介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2019年12月

紅白は見ないで、ひとりサザン祭り


二十代のころと言えば、やっぱ、一番聴いていたのはサザンであり、桑田佳祐。

あ、もちろん、山下達郎や大瀧詠一も、聴いていましたよ。

で、今日は大みそかで、紅白歌合戦のある日。

でも僕は、紅白って、見ないんですよねえ。

だって、裏番組で、格闘技があるでしょ。

やっぱり男は、格闘技を見ないとね、女の人も、見たほうがいいですよ。

で、まあ、何が言いたいかと言うと、やっぱ、桑田は稀代の天才。




うーん、逗子に住んでいたころを、思い出します。

日本に、桑田佳祐や山下達郎がいることを、感謝しないとね。




うーん、あの頃君は、若かった、って感じですね。

で、やっぱ、サザンと言えば、この曲は外せないよね、ということで、




うーん、みんな年を食ってきているけど、頑張ってます。



うーん、観客の喜んでいる姿を見れば、桑田佳祐の偉大さがわかりますね。



うーん、まさにこの曲がヒットした年に、僕は、テレビもない逗子のアパートでラジオで、日本シリーズを聞いていましたよ。

近鉄対広島、ね。

絶体絶命の中、9回裏、江夏が抑えきって、広島が優勝。

なんか、昔の曲が、昔の記憶を引っ張ってきます。




うーん、やっぱ、桑田佳祐は、日本が誇る、山下達郎と並ぶ、稀代のメロディメイカーだよね。

この二人には、国民栄誉賞をあげてもいいですよ、マジで。

最後は、カラオケに行くと、僕が必ず歌う曲を。


年末年始は格差が身に染みる時期かもしれないが


大手企業の冬のボーナスの平均は95万円で、二年連続過去最高を更新。

こうしたニュースが流れると、大半の労働者は、自分と比較して、様々な思いを持つでしょうね。

僕も、現役時代は、そうでした。

また、この時期、海外に繰り出す親子連れなどを見ると、金のない独身者などは、みじめな思いになるかもしれません。

事程左様に、年末年始のこの時期は、世の中が浮かれる分、不遇を託つ人にとっては、つらい季節。

さて、昨日は、和食よへいで、ここ数年、恒例になっているしゃぶしゃぶ食べ放題忘年会を、AさんとIさん、の、3人でやりました。

ここで思ったのも、考え方や感じ方は、三人三様であるということ。

それ故に、違う見解を持った人たちとの、語らいは、世の中を複眼的に眺めるのに役立ちます。


ただ、この3人は、基本的に、精神的なことを優位に置いているという共通項はあります。

それゆえ、それぞれの事象に対する見解の相違を認め合いながらも、より高次の視点を模索するという発展的な関係が築けているのだと思います。

Aさんからは、グレタさんやローマ教皇についての、また別の視点を、提示してもらいました。

また、Iさんは霊的感性が優れていて、たとえば、霊臭、と言って、霊のにおい、あるいは、霊界のにおい、などが、わかるようです。

Iさんは、日蓮系の宗教家庭で育ち、まあ、日蓮系と言っても、日蓮宗、日蓮正宗、あるいは、日蓮正宗からたもとを分かった創価学会、さらには、顕正会、など、あるのですが、千葉の、あるお寺の名前を出して、そこの霊的雰囲気の話などをしていました。

僕は、こうした話はとても好きで、Iさんは、ほかにも、トラックドライバーで全国を回っていた時なども、熊本県から鹿児島県に入ると、雰囲気が全然違う、とも言っていました。

雰囲気は、霊域ともつながるので、幕末維新で活躍した鹿児島の地の独特の霊域というのがあるのだと思います。もちろん、幕末維新前から、島津家の家風というか、一本筋の通ったところがあるのだと思います。

熊本も、加藤清正が治めていた地ですから、こちらもそれなりの気風があるのだと思いますが、それぞれの地にはその地独特の霊域があるのかもしれません。

Iさんは、特に、伊勢神宮の霊域の荘厳さというか、そうした話もしてくれました。

まあそのように、人は、この世に生きながらも、実は、その本質は、霊、なのだと思います。

シルバーバーチは、あなたとは何か、という章の中で、次のように言っています。

いったいあなたとは何なのでしょう。ご存知ですか。自分だと思っておられるのは、その身体を通して表現されている一面だけです。それは奥に控えるより大きな自分に比べればピンの先ほどのものでしかありません。

あなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです

それはこの全大宇宙を創造し計画し運用してきた大いなる霊と本質的には全く同じ霊なのです。つまりあなたの奥にはいわゆる〝神〟の属性である莫大なエネルギーの全てを未熟な形、あるいはミニチュアの形、つまり小宇宙の形で秘めているのです。


シルバーバーチの話をすると長くなるのでこの辺にしますが、霊臭を感じる能力のあるIさんは、それをギフトとして活用し、物事を判断する基準にしたり、あるいは、自分が間違った方向に行かないような歯止め、にもしています。

すべての人には、個性があり、特質があり、強みがあると思います。

それをどう活用し、生かしていくかは、当の本人に委ねられているのでしょう。

そう考えると、格差や、他人との比較ではなく、
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自己を掘り下げることこそが、まずはやるべきことだと思うのは、僕だけではないでしょう。

マイティの散歩デビュー


若い母親が、幼子を、公園に初めて連れて行く時を、公園デビューと言うそうですが、タクシードライバーのMさんの新しい家族、マイティも、まだ散歩デビューしたばかり。

昨日は、そのMさんと、Aさんとで、ジョイフルで昼間の、ミニ忘年会をしました。

お酒なしの、リーズナブルな食事の忘年会も、また楽しいもの。


3時間以上話し込んだかと思いますが、その後、Mさんの家に寄り、マイティに再会。

よちよちと歩くマイティを、外に連れ出したMさん。


なるほど、まだ子犬なので、歩く姿もぎこちなく、散歩デビューの初期はこんな感じなのかと、納得。


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よたよたと歩くマイティ。

草など、いろいろなもののにおいをかいでいましたよ。

僕のにおいもクンクン嗅いでいました。


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ボストンテリアは運動能力が高いので、もう少し成長したら、ドッグランに、連れて行くとMさんが、言っていました。

Mさんは、プロでこそないものの、数多くの有名な写真の賞を取っているカメラマンでもあり、ドッグランで、マイティがジャンプしてフリスビーをとる写真を撮りたいので、その時には手伝ってくださいと言われているので、それも、今から楽しみ。

マイティを外に連れ出した様子をうらやましそうに見る、トイプードルのレオンと、チワワのちーちゃんが、サッシ越しに、こちらを見ていました。

マイティも、もう少しすれば、レオンと一緒の散歩ができると思います。

僕はどの犬種も好きですが、フレンチブルドッグやボストンテリアは、独特のかわいらしさがありますね。


不動産担保型生活資金を借りるという選択肢

僕は、年金受給見込み額が少ないので、現時点で、9万円ほど、なのですが、これを増やすには、繰り下げ受給で、これがまず一つの戦術。

もう一つは、住宅ローンを払い終えたあとの一戸建てを、担保にして、
不動産担保型生活資金、なるものを、借りる手もあるかと。


リバースモーゲージを扱う銀行は増えているのですが、不動産の所在地が限定されていることが多く、僕の家は、たぶん現状では範囲外、だと思います。

で、浮上してきたのが、不動産担保型生活資金。

これは、低所得の高齢者を救済する制度なので、年金が少ない人は対象になりやすいようです。


つまり、僕のような人、ね。

ただ、これも、物件に条件があるとのことなので、そこが一つのネック、かも。

これは、窓口が、社会福祉協議会。


今はアルバイトで、定期収入がありますが、今後の経済を考えると、いろいろな選択肢を、考えざるを得ません。

まあ、それが、いい頭の体操になってもいますが、おひとり様は、自分を頼りにして、頑張るしかありません。

頼れるのは、自分ですよ。

ゴミの分別をやり切って送迎して今年の業務を終える


昨日、27日は、アルバイト先の工場の最終仕事日、今年のね。

で、社員は、14時45分以降にタイムカードを押せば、一日勤務とみなすらしく、それに比例して、僕の午後の勤務時間も短縮され、通常は17時20分に工場を出発する送迎便も、昨日は、15時05分の出発。

ゴミの仕分けは2時間弱で終わりましたが、できる限りのことはやりました。


社員を送迎し終えて工場に戻ると、駐車場にはまだ複数の車が止まっていて、残業している部署もあるとのこと。

僕は、16時前にはタイムカードを押して、そのまま家には帰らず、町役場でもらった入浴割引券をもって隣町のスパリゾートへ。

露天風呂に入り、そのあと内風呂に入り、ゆったり過ごしました。

その後、海パンをはいて、隣接するクアハウスへ。

人も少なく、ほぼ貸し切り状態。

ジャグジーでくつろいだ後、デッキチェアを倒し、内省の時間。

この内省の時間が、僕にとっては至福のひと時。


考える、というよりも、感じる、に近い黙想時間。

これが、いいのですよ。

2時間くらいいたかな、と思ったのですが、実際にはトータルで1時間半ほどで、退出。


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2階のくつろぎスペースにはハンモックがあり、家族連れがくつろいでいましたよ。

