきた人よりも、老後、いい暮らしをするようでは、労働者はつらいばかりです。


有休買取分のほうが多かった最後の給料


アルバイトを辞めたのは、5月21日なのですが、締め日が15日である関係で、4日ほどの勤務分が、6月の給料のほうにずれ込みました。

その4日分に、残っている有休買取分を合わせた給料が、6月に振り込まれました。

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つまり、有休買取分のほうが多い計算です。

アルバイトなのに、有休があってラッキーでした。

この後の現金収入は、失業給付金なので、それらを貰いつつ、自分の預貯金を大切に使いながら、何とか、再来年から始まる年金支給まで持たせたいとの思惑。

まあ、あまり細かい計算まではしていないのですが、ローコスト生活であれば、何とかなりそうです。

そして、このローコスト生活の継続は、そのまま、年金生活に移行した時にこそ、威力を発揮します。

同級生の半分ほどの年金額ですが、それよりも少ない金額で暮らせることになれば、その必然として余った分のお金が今度は預貯金として貯まっていくからです。

まあしかし、人生は、そんな計算通りに行かないこともまた、知っているので、経済的にも、複眼を持つようには努めているところです。 


沈黙や調和や愛のなかにいるとき


今日も朝から雨で、このような雨の月曜日に出勤するサラリーマンは、なかなか心が晴れることはないかもしれません。

昨日、都知事選の投票がありましたが、コロナの感染者は連日3ケタ台が続いており、そうした中での雨の日の出勤は、月曜日ということもあり、長い一週間を想ってため息をつくサラリーマンの憂鬱な顔。

僕自身、憂鬱だった時期も長く、山あり谷ありのサラリーマン生活でした。

昨日の記事でいただいたコメントは、まるで小説でも読んだような、そんな映像の浮かぶ内容だったのですが、そのコメントを書いてくださった凪子さんが、言及していた二つの曲を、今日はアップして、僕も、子供の頃に思いを馳せたいと思いました。

まずは、吉田拓郎の、夏休み。



吉田拓郎や井上陽水は、僕が中学生の頃に、ある友だちの影響を受けて、良く聴いていました。

 中学卒業後は、別々の高校になり、それ以降付き合いはなくなってしまったのですが、もうずいぶん大人になってからのことですが、若くして彼が死んだことを知りました。

体格の良い男だったので、その若すぎる死があまりにも意外でした。

幼馴染みも、もうすでに何人か他界しており、人の寿命というものはいつ尽きるかわからないものだと、自分にも言い聞かせています。



少年時代や少女時代の思い出は、誰にでも、あると思います。


今日も、どんよりとした空で、天涯孤独無職の僕にはうってつけですが、被災地などは、また雨が続くと復興も手間取るのではないかと、心配もしています。


今日は、最後に、シルバーバーチの言葉を紹介します。

 あなた方の魂が常に進歩していくのは、沈黙や調和や愛のなかにいるときなのです。その進歩は遅いかもしれませんが、間違いはなく、確実です。

千変万化の地上生活ですが、永遠の死後の生活のための準備期間であり、霊性を高めるためのまたとない機会でもあります。

そう思うと、この世の苦しみの受け取り方も、変わってくるのではないでしょうか。


九州の大雨は他人事ではない


河川が氾濫し、複数の死傷者や行方不明者が出ている九州の大雨ですが、 昨年、僕の家の近所でも同様の被害があり、とても他人事とは思えませんでした。

よく利用していたピオニウォークというショッピングモールが水没したのはまだ記憶に新しいところ。

今は再開してかつての賑わいを見せつつも、コロナ禍による客足の減少もあるようです。

このような大雨は、これからは毎年のようにあるかもしれない、という専門家の見立てもあり、日本国中、どこにいても、安全な場所などないのではないか、と、

まあ、これは、地震についても言えるのですが、首都直下型地震がいつ来てもおかしくないと思っているので、僕も、都内に通勤していた間は、いつもそのことは頭の片隅にありました。

特に地下鉄に乗っているときなどは、今地震が来たらどうなるのだろう、などと、考えましたね。


一度大きな災害にあってしまうと、その後の生活の再建はなかなかに困難を極めます。
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台風被害で屋根を飛ばされた千葉県の家でボランティアの人が作業する様子をテレビで見ても、その大変さはわかります。