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冬は、闇が落ちるのが早いよね。

苦しい時は逃げていいし、逃げなきゃダメなこともある


逃げよ逃げよ、すべてのジュネーブから逃げ出せ、と、かつてノストラダムスは言った。

僕は言う。

逃げよ逃げよ、すべてのブラック企業から逃げ出せ、と。

今朝、テレビをつけたら、電通で過労自殺した高橋まつりさんのお母さんが出ていた。まだ、50代で僕より若い。

それなのに、最愛の娘をなくし、今もその悲しみを抱えたまま生き、活動している。


彼女は、過労死がなくなるような活動をしていて、その彼女のもとには、企業で働く若者から便りが寄せられているようだ。

母子家庭なのに、母が苦労して大学まで出してくれた、だから苦しくても会社を辞められない、でも、苦しい、そんな手紙が寄せれれているようだ。

親思いのいい子ほど、親の苦労を考えたりして、ブラックな会社でも頑張ってしまう。

置かれた場所で咲きなさい、などという言葉を、狡猾に利用されることもある。

置かれた場所で咲きなさい、を書いたシスターも、理不尽な環境で耐え抜け、などという意味で書いたわけではない。

親鸞の悪人正機説にしろ、悪い奴が狡猾に利用すれば、善人は騙される。


主イエスの言葉も同じだ。

都合の良いところだけ抜き取られ、カルト教祖に利用される。


孔子の言葉なども、権力者にいいように使いまわされている。


その点、老子の言葉は、悪用されることは、ない。

タオは、道であり、無用の用を説き、付け入る隙がない。


真理とは、常に単純素朴であり、誰にでも理解できるものだ。


主イエスの教えも老子の教えも、シンプル極まりない。
そして、シルバーバーチの伝える真理もまさに同じだ。

宗教家とか信心深い人は霊的に程度が高いという考えが人間を永い間迷わせてきたようです。実際は必ずしもそうとは言えないのです。

ある宗教の熱烈な信者になったからといって、それだけで霊的に向上するわけではありません。大切なのは日常生活です。あなたの現在の人間性、それが全てのカギです。


祭壇の前にひれ伏し、神への忠誠を誓い、〝選ばれし者〟の一人になったと信じている人よりも、唯物論者とか、無神論者、合理主義者、不可知論者といった、宗教とは無縁の人の方がはるかに霊格が高いといったケースがいくらもあります。

問題は何を信じるかではなく、これまで何をなしてきたかです
そうでないと神の公正が根本から崩れます

うーん、僕も、いくつかの宗教団体の中で、自分たちこそ真理を知っている選ばれた人間だと思い込み、スピリチュアルエゴに陥りながらそうと気づいていない人間を、いやというほど見てきました。

何より僕自身が、その、スピリチュアルエゴの塊のような人間でした。

スピリチュアルエゴの思考の枠の中にいたら、そこから抜け出すのは、容易ではありません。

それは、僕自身の体験からも、よくわかります。

思考ではなく、気づき、が、覚醒をもたらします。

そしてその気づきは、単純素朴なものです。

なんだ、そういうことか、と、幼子のような気持でわかる、感じです。

宇宙の理法、真理というものは、一つの団体が独占できるものではありません。

それは、公正にして無私であり、法則として働くからです。

だからこそ、スピリチュアルエゴに毒された神を信じると称する信者よりも、往々にして、彼らが蔑む唯物論者や無神論者のほうが、はるかに霊格が高かったりするのです。

ブラック企業にしろ、宗教団体にしろ、苦しいと感じたり、疑問を感じたら、このあり方でいいのかと、一度距離をとる。

そして、逃げたほうがいいと判断したら、
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躊躇なく、全力で、逃げる

それが、大切だと、思います。

積みあがるゴミとの格闘


アルバイト先での、年末のごみの排出量の多さは、去年も感じましたが、今年は去年以上に多いようです。

分別しても、仕分けしても、次々に運ばれてくる廃棄ごみ。

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なんか最近、右手の手首が痛くなってきました。

アルバイトは、それなりに大変だけど、頑張らないと。

ただ、ありがたいことに、去年の断捨離のおかげで、自宅においては、掃除が大変楽になりました。

片付けようとするから進まないので、片付けるのではなく、捨てる、これが、大事。

捨てることで、本当に自分の必要なものが見えてきて、それは、人生においても、何が必要で何が要らないかが見えてくることにも通じます。

で、本当に必要なものにだけ囲まれた暮らしは、身軽で、心地良い、と、こうなっております。

アルバイト先では、ごみと格闘していますが、自宅に帰れば、ごみは、なし。

スッキリ空間があります。

この、スッキリが、大事。

散らかっていたり、モノが多いと、心も体も重くなるのですよ。

断捨離をして、スッキリと暮らすようになってから、体重も10キロ近く痩せたのは、これも至極当然の理。

汚部屋に住む人間はデブが多いと聞きますが、あれはモノをため込む心理状態が体にも反映されるからです。

何はともあれ、生活環境も、体も、スッキリしていないと、人生がサクサク展開していきません。

このことは、経済的基盤を強いものにすることと同じかそれ以上に、大切なことだと思っています。

ボストンテリアとチワワとトイプードル


昨日は、午後、タクシードライバーの友人でもあり、年上の先輩でもあるMさんのところに、新しい家族、ボストンテリアのマイティに会いに行ってきました。

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生まれたのは、今年の8月だそうです。

なので、少し値が下がっていたところを、さらに、娘さんの勤めるペットショップでの購入で、社員割引もあり、リーズナブルな価格で手に入れられたそうです。

やっぱ、子犬は元気で動き回っているので、なかなかうまく写真が撮れませんでした。

Mさんは、ほかにも3匹、犬を飼っていますが、そのうちの1匹、チワワのちなみちゃんは入院中。

で、もう1匹のチワワのちーちゃんは、元気でした。


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それと、子犬の時から家族として暮らしているトイプードルのレオンも、相変わらず元気でした。

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白のトイプードルで、Mさんには、トリマーの娘さんが、いるので、安心です。

僕も、Mさんのおかげで、だいぶ犬には、詳しくなりました。


犬たちと遊んでいるときは、僕にとっては、非日常の楽しい時間です。

シングル女性が働いて年金を払い続けても専業主婦よりも年金額が低くなる場合も


シングル女性が働いて年金を払い続けても、第三号被保険者として保険料を免除されている専業主婦よりも年金額が低くなる場合もある。

不条理だが現在の社会保険制度が標準モデル世帯(サラリーマンと専業主婦)をもとにしている限り変わらない。


という記事をネットで読み、世の不公平さを感じました。

世代間格差、というのもありますが、上記のように、同じ世代でも、立場上の格差、というのはあるようです。

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稼ぎの良い旦那を持った専業主婦は、お買い物も、値段を気にせずできますね。

一方、貧困女性のほうは、働けど働けど、我が暮らし・・・。


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ただ、思うのですよ。

粗食のほうが、長い目で見たら、健康には良いのではないか、と。

何でも、人生、良いように解釈するほうが、ストレスを感じなくて、楽に生きられますからね。


なんたって、ハッピーがいちばん


ロックだけでなく、フュージョンやジャズ、クラシックからも、多大な恩恵を受けてきた僕。

なので、今日は、ぶっちゃけて、ハッピー祭り。




うーん、やっぱ、サンタナ、最高。

で、やっぱ音楽は理屈じゃないので、体が勝手に動くくらいじゃないとね。




うーん、ハイサイおじさん、最高。

ハイサイおじさんの、この躍動感は官能的かつ霊感的。

で、やっぱ、若い頃にいちばん聴いていたのは洋楽ロックなので、



うーん、トム・ジョンストン節が炸裂。

やっぱ、勝手に体が動くくらいじゃないとね。

身体も足も動かないとね、ということで、




うーん、このヴォーカルはやっぱ秀逸。

で、まだまだ続きます。




うーん、いい音楽は体が勝手に動くって、しつこいか。

まあ、ノリノリと言えば、チャック・ベリーじゃね、ということで、




で、チャック・ベリーもエルビスも、とくれば、



うーん、日本には、永ちゃんがいるってよ。

永ちゃんは、洋楽ロックに一歩も引けを取らず、どないだ、と、机を叩く。

で、年季の入った大御所の登場。



うーん、やっぱ、ロックだべ。




うーん、最後は、アラン・パーソンズ・プロジェクトに、締めてもらいましたよ。

愛された犬や猫の死後の様子はどうなっているのか


ワンコやニャンコと暮らす人が増えていて、そうした日常を綴るブログも、多数、読むことのできる今は、僕のように、ペットを持たない人でも、それを読んで癒される、ということがあります。

また、僕の友人でも、ワンコやニャンコを飼っている人もいるし、先日、池袋で、K原君の、快気祝いをしたときも、そのK原君も猫を3匹飼っていて、写真を見せてもらいました。

また、快気祝いを企画したK内君も、やはり猫を複数飼っていると言っていました。

実は明日、友人でもあり先輩でもある、タクシードライバーのMさんのところに、最近家族になったという、ボストンテリアを見に行くのを、今から楽しみにしています。

さて、動物たちは、死後、どんな暮らしをしているのか、これは、ペットを飼っていない人でも、気になるところではないでしょうか。
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シルバーバーチが、このことについても言及しているので、少し見てみましょう。


問 「動物は死後もずっと飼い主と一緒に暮らすのでしょうか。それともいずれは動物だけの界へ行くのでしょうか」

 「どっちとも一概には言えません。なぜなら、これには人間の愛が関っているからです。死後も生前のままの形体を維持するか否かはその動物に対する飼い主の愛一つにかかっているのです。もしも動物とその飼い主───この飼主(Owner)という言葉は好きではありません。

他の生命を我がものとして所有する(own)などということは許されないのですから───その両者が時を同じくして霊界へ来た場合、その飼い主のところで暮らします。愛のある場所が住拠となるわけです。愛が両者を強く結びつけるのです。その場合は住処がありますから動物界へ行く必要はありません。

 動物界に住むのは飼主より先に霊の世界へ来た動物に限られます。誰かに世話をしてもらわなくてはならないからです。さもないと、心を温めてくれただけでなく一時的にせよ〝不滅性〟の要素を吹き込んでくれた〝愛〟から切り離されて、動物といえども心を取り乱すことがあるのです。

地上で人間的な愛と理性と判断力と情愛を一身に受けた飼主より先に他界した場合は、その主人が来るまで、動物界へ行ってそこで面倒をみてもらいます。それはちょうどあなた方が遠出をする時にペットを専門家に預けるのと同じで、霊界の動物の専門家に世話をしてもらうわけです」

問 「人間との接触によって動物はどんなものを摂取するのでしょうか」

 「長い進化の道程のどこかの時点で、神が、というよりは、法則の働きによって動物の魂に自我意識が芽生え、やがて理性が芽生え、知性が発達してきました。その段階で人間は判断力というものを身に付けたわけです。

すなわち物事を意識的に考え、決断する能力です。しかし実はそうした能力は全部はじめから潜在していたのです。どんなに遠く遡っても、魂の奥に何らかの形で潜在していたのです。それが目覚めるには神の息吹きが必要でした。

 さて、そうして神が動物に霊性の息吹きを吹き込んだように、あなた方人間も動物に対して同じことが出来るのです。人間は神の一部です。従って進化の順序の中で人間の次に位置する動物に対して、その霊性の息吹きを吹き込む能力を具えています。

つまり動物との接触の中で、愛という霊的な力によって、動物の魂に自我意識を芽生えさせることが出来るのです。それがその後の長い進化の道程を経て、やがて人間という頂点にまで達するわけです。愛が生命のすべてのカギです。動物であろうと人間であろうと、愛は死によって何の影響も受けません。

愛こそは宇宙の原動力です。全宇宙を動かし、全てを制御し、全てを統治しています。また愛は人間を通じて他の生命へ働きかけようとします。人間同志でもそうですし、動物、植物といった人間より下等な生命でもそうです。人間が可愛がる動物───犬、猫、その他のペット類───へ向けられる愛は死と共に終わるのではありません。愛があればこそ生命は進化するのです」

問 「霊界で動物と再会したとして、その一緒の生活はいつまで続くのでしょうか。いつまでも人間と一緒ですか」

 「いえ、その点が人間と違います。人間と動物はどこかの時点でどうしても別れなければならなくなります。地上の年数にして何十年何百年かかるか分かりませんが、動物の進化と人間の進化とではその速度が違います。より大きな光明へ向けて絶え間なく向上していく人間のペースについて行けなくなる時が来ます。

人間は死の関門を通過して霊界の生活に慣れてくると、言いかえれば自分を地上と結びつけていた絆が切れたことを自覚すると、向上進化を求める欲求、内部の神性を発揮しようとする欲求が次第に加速されていきます。そして魂に潜む能力を他の生命の進化を援助する方向へと発揮しようとします。

そうやって人間が霊的に向上すればするほど、動物はそのスピードについて行けなくなり、やがて死後も燃え続けた愛の炎も次第に小さくなり、ついには動物はその所属する種の類魂の中に融合していきます。



うーん、動物の霊界での様子の話は、この後も、問いかけと答え、という交霊会でのいつものやり取りという形で続くのですが、長くなるので引用はここまでとします。

まさにパウロが聖書の中で、そして何より、主イエスが語っていたように、愛こそが宇宙最大の力、のようです。

まあ、この、愛という言葉も、神という言葉と同様に、手垢にまみれ、誤解され、貶められてはいますが、それぞれの理解の及ぶ範囲で、愛、というものを考えてみるのもいいかもしれません。

都会を歩くことが非日常になりつつあるって、どんだけ


かつて新宿に勤めていたときは、池袋は通過駅。

同時に、一番近い都心のターミナル駅と言えば、西武池袋線を利用していた高校時代も、その後引っ越して、東武東上線をメインに利用するようになってからも、池袋。

その池袋で、先週の土曜日、14日に、K原君の、快気祝いをしたのですが、会場が、西武デパート8階のレストラン街にある、ブラッスリー・ル・リオン。

で、そのあと各自解散し、僕は、ジュンク堂書店に行ったのですが、なんか、都会を歩くだけで、最近では、非日常に、感じます。

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それだけ、都内に出ることもなくなった、ということか。




うーん、以前はすいすい歩けた街中も、つっかえつっかえ。

新宿に通勤していた日々が、もうかなり昔のことに思えます。


61歳一人暮らし女性、年金額9万円で不安だというが


今回は、年齢も、一人暮らしである点も、更には、年金額までほぼ同じという女性の相談を見たので、興味深く見たのですが、なぜ、不安なのか、不思議に思いました。

▼相談者

ロクさん(仮名)
女性/会社員/61歳
愛知県/持ち家・一戸建て


▼家族構成

一人暮らし

▼相談内容

若いころきちんと働いていなかったので、将来の年金は少額です(月額9万円程度)。

1人なので、老後資金としてどのくらい用意したらよいのか、また、資金の運用先(金融機関の方の言うとおりにしていましたが、利益を生まず、損をする傾向にあるので)をどのように選択したらよいのか、アドバイスをお願いします。

▼家計収支データ

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(1)定年について
基本的に定年はないが、環境・状況を考えるとあと2年くらいと考えている。退職金は望めない。

長く働いた方がいいことは理解しているが、「そうすると、退職時から自分の意思決定や体が動かなくなるまでの時間が短くなることであり、自由な時間がないことになるので、金銭的な面とバランスがどうなのか知りたい」とのこと。

(2)ボーナスの使いみちについて
基本的には全額貯蓄。

(3)加入保険の保険料の内訳について
1. 医療保険=保険料49万4000円(年払い)
2. 三大疾病保険=払い込み終了
3. 介護保険=払い込み終了
4. 終身保険=保険料4万8731円(年払い)
5. 個人年金保険もその他にあり

(4)投資商品の評価額の増減について
国内債券:300万円(5万円増)
外国債券:810万円(50万円減)
投資信託:355万円(47万円減)
外貨系の金融商品:75万円
REIT:300万円(200万円減)

(5)金融資産について
両親から不動産と預貯金2000万円を相続。あとは自分で貯蓄。


うーん、1億円近くの金融資産を持ちながら不安て、どこまで不安症なんでしょうか。

僕としては、その不安に付け込まれて、お金を取られるリスクのほうを心配してしまいます。

FPも、「生活費を今の倍にしても問題なし」

と、言っています。

さらにこの人は、公的年金こそ、9万円だと言っていますが、個人年金もあるようです。

お金に関しては、ほぼ盤石ではないでしょうか。

むしろ、心配性を、僕は、危ぶみますね。

ジャパンライフ詐欺も、年寄りばかりを狙い、不安や欲望を突いて、いましたからね。

最初は、年も1歳違いだし、一人暮らしで年金額も同じだなと、親近感を覚えて読み始めたら富裕層で、これでお金の心配をしていたら、今日明日のやりくりで日々を生き抜いている人はどうなるんだ、と思いましたよ。