かび臭い家に住み続けざるを得ない住民のストレス。

コロナ禍で作業が滞り、またやってく台風シーズンへの不安。

本当に日本は、世界でも稀に見る災害大国。

それにめげず復興する国民が忍耐強くなるのは道理かもしれませんが、国民全体が今高齢化しつつある今、今後は人口も1億人を切り、8000万人へと向かっていく予想も出ています。

8000万人になるころには、もう僕もこの世にはいないかもしれませんが、国力の衰退だけでなく、連日尖閣に領海侵犯して来る中国をはじめとした外国の脅威もあり、外交の分野でのかじ取りもますます混迷を深めています。


災害、戦争、疫病、貧困、その他諸々の現象はとどまることなく、変化していきます。

そうした中、悔いなく人生を生き切るにはどう生きたらいいのかが、日々、自分に問いかけていることの一つ、でもあります。


「貯金だって8000万円もあるんだ」と憤慨


今日も、朝から雨が降っていますが、この雨音を聴きながら、ぼんやりするのも趣があってよろしいか、と。

晴耕雨読という言葉がありますが、僕は耕すべき畑も持っていないので、晴れた日には外をぶらつき、雨の日には読書をするか雨そのものをしみじみと味わうか、ですね。

今週は、晴れた日が二日くらいしかなく、貴重な晴れ間は外をぶらつきましたよ。

特に、木曜日は良く晴れたので、行田市まで行ってきました。

忍城と足袋が有名なところです。
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忍城も良いが、その近くにある水城公園も、リラックスできます。
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水城公園では、釣り人がかなりいましたが、いずれも、シニアばかり。

さて、今日は、婚活について、興味を引く記事を見つけました。

 一流企業に勤める40代男性Aさんは、20~30代は海外赴任で世界を飛び回り、ようやく転勤が終わって東京本社に戻ったタイミングで結婚を考え始めました。「今の年収は2000万円。結婚して奥さんが支えてくれたら、1億円にも手が届く」と語っていました。

 職場ではそれなりの役職についていて、「いい上司」として認められています。ところが、私生活では未婚のまま、ほぼ2~3年ごとに転勤を繰り返してきたため、恋愛をろくにしていません。お付き合いをしたとしても短期間で破局。女性とじっくり向き合った経験に乏しく、恋愛における感覚は20代のように感じました。

 こうした男性はAさんに限らず意外と多いんです。このタイプの男性のほとんどは、感覚が20代なだけに自分の老いに気がついていません。実際は40代半ばのおじさんですから、お腹は出てるし、髪も白くなったり薄くなったりしています。

 そういう人への婚活アドバイスは、まず、若い男性の写真をたくさん見せて、「この男の子たちは若くてきれいですよね。この子たちと同じ土俵で戦わなければならないんです」「肌だってこんなに違うし、スタイルもこんなに違う。だから若い子以上に努力が必要になります」というような話をします。

 Aさんにもそう説得しましたが、最初は「これまで頑張ってきたのに何を頑張るんだ。年収も高いし、貯金だって8000万円もあるんだ」と憤慨していました。

 「そりゃ仕事は頑張ったでしょうね。だから結果が出ているし、年収にも表れている。でも結婚するためには何をしてきましたか。恋愛もしてませんし、女性がどんな生き方をして、どんな考え方をしているか知らないですよね?」と説いてレッスンを始めました。ここまで来るのに1~2カ月かかりました。

 レッスンでは、それぞれの会員に合わせて髪型やファッション、礼儀作法を“婚活向き”に変えていきます。実際にスタイリストが同行して買い物にも行きます。エスコートも特訓します。

 女性がヒールを履いているのに1人でどんどん歩いて行ってしまう、エスカレーターがあるのに階段を勢いよく下りてしまう、寒い季節に何キロも歩かせる⋯⋯事前に想定されるNG事項は細かくお伝えしています。

 Aさんはずっと「エリートの自分がなぜ女性に媚びなければいけないんだ」という意識が強かったのですが、「結婚するには、自分を変える必要性を理解しないと。変わろうとしない人は縁遠くなるばかりですよ」と説得しながら進めていきました。

 若い女性を希望していたので、20代女性とマッチング。女性は「こんなに高学歴で素晴らしい人、うれしいです」と大喜びしてデートを重ね、いよいよプロポーズというところまで進みました。

 当日、Aさんを呼んで「今日はプロポーズだよ。きちんとした場所をセッティングして、お花を持ってね」と散々念を押しました。Aさんは「わかりました」と返事をしていましたが⋯⋯残念ながらまったくわかっていませんでした。

 その日、Aさんが連れて行ったお店は焼肉屋さん。一応、都心の高めのお店だったそうですが、若い女性と膝を突き合わせるという状況に気持ちが高ぶってしまったのでしょうか。それとも、プロポーズを前に緊張をほぐそうとしたのでしょうか。お酒を何杯も飲み、ベロベロに酔ってしまいました。プロポーズをリードすべき立場としてありえない大失態です。

 しかし、Aさんの過ちはそれだけではありません。あろうことか予定していたプロポーズの場に行かず、お花も買わず、手を引っ張って3流のシティホテルに連れて行ってしまったそうなんです。

 翌朝6時、女性から大泣きしながら私のもとへ電話がかかってきました。「プロポーズしてくれるって言っていたじゃないですか」と。私はてっきりうまくいったものと思っていましたから驚きました。あれだけ念を押したのに、プロポーズをせずにホテルに連れ込むなんて、断じてあってはならないこと。

 女性は「こんないい条件の男性に捨てられたくない」という思いで我慢してついて行ってしまったそうですが、相手は酔っ払ったずっと年上の男性。いつものエリートビジネスマンの印象は崩壊し、ひどくショックを受けたそうです。成婚前の性交渉は契約違反。2人とも「成婚料」(性交渉をした時点で成婚とみなす)を払って退会となります。


うーん、 この女性は、ある意味、良い体験をしたのではないでしょうかねえ。

まあ、男は、年収だけじゃないよ、と。

年収もあり、性格も良く、見栄えも良く、といった男を望んでも、そういう男はタダでさえモテる上に、その男にも好みというものがあるでしょうからねえ。

高学歴高収入高身長の男と結婚できたけど、冬彦さんだった、なんてこともあるかもしれないし。

ちなみに僕は、低学歴定収入低身長でしたが、今では、低学歴無収入低身長と、さらにスペックが下がっていますが、幸せそのもので、世のありようを眺めています。


70歳まで働く人の自由時間


少し前の、ガイアの夜明けで、タクシードライバーの解雇の話を見たのですが、70過ぎたドライバーが社長に文句を言っていました。

うーん、人の事情はそれぞれなので、何とも言えませんが、そんな高齢になってまで働く人の自由時間て、どれだけあるんだろうと、考えてしまいました。

この文句を言っていた人も、70を過ぎてもハンドルを握らざるを得ないから、握っているわけで、出来れば、仕事を辞めたいと思っているのかもしれません、からね。

先日も、クローズアップ現代で、シニアの労災が深刻だ、みたいなのをやっていましたね。

ちょうど、ハケンの品格と被ってしまって、どっちをダビングしようかと思い、篠原涼子のほうにしたのですが、そのため、リアルタイムで見ることに。

なので、その記憶をたどって書いてみると、年金12万円の女性が犬をなでながら何か話していましたが、それだけもらっていたら、無理して働く必要なくね、と、思ったのは僕だけでしょうか。

シニアの労災は、多いそうで、考えてみれば、僕が、今年5月にアルバイトを辞めたのも、夏に熱中症で倒れるのを恐れたことも、理由の一つ。

自分の身は自分で守るのが基本、ですからね。

以下は、ネット記事からの引用。

「実際には、すでに4割近くの人が70歳になっても働いている」と指摘するのは、ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎主席研究員です。18年の70歳の就業率は36%。平均退職年齢もここ数年上がり続け、18年には69.9歳になりました。「健康寿命が延び、まだ上昇の余地がある」と話します。