でも、そういう人のほうが、ハナから何もないので失うものもなく、精神的には強いのかもしれません。

僕が、この女性にアドバイスするなら、不安は不安を呼び寄せるよ、と、教えてあげたいですね。

能天気も生活破綻の危険がありますが、これだけの金融資産がありながらお金のことで不安になっているのは不安症で、これもまた別の意味で危険、だと思います。

モノを増やさない暮らし


ローコスト生活で質素な暮らしを実践するうえで大切なのは、モノを増やさないこと。

モノを増やさないことの利点は山ほどありますが、断捨離で多大な労力と時間を費やした経験のある人なら、わかるはず。

以前にも書きましたが、物を買うときというのは、僕にとってはよっぽどのとき。

そして、モノを買うときには、必ず、出口戦略を考えて、買います。これは、まあ、株を買うときと一緒ですね。

さて、先日、ノーマルタイヤをスタッドレスタイヤに換えたのですが、タイヤの収納場所は階段下の物入。

これまでは、タイヤを横にして積み上げ、実はその下に、食器類の予備品を入れた衣装ケースを置いていたのですよ。

しかしそれだと、タイヤの重みで衣装ケースが圧迫され、引き出しを抜くこともできませんでした。どうせ、食器の予備品だからいいか、と思っていたのですが、何か工夫はできないか、と。


そこで、今回はタイヤを立てて収納したのですが、その上の空間を利用するためにも、ツッパリ棚でも買おうかな、と、久し振りにモノの購入を考えたのですよ。

でも、ここで、待てよ、と。

何か家にあるもので、代用できるはずだとの思いが湧き、そこで閃き、かつて使い、今は使っていない、トレーニング器具が使えそうだということに。

タイヤをまたぐようにして置くことで、上の空間が使え、衣装ケースの引き出しも楽に動かせ、予備用の食器も簡単に取り出せるように。


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うーん、上手く収まってくれました。この赤いトレーニング器具は、ディップス用で、主に大胸筋下部を鍛えるものですが、今は、筋力もさほど必要なく、使っていませんでした。

かつて、ビジネスホテルで働いていた頃は、夜一人でベッド移動などという作業もあり、ベンチプレスで、70キロは、挙げるトレーニングもしていました。


まあ、そんな話はさておき、昨日、

何でもお金を出して解決しようとはせず、創意工夫で乗り越えようとするようになるので、人間の幅ができるというか、引き出しが増えます。

で、そういった節約や知恵や工夫が楽しいと思えるようになれば、これは、遊びになるし、ゲームをしているようなものです。

と、いう話をしたのですが、まさにその通りで、なるべくお金は使わず、知恵を出すと、こうなっております。

そして、モノを増やさず、今後も、更に物は減らしていく、と。

これは、「縮小期に入った自分に、何がどのくらい必要なのか」で書いた通りで、この世的なものは、どんどん捨て去っていき、それと比例して、霊的な覚醒のほうを拡大させていこうと、考えているからなのです。

そんなこんなで、今日も、シルバーバーチの言葉を少し。


人間の大半が何の益にもならぬものを求め、必要以上の財産を得ようと躍起になり、永遠不滅の実在、人類最大の財産を犠牲にしております。

霊性に気づいた人は真に目覚めた人です。神性が目を覚ましたのです。それは、その人が人生から皮相的なものではなく霊という実在と結びついた豊かさを摂取できる発達段階に到達したことの指標でもあります。霊の宝は地上のいかなる宝よりも遥かに偉大であり、遥かに美しく、遥かに光沢があります。

物的なものが全て色褪せ、錆つき、朽ち果てたあとも、いつまでも存在し続けます。

うーん、僕に残された時間がどのくらいあるかわかりませんが、今後も断捨離を継続し、モノに関わる時間と労力を減らしつつ、霊的覚醒のほうに、貴重な時間とエネルギーを傾斜配分していくことを考えています。

50代貯金無し、収入の半分がローンに消える生活


マネークリニックを見ていたら、久し振りに深刻な話に遭遇。

うーん、この状況でのお金のやりくり。

僕だったらどうするだろうと、自分に引き寄せて考えましたよ。

今回の相談者は、教育ローンやその他の借り入れの返済で、貯蓄ゼロの状態が続く、52歳のパートで働く主婦の方。すでに子どもは独立しているが、ローンの完済はご主人が70歳のとき。

▼相談者

プリンさん(仮名)
女性/パート・アルバイト/52歳
北陸/義母宅で同居

▼家族構成

夫(58歳)、義母(80代)  
※子ども3人は独立

▼相談内容

貯蓄が全くないので、今のままではいけないと思い、ご相談させていただきます。家族の小遣いは、主人に毎月渡しているお金です。その中から、全部賄ってもらっています(酒代、ガソリン、病院代、土日の食費等)。

教育費の11万5000円は、教育ローンの支払額です。2人分です。

とにかく、借金が終わらない限り、貯蓄はできないのではと思っています。雑費は、灯油代や自分の医療費(手術を受けているので、定期的に病院に通っている。歯医者も通っている)です。

▼家計収支データ

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▼家計収支データ補足

(1)収支について
同居している義母から生活費などは受け取っていない。

(2)教育ローンについて
教育ローンの残高は、2人分で約500万円。12年後に完済。

(3)その他ローンについて
計4本。金利15%程度、返済は毎月7万円。

(4)ボーナスの使いみち
支給額は毎年変動がある。固定資産税、車検(2台分)費用等で、貯蓄には回らない。

(5) 加入保険について
夫/傷害保険=毎月の保険料1200円
(※過去にガンを患っているので生命保険に入れず)
妻/共済(病気死亡400万円、入院5000円)=毎月の保険料1800円

(6)定年と退職金について
妻はできるだけ働く予定。65歳を過ぎても会社がOKなら、70歳まで働きたいと考えている。夫は65歳までは働く予定。退職金は不明。

(7)公的年金について
支給額は不明。



この厳しい現状でも、人は生きて行かねばなりません。

上記の相談に対し、FPは、

有効な老後対策はできるだけ長く働くこと

などと回答していましたが、すでに、この50代の妻も、70歳まで働きたいと言っています。夫のほうも、65歳までは働くと言っているようですから、結局、労働収入が頼り。

僕が思うには、教育ローンは、もうすでに独立している子供たちに、分担負担してもらえばいいのではないか、ということ。

それと、教育ローンの残高、500万円、ということは、僕の住宅ローン残高よりも少ないのに、なんで、毎月11万5000円を、あと12年も払わなければならないのか、不可思議。

僕の場合は、あと、650万円ほどの住宅ローンを、あと8年半払えば、終了ですよ。しかも毎月の支払いは、7万円弱。

どう考えても、この教育ローンの残高と、毎月の支払額、それと残り年数が、合いません。

なのに、その辺を、FPが指摘していないのは、このFPも、間抜けなのか。


それと、もう一つ、これはやばいんじゃね、と思ったのは、公的年金の支給額を知らないこと。

これがわからなければ、老後の生活設計のしようがありません。

僕を例にとれば、年金見込み額が9万円なので、今から、それ以下の金額で生活できるようにしています。

つまり、老後の貯金が少なくてもやっていけるように、生活をミニマム化しているわけです。

で、人は、慣れれば、その質素な生活の中に喜びを見出していけるもの。

また、何でもお金を出して解決しようとはせず、創意工夫で乗り越えようとするようになるので、人間の幅ができるというか、引き出しが増えます。

で、そういった節約や知恵や工夫が楽しいと思えるようになれば、これは、遊びになるし、ゲームをしているようなものです。

そこまで行けば、この世知辛い世の中も、生きるのがグーンと楽になるのではないでしょうか。

僕が日本の将来を憂う理由


数日にわたって、NHKで、首都直下型地震が起きたらどうなるのか、というのを、やってくれて、これは、受信料の払い甲斐のある番組でした。

で、こうした災害は、人間の意志ではどうにもならないので、備えをする、ことくらいしかありません。

僕が、もっとも憂うのは、日本の国際的な立ち位置。

まあ、今は、というよりも戦後はずっと、アメリカの子分のような立場ですが、これはきわめて危ない、と思っています。

その最大の理由は、アメリカは日本を見捨てたほうが自国の利益になると思えば、見捨てるだろうからです。

今のところ、日本とアメリカはウィンウィンの関係に辛うじてあるので、同盟が維持できているだけです。

ただ今後、中国がますます経済力と軍事力を増していくと、どうなるでしょうか。

今はまだ、アメリカが頭一つ抜けているので、中国は今仕掛けることはできませんが、南沙諸島海域における人工島建設にしても、着々と侵略のステップをすすめています。

今は、アメリカが自由の航行作戦をしても、非難するだけで、何もできませんが、いつまでもその状態で甘んじているとは思えません。

それと言うのも、中国には、明確な戦略があるからです。台湾を取り(これはすでに自分のものだと思ているはずです)、沖縄を取り、やがては日本を取る、という戦略です。

で、ここに至るまでの道筋も描いています。経済力と軍事力をアメリカと伍するかそれ以上にしたあと、アメリカに日本を捨てさせる、そして太平洋を、お互いの超大国同士で分け合おう、と、持ちかけるかもしれません。

アメリカ頼みの日本は、アメリカが撤退した時点で、ジ、エンド、です。

そのとき、漁夫の利を得ることに長けているロシアが、北海道だけはうちにくれ、と、中国に言うかもしれません。
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そうなると日本は、中国とロシアの支配下に入ります。建前上、まずは、自治区という形をとると思いますが、ウイグル自治区の惨状を見れば、その悲惨さは、想像できるでしょう。

ウィグル問題については、明治大学准教授の、水谷尚子さんが詳しいので、興味のある方はググって見てください。

さて、もう一つ、香港デモが継続中ですが、これは、将来、歴史的な転換点、と、評価される行動かもしれません。

ここを突破口として、共産中国が、大きく変わっていく流れが、始まる可能性があるからです。

ここは重要な局面なので、安倍首相には、習近平を国賓として招くなどという愚かなことはしてほしくありません。それを見る香港の若者の気持ちを考えるべきです。今、トランプを英雄視している香港の若者の口から安倍首相をののしる声を聴きたくはありません。

さて、中国の侵略行為が先か、あるいは中国が瓦解し、分裂国家になるのが先か、僕は希望的観測も含めて、中国が日本に侵略してくるよりも先に分裂国家になるのではないか、と思っています。

ただ、これは僕の希望が入った楽観論であり、現実は、どうなるかわかりません。

最悪のシナリオも考えています。

中国がさらに強大な力を持ち、アメリカが日本から撤退せざるを得ない何らかの事情が起こったならば(これこそが中国が目指していることですが)、ある日、多数の無人機が尖閣諸島上空を覆います。

人工知能を搭載したステルス無人機が、空にあり、海には、無人潜水艇がいる状況。

スウォーム戦術を向上させてきた中国に対し、左翼勢力の足の引っ張りと、無人機開発に出遅れてきた日本はなすすべなし。もはや盾となるアメリカもいない状況。

自分の国は自分で守る。

このあまりにも当たり前のことさえ、できていない日本の現状こそ、災害以上に憂うべきことだと、僕は、思っています。

さて、このところ、スピリチュアルな記事を書いていましたが、今日は珍しく社会的なことを書いてみました。

その理由は、人間は、霊性の向上を目指す個人であると同時に、この地上世界のすべての人々と責任を分かち合っている社会的な存在でもある、と思うからです。

この世界のありようをなるべく正確に見ようとする際には、複眼を持つことが大切だと思っています。

その点、僕の友人のAさんなどは、自分の主張とは真逆にある朝日新聞なども、あえて購読しています。

そして、その偏向報道のひどさなども、ときどき僕に語ってくれるのですが、自分とは違う意見だから見ない、知ろうとしない、ではなく、自分とは反対の意見だからこそ耳を傾けることが大切であることを、僕はAさんから教えられました。

僕もAさんから学び、複眼を持って世のありさまを眺めるように努めていますが、まだまだ勉強不足であることを、日々、痛感しています。


縮小期に入った自分に、何がどのくらい必要なのか


人生には、拡大していく時期と、その後、縮小していく時期があると、思っています。

今年還暦を迎え、年が明けて来年3月には、61になる自分。

人生の残り時間を考えると、このままで良かろうはずはない、と思える今日この頃。

実は、アルコールが、また一段と、弱くなりました。

もともと、酒には弱いほうで、父親などは、一滴も飲みませんでした。

僕は、社会の荒波にもまれるうち、酒の味も覚えましたが、それでも、強いほうではありません。まあ、付き合い程度に飲む程度。

ただ、今度の土曜日、先日も言いましたが、K原君の、快気祝いが池袋であり、飲み放題だそうですが、僕は、乾杯ビールだけにとどめて、あとはソフトドリンクにしようと思っています。まあ、集まるのは昼間だし、それが良いかな、と。

で、何が言いたいかと言うと、今、自分は、人生の縮小期に入っており、先日話した古代インド的な考えにも通じますが、林住期、ですね、まあ、内省し、おのれを見つめる時期なのかな、と。


そしていずれは、林住期ならず、ご臨終と相成るわけで、そのときに、少しでも後悔というものを少なくしておきたい、と、思っています。


どのように生きたとしても、十分ということはないのでしょうが、まあ、70点くらいは、自分に与えてあげたい、と、思っています。

僕は、自分の人生には満足しているし、後悔はないのですが、さらに、厳しく、自己採点すると、導かれてきた道筋には満足しているということであって、自助努力と言いますか、自分の日々のあり方については、大いに改善すべきとの思いがあります。

なので、今の自分は、甘く採点して65点。

まずは、平均して、70点くらいは自己採点できる日々にしたいと、思うようになりました。

そのためには、酒など、飲んでいる場合ではない、と。

まあ、気分転換で、たまに飲むのは良いし、他者との交流にもなる飲み会も、たまにはいいとは思うのですが、日々の暮らしの中からは、なるべく、アルコールは、遠ざけたほうがいいように思い始めています。

これにより、今後は、ますます、出費が減ることが予想されます。

まあ、これまでも、家飲みが基本ですから、月にしても、2000円以下だったと思いますが、今後は、これが、限りなくゼロに近くなるかもしれません。

今日も少しだけ、シルバーバーチの言葉を引用します。


 ある日の交霊会に米国人ジャーナリストが招かれた。そして最初に出した質問が「霊界というところはどんなところでしょうか」という、きわめて基本的な質問だった。その時レギラーメンバーの一人が「この方は心霊研究家とお呼びしてもよいほどの方ですよ」と言ったことが、次のようなユーモラスな答えを誘い出すことになった。

(訳者注────ここでは心霊学に詳しい方という程度の意味で言ったのであるが、その心霊学が〝心霊現象の科学的研究〟を目的としているだけで、霊魂の存在も幾つかの学説の中の一つとして扱われているだけである。その点を念頭に置いてシルバーバーチがその〝学説〟を並べ立てて皮肉っぽく答えているところがユーモラスである)

 「私は地上の人たちから〝死んだ〟と思われている者の一人です。存在しないことになっているのです。私は本日ここにお集まりの方々による集団的幻影に過ぎません。

私は霊媒の潜在意識の産物です。私は霊媒の第二人格であり、二重人格であり、多重人格であり、分離人格です。これらの心霊用語のどれをお使いになっても結構ですが、私もあなたと同じ一個の人間です。ただ私は今あなたが使っておられる肉体をずいぶん前に棄ててしまいました。
 
あなたと私の根本的な違いはそれだけです。あなたは物的身体を通して自分を表現しているスピリットであり、私は霊的身体を通して表現しているスピリットであるということです。         

 私はほぼ三千年前に霊の世界へ来ました。つまり三千年前に〝死んだ〟のです。三千年というとあなたには大変な年数のように思われるかも知れませんが、永遠の時の流れを考えると僅かなものです。その間に私も少しばかり勉強しました。

霊の世界へ来て神からの授かりものである資質を発揮していくと、地上と同じ進化の法則に従って進歩していきます。つまり霊的な界層を一段また一段と向上していきます。界層という言い方をしましたが、一つ一つが仕切られているわけではありません。

霊的な程度の差があり、それぞれの段階にはその環境条件にふさわしい者が存在するということです。霊的に向上進化すると、それまでの界層を後にして次の一段と高い界層へ融け込んでいきます。それは階段が限りなく続く長い長い一本の梯子のようなものです。

 そう考えていけば、何百年、あるいは何千年か後には物質界から遠く離れていき、二度と接触する気持ちが起きなくなる段階に至ることは、あなたにも理解出来るでしょう。所詮、地上というところはたいして魅力ある世界ではないのです。

地上の住民から発せられる思念が充満している大気にはおよそ崇高なものは見られません。腐敗と堕落の雰囲気が大半を占めております。人間生活全体を暗い影がおおい、霊の光が届くのはほんの少数の人に限られております。

一度あなたも私と同じように、経済問題の生じない世界、お金が何の価値も無い世界、物的財産が何の役にも立たない世界、各自が有るがままの姿をさらされる世界、唯一の富が霊的な豊かさである世界、唯一の所有物が個性の強さである世界、生存競争も略奪も既得権力も無く、弱者が窮地に追いやられることもなく、

内在する霊的能力がそれまでいかに居眠りをしていても存分に発揮されるようになる世界に一度住まわれたら、地上という世界がいかにむさ苦しく、いかに魅力に乏しい世界であるかがお判りになると思います。


その地上世界を何とかしなければならない───私のようにまだ地上圏へ戻ることのできる程度のスピリットが援助し、これまで身に付けた霊的法則についての知識を幾らかでも教えてあげる必要があることを、私は他の幾人かの仲間とともに聞かされたのです。

人生に迷い、生きることに疲れ果てている人類に進むべき方向を示唆し、魂を鼓舞し、悪戦苦闘している難問への解決策を見出させるにはそれしかないということを聞かされたのです。