どんなふうに働いているのでしょう。一橋大学の小塩隆士教授に聞くと「アベノミクスで増えたのは非正規雇用のシニアです」との答えでした。12~18年の間に増えた非正規労働者は304万人、うち60歳以上が190万人と半数以上を占めました。特に60代後半の人が増えているそうです。

景気回復や人手不足などにより仕事が増えたことが背景にあります。こうした中、思わぬ事態も起きています。仕事中、けがをする高齢者が増えているのです。

厚生労働省の統計によると、労働災害による死傷者のうち、60歳以上は18年に約3万3千人になりました。すべての年齢のうち26%を占めます。10年前に比べ、約1万人増えました。「働く高齢者が増えて事故も増えている」(厚生労働省)そうです。

特に最近増えているのが「転倒」です。18年の死傷災害の4分の1を転倒が占めました。関東地方の労働基準監督署に聞いてみると「昔は機械に挟まれるといった事故が多かったが、今はちょっとした転倒で、労災につながるようなけがをしてしまう」ということでした。

うーん、まあ、働く働かないは、各人の事情もあり、自由なのですが、70歳まで、あるいはそれ以上の年齢まで働く人の、正味の自由時間て、どのくらいあるんでしょうか。
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それと、人間には、健康寿命があるのですよ。

ただ、心臓が動いていればいい、という話ではなくて、行きたい場所に行くとか、やりたいことができるとか、は、健康でなければできないわけで、そういう意味でも、シニアの時間は、まさに貴重だと思うのですが。

それを、労働で塗りつぶすのは、どうなのでしょうかねえ。



68歳での住宅ローンは年金18万円でもきつい


僕の年金の受取予想額は、満額でも9万円ほど。

なので、今日話題にしようと思っている男性は、僕の倍の年金額。

それでも、住宅ローンを抱えていたら、生活は苦しい、という話。

現代ビジネスの配信記事で、興味があったので、掲載してみます。


 地方都市に住むYさんは現在68歳。

 40歳の時に新築の一戸建てを3200万円で買った。頭金は1割程度、住宅ローンは3000万円組んだ。

 金利は、当初5年は3.5%だったが、5年目以降は4.5%になった。毎月の返済は14万円ほどで何とか払えてきた。

 借り入れ当初は、65歳で定年し、退職金で一部繰り上げ返済をしようと考えていた。ところが、想定していたよりも退職金が少なく、繰り上げ返済に回せなかった。

 年金は月18万円だ。ローンを支払っていると年金だけでは生活ができないので、食品工場でのアルバイトをしながら住宅ローンは遅れずに返してきた。

 そんな中、Yさんを悲劇が襲う。新型コロナウィルスの影響でアルバイト先の食品工場が閉鎖したのだ。

 アルバイト収入がまったく入らなくなった。次のアルバイトを探しているが、この状況と年齢的に見つかるあてがない。Yさんは、住宅ローンの借り入れ先に相談をした。

 「金利を下げてくれないか?」

 Yさんが住宅ローンを借りた当時の金利は3~4%が当たり前の時代だった。しかし今は、1%を切っている低金利だ。

 今まで28年間一度も遅れずに高い金利で住宅ローンを支払ってきた。もう元金はとうに返済しているだろう。残りの7年間、金利を半分の2%にしてくれるだけでも返済ができる。

 しかし、金融機関の回答はNOだった。金利を下げるということはしていない、借り換えをするしかないという。

 だが、年齢的にも収入的にも借り換えに応じてくれる銀行はない。散々相談したが、難しかった。Yさんは「定年前に借り換えをしておくべきだった」と嘆く。



うーん、僕も、隣の市の駅前分譲マンションに13年間住んでいたのですが、借り換えは一度しています。

僕の記憶だと、2.4パーセントの金利が4パーセントに上がる前のタイミングでした。

当時は、まだホテル勤務で、
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源泉徴収票なども用意できましたから、借り換えることができました。

この記事のYさん、なぜ、現役時代に借り換えなかったのでしょうねえ。

まあ、理解するとすれば、仕事に忙殺されていて、そうしたことを考える気力が残っていなかった、のカモ。

それにしても、68歳で、18万円の年金というのは、立派な額、というか、長年コツコツと働いてきたからこその年金額なので、決して少ないほうではないと思うのですよ。 

それにも関わらずアルバイト先が閉鎖したくらいで、困窮するほどの経済状況というのは、あまりにもマネーリテラシーがなさすぎですが、住宅ローンは、少しでも早く返したほうがいいと、他山の石とすることなく、僕も自戒しましたよ。


年寄りになったら生活できへんかもしれん


24時間勤務の頃は、仕事明けに良く都内をぶらついていたのですが、 だいたい営団地下鉄の一日券を買って、あっちに行ったりこっちに行ったり。

そんなことを、ホテル勤務時代の11年間で、月平均3回くらいのペースでやっていたので、地下鉄の効率的な乗り換え方法なども、勝手に覚えますよねえ。

で、そんな風にぶらついていると、いろいろな乗客の話し声なども、耳に飛び込んでくるのですよ。

「年寄りになったら生活できへんかもしれん」

そんな関西弁が聞こえてきた時もあり、そのときに見た婦人は、いかにも金持ちそうな身なり。

話し相手の女性も、頷いていましたが、そちらも、指にはパライバトルマリンの大きな指輪をしていましたから、お金持ちなのは明らか。

まあ、関西方面から東京に旅行に来ているようでした。

おそらくですが、年寄りになったら今のような贅沢な暮らしはできない、という意味だったのだと思います。

そして、その場面を思い出した僕が、また関連して思いだしたのが、石田ゆり子さんのこと。

以下は、ネット記事からの引用。

「ファミリー向けの高級マンションで、都内の一等地にもかかわらず100平方メートル以上の部屋も多いです。なかでも石田さんが購入されたのは140平方メートルを超える物件。価格は3億円近くするのでは」(不動産関係者)

 豪邸を建てたわずか2年後に、高級マンションを買っていただけでも驚きだが、実は、この物件は3軒目だった。

「昨年夏にも都内の閑静な住宅地にあるビンテージマンションの最上階を買っています。こちらも100平方メートルを超える広さで1億円近くはするでしょう。現在は賃貸に出されているようです」(別の不動産関係者)

年1軒のペースで不動産を連続購入していたことになるが、いったいどういう理由からなのか。

「一戸建てに引っ越した後、石田さんは愛犬が階段の上り下りをすることを嘆いていました。犬にとってヘルニアになる危険性がありますからね。だから“階段のないマンションに”と考えたのかもしれません。『おしゃれイズム』で明かした“ペット専用の部屋”とは、彼女の新居のことかもしれません」(テレビ関係者)

 特徴的なのは、住み替えではなく、3軒とも所有し続けている点。しかも、すべて値下がりしにくい優良物件ばかりだ。

「石田さんは樹木希林さん(享年75)をとても尊敬していました。希林さんは若い頃から不動産が趣味で、亡くなる前に少なくともマンション3戸、一戸建てを5軒も所有していたそうです。娘の也哉子さん(43才)・本木雅弘さん(53才)夫妻にも“年金のつもりで家賃収入をいただきなさい”とすすめていたほど。石田さんもこの“教え”に従っているのかもしれません」(芸能関係者)

うーん、お金持ちの石田さんに僕がこんなことを言うのはおこがましいのですが、物件が全部都内にあるのはやばくね、と、思うのですよ。

僕だったら、東京は、自宅の他は一軒にとどめ、神戸と福岡にマンションを買いますね。

理由は、物件が全部東京だと、
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首都直下型地震が来たらやばくね、ということ。

神戸市がいいと思うのは、阪神淡路大震災で、一度震災を経験した後なので、もうしばらくは地震もないだろうし、その後建てられているマンションは耐久性が高いのではないか、と思うから。

福岡市がいいと思うのは、住みたい街ランキングの上位で、まだまだ伸びしろがありそうだから。

どちらも、政令指定都市ですしね。

玉子は一つのかごに盛るな、は、投資の格言ですが、それは、不動産投資にも言えると思うのですよ。

まあ、石田ゆり子さんからすれば、金もないお前なんぞに言われたくもないわ、と、いうことかもしれませんが。



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