 同時に私たちは、そのために必要とする力、人間の魂を鼓舞するための霊力を授けてくださることも聞かされました。しかし又、それが大変な難事業であること、この仕事を快く思わぬ連中、それも宗教的組織の、そのまた高い地位にある者による反抗に遭遇するであろうことも言い聞かされました。

悪魔の密使とみなされ、人類を邪悪の道へ誘い、迷い込ませんとする悪霊であると決めつけられるであろうとの警告も受けました。要するに私たちの仕事は容易ならざる大事業であること、そして(ついでに付け加えさせていただけば)その成就のためには、それまでの永い年月の中で体験してきた霊界生活での喜びも美しさも、すべてお預けにされることになるということでした。

しかし、そう言い聞かされた私たちのうちの誰一人としてそれを断わった者はいませんでした。かくして私は他の仲間と共に地上へ戻ってまいりました。地上へ再生するのではありません。地上世界の圏内で仕事をするためです。

 地上圏へ来てまず第一にやらねばならなかったのは霊媒を探すことでした。これはどの霊団にとっても一ばん骨の折れる仕事です。次に、あなた方の言語(英語)を勉強し、生活習慣も知らねばなりませんでした。あなた方の文明も理解する必要がありました。

 次の段階ではこの霊媒の使用法を練習しなければなりませんでした。この霊媒の口を借りて幾つかの訓え───誰にでも分る簡単なもので、従ってみんなが理解してくれれば地上が一変するはずの真理を説くためです。


同時に私は、そうやって地上圏で働きながらも常に私を派遣した高級霊たちとの連絡を保ち、より立派な叡智、より立派な知識、より立派な情報を私が代弁してあげなければなりませんでした。初めのころは大いに苦労しました。今でも決してラクではありませんが・・・。

そのうち私の働きかけに同調してくれる者が次第に増えてまいりました。すべての人が同調してくれたわけではありません。居眠りしたままの方を好む者も大勢いました。自分で築いた小さな牢獄にいる方を好む者もいました。

その方が安全だったわけです。自由に解放されたあとのことを恐れたのです、が、そうした中にも、そこここで分かってくれる人も見出しました。私からの御利益は何もありません

ただ真理と理性と常識と素朴さ、それに、近づいてくれる人のためをのみ考える、かなり年季の入った先輩霊としての真心をお持ちしただけです。

 それ以来私たちの仕事は順調に運び、多くの人々の魂に感動を与えてまいりました。無知の暗闇から抜け出た人が大勢います。迷信の霧の中からみずからの力で這い出た人が大勢います。自由の旗印のもとに喜んで馳せ参じた人が大勢います。死の目的と生の意味を理解することによって二度と涙を流さなくなった人が大勢います。」

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長くなるので、引用はこのあたりでやめますが、縮小期に入った自分には、そう多くのものは要りません。

いやむしろ、必要なものを見極め、純度の濃い時間を生きなければもったいない、との結論に至りました。

お金を始めとした物質的なもの一切は、この地上を去るときに置いていかねばなりません。

仏陀釈尊の筏の例えの、筏のようなものです。

筏は、川を渡るときには必要ですが、渡り終えたらそれを捨ておいて、また歩き続けます。

魂は永遠であり、肉体はこの世を浮き渡っていく船のようなもの、ですからね。


皆さんはこれまでの人生に最善を尽くしたと思われますか


今、COP25が、スペインのマドリードで、開催されていますが、日本は、不名誉な化石賞を、受賞したようですね。

さて、地球温暖化対策を求めて、一人で座り込みの抗議を始めたグレタさん。

やむにやまれぬ思いに突き動かされて始めた行動ですが、この汚濁にまみれた3次元世界で、何かを成そうとすると、さまざまな困難に見舞われます。

また、彼女の思いは純粋だとしても、その彼女を利用して自団体の主張に結びつけようとするものが現れたり、彼女の行動そのものを邪推する者もあらわれます。

信念を持って、事を行い、貫く者は、他人からの批判や誤解は怖れませんが、彼女が影響力を持てば持つほど、さまざまな団体や個人までもが、その影響力に群がろうとします。

こうしたことは、あらゆる場所で起こっており、ダライ・ラマと一緒に写った写真を、自分の本の中表紙に差し込んで権威付けを行った麻原などは、そのいい例。

桜を見る会も、ジャパンライフという悪徳会社が、信用度を増すために、利用したように、悪いことを考えている人間は、どんな権威や影響力も、自分の利益のために利用しようとします。


グレタさんのことや、その周囲に群がる人たちのことも、僕は深く知る立場にはありませんが、彼女の発心、は、純粋なものであり、やむにやまれぬ、切実なものであったであろうことは推測できます。

そのような発心、情熱が、世の中を変えてきた歴史があります。


さて、今日は、少し、スピリチュアルな話になりますが、いつもは、交霊会で、質問されてそれに答える立場のシルバーバーチのほうから、参加者に質問する、ということがありました。以下が、その内容。


ある日の交霊会でシルバーバーチの方から一連の質問をしたことがある。

 最初の質問は 「皆さんはこれまでの人生に最善を尽くしたと思われますか」 というものだった。

 これに対してメンバーの一人が 「誰ひとりそう断言できる者はいないと思います」 と答えると、シルバーバーチは別のメンバーに対して 「あなたはどういう点がいけなかったとお考えですか」 と聞いた。

すると 「毎日、毎時間、数えきれないほどです。こうするのが自分の責務だと思っていながら全力を投じていないからです。これが正直な答えです。私にとっての〝赦し難き罪〟です」 と答えた。

もう一人のメンバーも 「かくあるべきということに四六時中最善を尽くしている者はいないというのが正直なところだと思います」 と言い、さらにもう一人も 「もしそれが出来たらわれわれは恐るべき人間ですよ」 と答えた。

 シルバーバーチの次の質問は 「今お持ちの知識を携えてもう一度人生を初めからやり直すことができたら、もっと立派なことができたはずだと思われますか」 というものだった。

 これに対して一人は 「ええ、むろんです」 と答え、もう一人は 「私はそうは思いません。早くからこうしたことを知っておりましたから、それは私にとって言い訳にはなりません」 と答えた。すると最初に答えたメンバーがその人に 「少なくとも人生を歩む上での方向感覚を与えることにはなっていたでしょう」 と述べた。

 一方、かつてメソジスト派の牧師だったメンバーは「私の場合は、もし早くから知っていたらメソジスト派への改宗を説くことだけはしなかったろうと思われます」 と答えた。
 
 別のメンバーは「とにかく私は怠慢でした」とだけ答え、もう一人は「私は知らずにいたことを永い間悔やんでおります。早くから知っていたら大変な違いが生じていたはずだと思うからです」と答えた。そして最後の答えは「多くの好機を無駄にしてきました」というものだった。


 こうした答えを聞いてシルバーバーチは次のように語った。

 「私は皆さんのお答えのいずれにも賛成しかねます。霊的な視点で見ておられないからです。一人の方はもし早くから知っていたらメソジスト派の教えを説いて永い年月をムダにすることは無かったとおっしゃいましたが、私に言わせれば、むしろ荒野に叫んだ時期が無かったら、その方の存在は今ほど大きくなかったろうと思われます。

真理探求に没頭した年月───追求してはつまづき、倒れては起き上がり、間違いを犯しながら遂にそれまでの信仰が真実とは似て非なるものであることを思い知らされることになった───そうした体験がその人の魂の発達の掛けがえのない要素となっているのです。

行く手に転がる石ころを一つ一つ取り除いてもらい、困難は生じる前に簡単に片づけられ、いかなる障害が地平線に浮かんでも、まるで魔法のように消されてしまうような人生を送っていては、未発達で、何の試練も体験しない、幼稚な霊をこしらえることにしかなりません」

 すると当の本人が「でも、私が説いた(誤った)教えを聞いた人たちはどうなるのでしょうか」と聞いた。
 「あなたがその人たちに及ぼした(悪い)影響を必要以上に誇張してお考えになってはいけません。その人たちはその人たちなりに、そうした誤りを通して学んでいかねばならないのです。葛藤と困難、苦悩と障害は霊性の開発にとって必須の要素なのです。

たとえあなたが霊的知識(スピリチュアリズム)を早くから知っていたとしても、相変わらず葛藤は葛藤として続いていたことでしょう。ただ、私がもっと早く、困難への対処の仕方を教えてあげておれば良かったということは言えましょう」

 次に“私は怠慢でした”、と答えた人にシルバーバーチはこう述べた。

 「あなたはご自分が怠慢だったと考えておられる。それはあながち間違っているとは言えませんが、あなたはもう大いにその埋め合わせをしておられます。ご自分では気づいていなくても、立派な貢献をしておられます。ご自分では小さく見くびっておられますが、その判断は公平を欠いております」

 “知らずにいたことを悔やんでいる”と答えた人に対しては「償いをすることによって却ってその有難さを知ることになることもあるものです」と答え、“早くから知っていたので今さら言い訳はしない”と答えた人に対しては 「あなたはずっと正しい指導を受けてこられました。

ほぼ物心がついた頃から今日までずっと霊的な糸で結ばれております。(全員に向かって)人生は釣合い、照合、再照合、そして埋め合わせといったことの繰り返しであることを認識して下さい。

皆さんはそれぞれの生活にとっぷりと浸っておられるために、これまでご自分がどれほど立派な貢献をしてきたか、そして今どんな貢献をしているかがお判りになりません。視野がぼやけております。天秤を水平に持つことができないのです。

しかし大切なことは、知識がすべてに優先するということです。ですから、霊的知識の普及にできるかぎりの努力をしなければなりません。私がこの仕事を依頼されて地上をいかなる世界にすべきかという未来像を画いた時に、何よりも優先させねばならないと考えたのもそのことでした」



こののち、シルバーバーチは、また違う質問をすることになるが、長くなるので、引用はここまでにします。

葛藤と困難、苦悩と障害は霊性の開発にとって必須の要素であると、シルバーバーチは言います。

今、苦難の中にある人も、その苦難困難は、無駄ではないはず。

人は人生の途上で、さまざまな紆余曲折や回り道も歩きますが、そのすべてが、無駄ではなく、それがあってこその、今、であると。


最近、引きこもって内省したい思いが強くなっている僕自身も、また新たな人生の転換点に、立っているのかもしれません。

働くだけ働いていて、余生を楽しめないで終わる人生


僕が現役で働いていた頃もそうでしたが、大半のサラリーマンは、時間も体力も仕事でかなり奪われてしまって、休日は、疲労困憊した心と体を休めるだけで終了。

で、日曜日の夕方、俺の休日は何だったんだと、つぶやくころに、サザエさん。

まさに、サザエさん症候群。

明日から、また戦場のような職場に駆り出されるのかという絶望感。

頭の中をちらつく不機嫌な上司の顔と、傲慢な顧客の顔。

更には、未達成の数字の無言の圧力。

僕は、30代まで転職が多かったのですが、数字に追われる営業職からは、完全に撤退したのは、35歳。

当時、転職できるギリギリのところで、ビル管理業界に逃げ込み、やっと、落ち着いた生活に入ることができました。

そんな35歳の頃を、昨日のことのように、感じます。

60にもなった還暦男が、35の頃の自分を想っても、ロマンティックでも何でもありませんが、大人になった女性が、17歳の頃を思い返すのならば、それなりに、歌にもなりますね。



で、醜かった私の17歳、と歌う、ジャニス・イアン。

不細工な私たちは、愛嬌もなく、と歌い、

曲もいいけど、歌詞が、味わいがある。

僕は当時、この歌詞から、乙女心というものを、推測しましたよ。

ヴァレンタインをわたしは知らない
金曜の夜の若者の謎かけゲームも
綺麗な子のためにあることを
17歳にしてほんとうのことを知った

地元の金持ちのクイーンは
望み通りの結婚をして
保証された暮らしで
老後まで天国みたい

で、保証された後ろ盾と守られた老後、と歌う、ジャニス・イアン。

今聴いても、うーん、沁みますねえ。


で、話を戻すと、下手したら多くの大衆が、このまま行ったら、働くだけ働いて、余生を楽しめないで終わる人生に、なるんじゃねと、危惧する僕。

あ。 え? はい。

そんな話はよせい、という声が聞こえるので、今日はここまで。

まだ、言いたいことが、あるんですけどねえ。


もう、人間サンドバッグになるのはやめることにした


まあ、今では悩むことはほとんどないのですが、ときどき、課題、にぶつかるときがあります。

そんな時、僕が頼りにするのは、親友のAさん。

先日も、あることで、Aさんに、相談しました。

あることというのは、僕が二十代の頃、統一協会時代に、出会った、山形県出身のS君のこと。


S君は、今は鶴岡市になった、温海町出身で、彼の実家に遊びに行ったときは、3日くらい泊めてもらい、一緒に羽黒山に登ったりしました。

そのS君ですが、働き者なのは良いとしても、同僚との諍いが絶えません。これは、もう30年来の、彼のカルマのようなもの。

仕事にはきわめて真面目に取り組み、それゆえに、動きの遅い同僚が許せなくなり、裁いてしまうのですね。どこに転職しても、同僚とのトラブルばかり。

で、ストレスをため込んで酒を煽り、そんな風だから、友人もどんどん去っていき、今、話ができるのは、おそらくだいぶ年上である僕くらい。


S君は、僕より、6つほど年下ですが、統一協会時代から、なぜか僕を慕ってくれていて、僕も、彼の一本気で純粋な気質に好感を持っていたのですが、ともに、時期は違うものの、統一協会を離れ、それぞれ社会の荒波にもまれる中、彼の生活は、荒んでいきました。

それでも、付き合いが続いていたのは、お互いに、認め合っていたからだと、思います。

しかしもう、彼も、54歳。


僕が、54歳のときは、親の介護のために実家を建て替えたとき。


それを想ったときに、もう、そろそろサンドバッグという役割は終えよう、と、思ったのです。

どういうことかと言うと、ちょうどラグビーワールドカップで、日本がスコットランドに勝った夜のことでした。


夜の10時半ごろだったか、S君から、電話がかかってきて、すぐに、酒を飲んでいるのがわかりました。そして、例によって、激しい口調で、職場の愚痴を吐き出し始めたのです。

通常であれば、僕も、ひとしきり彼の言うことを聞きながら慰めるのですが、翌朝のアルバイトのことを考えると、あまり遅い時間まで起きていたくはないし、ふと、彼の年齢を想ったとき、僕は、いつまで彼は、同じ場所(精神的にという意味で)にとどまっているのだろうと思い、少し話をさえぎってアドバイスをしたのです。

しかし彼は、うっぷんを晴らしきれない段階での、アドバイスには聞く耳を持たず、逆に、僕に向かって声を荒げ始めたので、僕は沈黙し、そののち、もう好きなようにすればいいのではないか、と、言いました。

S君は、いつもとは違う僕の対応に戸惑ったのか、憤懣やるかたない感じで、電話を切りました。

彼は、僕を信頼してくれていて、それゆえに、僕が、幸福の科学に伝道したときも、素直に、話を聞いてくれ、今も、会員でい続けています。

僕自身は、すでに幸福の科学を退会していますが、彼の信仰については、僕がどうこう言うこともありません。

ただ、でき得るならば、幸福の科学の職員の方に、もっと、抜苦与楽、の、思いを持ってもらいたいとは、思っています。

職員は、上から与えられたノルマの達成の邁進に忙しく、一信者の悩みを聞く時間も心の余裕もないのでしょうが、数字を追いかけるよりも大切なことが、本来はあるはずなのですね。

でも、そうしたことが、置き去りにされているように、思います。

その点、Aさんなどは、辛抱強く、僕の言うことに耳を傾けてくれ、僕も、S君のことを、Aさんに、相談して、気が楽になりました。

で、これは、S君のことは僕がどうこうできる話ではなく、S君の人生そのものが、S君を導くだろう、という見解を持つに至りました。

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S君に限らず、それぞれの人の人生が、それぞれの人を導くのです。

今は、そうとしか、言うことができません。

だから、人は皆、修行の途上であり、尊いのですね。

腰痛や老害先輩社員との付き合い方


去年の、今頃だったでしょうか、初めてぎっくり腰になり、腰痛は1週間ほど続きました。

歩くことが困難に思えるほど腰に響き、それでも、アルバイトは休まず、乗り切りました。

幸い、1週間で、腰痛は去り、通常の生活に戻ったのですが、今週もまた、水曜日頃に痛み出した腰痛でしたが、去年に比べれば楽なもので、それでも、つらいにはつらいので、かばいながらの作業に。

この腰痛も、定期的に起こることを覚悟し、上手く付き合っていかねばと、思っています。

同様に、職場で、僕に高圧的な態度を取り、時に、興奮して大声を出す老害先輩社員に対しても、上手くやり過ごすようにしています。

これには、エックハルト・トール氏の「ニューアース」が、大変役に立っています。

ニューアースは、端的に言ってしまえば、目覚めるための本、ですが、この本の怖いところは、人を選ぶというところ。

つまり、目覚めの時期に来ていない人にとっては、何を言っているのかさっぱりわからない本、だということです。

特に、教条主義者、それは、仏教、キリスト教、あるいは、カルト宗教を問わず、何らかの教えに固執している人や、エゴの強い人には、その内容が脅威に映り、エゴ的防衛本能から、強い反発を覚えるからです。


まあ、そんな話はさておき、先日も、ごく普通の仕事上の会話から、この老害先輩社員が激高し、声を荒げたのですが、僕は、瞬間的にスペースを作り、正気、を、維持していました。


すると、次第に、老害先輩社員の激高もおさまってきて、平穏な空間に戻っていきました。


その後も、変わらずに作業をしていた僕のところに、その老害先輩社員が少し恥ずかしそうな顔をしてやってきて、先ほど声を荒げた件とは別のことで、僕に謝罪というほどではないのですが、軽く謝ってきたのです。


僕には、老害先輩社員が激高したあと正気に戻り、彼なりに自分の激高ぶりに気づいて恥ずかしくなったのだということがわかりました。


以前よりは、この老害先輩社員が激高して、声を荒げる回数はだいぶ減っています。

で、僕は、何をしたのか。

何も、していません。

ただ、正気を維持し、観察者となって、静かにしていただけです。

つまり、老害先輩社員が激高しても、それに反応せず、相手のエゴを観察する、たったそれだけ。

それだけで、平和な人間関係が維持されています。

事あるごとに彼は、僕の無知ぶりを批判し、見下してきますが、それに対し、僕は、そうですよね、と、自分の無知を笑っているので、喧嘩にはなりません。


賃貸マンションに住む年金生活者はどのように暮らしているのだろう


今朝、ブログパトロールをしていて、賃貸マンションの更新費用に関する記事を読んで、かつての職場の上司を思いだしました。

僕は転職が多かったのですが、長く勤めた会社は二つ。

一つはビル管理会社で、9年ほど。

もう一つが介護離職するまで働いていたビジネスホテルで、11年ほど。

で、僕が思いだしたというかつての職場の上司は、ビル管理会社で働いていたときの上司で、もう年金生活に入っているはずですが、その人は、みづほ台の賃貸マンションに住んでいて、晩婚でしたが娘が一人いました。
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もう、その娘も成人しているのでしょうが、上司とは言え、給料はさほど多くはないはずで、家賃を払いながらの子育ては大変だろうぐらいに思っていたのですが、年金生活に入っているはずの今も、同じところに住んでいるとしたら、生活は楽ではないのではないか、と、老婆心ながら思った次第。

ネットで調べたら、みずほ台だと、家族で住めそうな物件だと、管理費も入れれば7万円ほどはかかる様子。

子供が独立して家を出たとしても、夫婦二人で住むとなれば、ワンルームというわけにもいかないでしょう。

引き続き同じところに住んでいるとしても、毎月、7万円の出費は、年金生活者には大変なはずです。

それは、僕自身が、6万円台の住宅ローンを毎月払いながら生活しているので、わかるのですね。

で、賃貸暮らしには、ゴールはなく、住んでいる限り家賃はかかりますから、月に生活費を8万円ほどに抑えても、必要額は15万円。

おそらく、その上司は、僕とは違い、転職も少なく地道に働いてきたと思うので、15万円くらいの年金はもらっているでしょうが、あとは、蓄えがどのくらいあるか、ですね。

そしてやはり、更新費用というのも必要になるでしょうから、そうした月は、持ち出しになるのではないでしょうか。

まあ、今は直接付き合いもないので、実際のところ、どうしているかはわからないのですが、気になるところではあります。


引きこもりたい思いが強くなっている


寒さのせいもあるのかもしれませんが、このところ、引きこもりたい思いが強くなっています。
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引きこもって、過去を回想したり、人生について考えたり、とにかく、思索がしたい。

多少良さげに言うと、内省的な生活に入りたい、と。

あるいは、修道院的黙想生活、みたいな。

質素な食事をし、内省し、ときどき、散歩をする。

散歩をしながら黙想することを、仏教的には、経行(きんひん)と言います。

とにかく、内面の自分と対話したい、のです。


これはおそらく、今、自分が、林住期にある、からなのだと、思います。

なので、このブログでも何度も登場していますが、鴨長明などの世捨て人に、あこがれるのですよ。

で、以下は、古代インドの人生論、より、抜粋。

古代インドでは人生の過ごし方のれっきとした法則があった。人の一生を4つの大きな括りに分けたのである。そしてその時期その時期の生き方の判例を示し、どこかの国のおばかさんのような一生働くだけの人生などという愚を避けるように、あなたは今、人生のこの時期だからこう生きなさいよと知恵を示したのである。古代インド人は偉かったのだ。


学生期がくしょうき

0歳~25歳 誕生して人間としての生きる知恵をつけるための学びの時期


家住期かじゅうき

25歳~50歳 社会人として伴侶を得て家庭を作り、仕事に励む時期


林住期  (りんじゅうき)

50歳~75歳 仕事や家庭から卒業し林に庵を構えて、自らの来し方行く末を深く瞑想する時期


遊行期   (ゆぎょうき)

75歳~100歳 林(庵)から出て思うままに遊行して人に道を説き、耳を傾け、人生の知恵を人々に授ける時期


まさに、林住期とは、仕事や家庭を卒業し、瞑想する日々のこと。

まあ、僕には、もともと自分で作った家庭はありませんから、あとは、仕事、今の僕で言えば、アルバイトをやめて、瞑想三昧、あるいは、引きこもり、をしたい、と、こうなっております。

そのために必要なのは、生きるための食糧くらい。

無駄をそぎ落としていけば、食べ物代くらいしか、お金はかかりません。

まあ、いくら林住期と言っても、林の中に住むわけにもいかず、ガスでんき水道等のインフラ費はかかります。

僕の場合、質素倹約の最低減の暮らしで4万円、普通に暮らして6万円、ちょっと余裕のある生活で8万円、ほどが、生活費。

今は、住宅ローンがあるので、4万円から6万円の間で暮らしています。

低支出であれば、今のアルバイトの契約が打ち切られても、生きていけるかもしれません。

そうなったら、喜んで、自分流の林住期に入るつもりです。

加齢と共に故郷への思いが強くなるのか

先日久し振りに見た、家ついていっていいですか、で、60代男性が、北海道の故郷への思いを語っていました。

都内のアパートで一人暮らし。奥さんとは離婚。

で、アルバイトをしながらの年金生活。

受け取る年金は僕よりも少し多いようでしたが、そこから、家賃を支払っての生活。

東京砂漠で、故郷を想う生活。
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で、番組初かもしれませんが、後日、この男性の故郷にスタッフが同行して行ったのですよ。

ところが、50年ぶりに帰る故郷は、男性が思い描いていたものとは違っていて、すっかり寂れ果てていた、という展開。

加齢とともに故郷への思いが強くなるのは、この男性に限ったことではなく、僕も、同じ。

ただ僕の場合、故郷は、すぐそばの市なので、墓参りにもすぐに行けるし、その気になれば毎日でも行けます。

最近は、さながら、近場をうろうろするだけで、すっかり満足できるコンパクト男になっております。

都内に行くことすら、億劫と言えば、億劫。

次に都内に繰り出す予定は、14日の土曜日で、この日は、いつも、クラス会の幹事で頑張ってくれているK原君の、快気祝い。

で、これを企画したのが、K内君で、

過去へと続く道

上の記事で登場したKのこと。

二人とも名字がKで始まるので、下の文字をつけ足さないと、混同しますからね。

まあ、僕は、池袋を通過して新宿まで、通勤していたわけですが、その通過駅の池袋でさえ、今の僕には、かなり遠く感じます。

そのくらい、なんか、出不精というか、遠くには行きたくなくなっています。

でも、生まれ故郷は、ぶらぶら歩きまわりたい、という、帰巣本能みたいなものでしょうかねえ。

今日は曇天で、今月から午後勤務。

もう少し、この曇天を眺めていられそうです。

定年なし、70代の男女活躍中


今日は、朝一で図書館に行ってきたのですが、新聞が置いてあるだけでなく、その新聞に挟まっている求人広告なども、バインダーに留めて置いてあります。

これは、いいですね。

今のアルバイトが、契約更新されなくなった後の職探しに役立ちます。

で、その求人広告を見ていたら、いくつかの求人の中に、70代の男女活躍中、とか、60代70代が幅広く活躍中、などの、威勢のいい文字もありました。

さすがに、80代活躍中の文字は見つけることができませんでした。


シニア世代大歓迎、などの文字もありましたが、内容は、交通誘導スタッフとか、清掃などの仕事。
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まあ、景気がいいのか悪いのか、今一つ判然としませんが、求人だけはありそうな様子。

さて、月が替わったので、先月の外食をまとめて見ました。


11月は、1日が鳥良商店、4日がリンガーハット、14日がステーキ宮、15日がはま寿司、19日がマック、22日がレストラン天狗、23日がうどん屋、29日がラーメン山岡家、30日が活鮮、で、計9回の外食。

このうち、鳥良商店とステーキ宮とレストラン天狗は、株主優待利用なので、無料か、もしくは小銭程度の支出。例によって、マックは、楽天ポイントでの支払いなので、現金支出はなし。

ローコスト生活ながら、食生活は、充実しています。

て言うか、飲食関係以外にお金を使っていない感じですね。

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