介護離職からのおひとり様快適生活

定年まで数年を残して介護離職したのち、父を自宅で看取り、その二年後に母も天国へ。風の時代の上昇気流に乗りながら、日々の暮らしでの気づきと心象風景を綴っています。

2017年04月

自分が介護されないように自戒自戒

今日も危うく、ケガをしそうになりました。階段を踏み外してしまったのです。

ときどき、こういうことが起こります。

以前の記事で、深夜に、ゴキブリを追いかけて腰を痛めたことを書きました。

さらにその後、ブログには書きませんでしたが、豆腐工場で働き始める数日前、こたつカバーに足を滑らせて転倒し、あばら骨を痛めました。
 
腰も、あばらも、その後回復しましたが、今日も階段を踏み外したときに、はげしく踵を打ち付け、大事には至りませんでしたが、家の中での事故やケガもばかにならないと感じました。

僕自身、ホテルの営繕や設備管理の仕事で、高所や閉所での作業、薄暗い天井裏や、様々な危険な場所で仕事をしてきましたが、緊張感があるためか、幸い事故には至りませんでした。

それが、自宅で事故やケガをするようでは、よほど、気が緩んでいるのかと、そんなつもりはないのですが、改めて反省です。

母は今、週に1度、デイケアに行っていますが、要介護度5だった父のときと違い、特段の介護は必要ありません。それでも、家事はすべて僕がやっています。母に頼むのは、食器洗いと、洗濯機のボタンを押すことくらいです。

洗濯物を干すのは僕の仕事です。その他諸々の家事は僕がこなすので、母はのんきにしててもらえばいいのですが、ボケられては困るので、少しは何かしてもらうようにはしています。

しかし、僕のほうが、家の中でケガをして寝込むようなことがあっては目も当てられません。

落ち着いてゆっくり行動することが、大切であると改めて思っています。

大観覧車とヴィーナスフォート

昨日はよく晴れました。

サノヤスホールディングスの株主優待券と、三光マーケティングフーズの株主優待券を持って、都内へ。

まずは高田馬場のいきなりステーキで昼食。大半は僕より若い人たちで、大半は、サラリーマン。みんな食べているのは、ワイルドステーキ300グラムが多いです。僕は200グラムにして、ご飯の大盛もなし。

昼食後、新橋経由で、ゆりかもめに乗り、青海で下車。大観覧車へと向かいました。

大観覧車の優待券は2枚あるのですが、おひとり様は、一緒に乗る相手もなく、一人で乗車。

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ゴンドラの中から、フジテレビが見えます。

さらに上へと上がっていくと、風が強く、かなり怖いです。

下車後、公園を散歩。

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花が綺麗でした。

その後ヴィーナスフォートへ。

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外の明るさとは打って変わって、ほのかな夕暮れの空です。
ヴィーナスフォートは、18世紀のヨーロッパの町並みを模した女性のためのショッピングモール
だそうです。
確かに、いい雰囲気の街並みでした。天井のブルーが僕の好きな色でした。永遠の夕暮れ、という感じです。

その後再び、ゆりかもめに乗って、豊洲へ。今話題の市場が、閑散としていました。

豊洲を散歩した後、新橋へ。新橋の金券ショップに、もう一枚余っている大観覧車の優待券をダメもとで、買ってもらえるか聞いたところ、300円で買い取ってもらえました。使用期限があまりないので、買ってもらえただけでラッキーでした。

その後、池袋へ。

今日二つ目の株主優待の出番です。寄ったのは、蕎麦酒場えびや。こちらで生ビール2杯とてんぷらとサラダ、締めにかき揚げそばを食べて、1000円の優待券2枚と現金171円の支払い。

株主優待は、なるべく使用期限間際でなく使いたいのですが、今は都内に勤めに行っていないので、都内に出ていくのが億劫なのですね。

株主優待を使い切るために、自転車で走りまわっている桐谷さんに比べれば、僕などは、そんなに多い優待ではないのですが、それでも、使い切れずに無駄にしてしまったものもあります。

今はもう、サノヤスホールディングスは売却しているので、もう大観覧車に乗ることはありません。あれは、一度乗れば十分です。




そのあとが過労死では、たまったものではありません

寝るときはよく、iPhoneのポッドキャストでVOAの放送を聴くのですが、過労自殺した電通の高橋まつりさんの名前を耳にしたので、英文を当たって見ました。

下の英文はその中からの抜粋ですが、24歳の女性従業員が長時間労働について家族に愚痴をこぼした後に自殺した、とあります。

そしてそのあとに、outrage という激しい言葉が出てきます。アウトレイジとは、「激しい怒り」のことです。北野たけしさんの映画に、アウトレイジビヨンドというのがありましたね。

それはそうと、「彼女の死に対する大衆の激しい怒りが電通のCEOを1月に辞職に追いやった」と続きます。

Cucekというのは人の名前で(テンプル大学の教授のようですが)、「電通で働いていた彼女の死は、仕事がいかにして多くの日本人労働者を孤立させているかの一例である」と言っています。

そのあとが強烈ですね。
「彼女は自分の家に住んでいたのではない。会社の寮にいたのだ。そしてそこには、話しかける相手は誰もいなかった。働け、働け、働けと、彼女に重圧をかけていた場所から逃げ出すことのできるいかなる手段もなかったのだ」

下記の例文を簡単に意訳してみましたが、「you must work」が、3回も出てくるのは強烈です。


The 24-year-old female employee committed suicide after complaining to family about the long hours she had to work

Public outrage over the woman’s death led to the resignation of Dentsu’s CEO last January.

Cucek says the woman who killed herself while working at Dentsu is an example of how work isolates many Japanese workers. 

She was living not at home, but in a corporate dormitory. So there was never anybody to talk to. Never any way of her breaking out of the environment where ‘you must work, you must work, you must work,’ was being pressed upon her.”

高橋まつりさんは、確か東大を出ていたかと思います。そこまでは勝ち組でも、そのあとが過労死では、たまったものではありません。

僕はそもそも、勝ち組とか負け組といった言葉が好きではありません。人は、簡単に比べられるものではないからです。

僕の場合は、過労死する前にトンズラするタイプですが、まじめな人は逃げずに頑張ってしまうのでしょう。「命より大切な仕事などない」のですから、つらいときには逃げましょう。

逃げることは、恥ではありません。



慢性疲労の社畜時代と比べて今は

会社員時代、いかに自分が疲れていたかを、改めて実感しました。

19日に母を連れ、高崎に墓参りに行った後、母の実家に寄り、その後伊香保温泉に行ったのですが、宿に着いて風呂に入った後、疲れていたので少し眠り、夕方近くになって少しぶらりと外に出ました。

石段街までは少し距離があり、そこに行くまでも弱い上り坂で、ゆっくりとしたペースでしたが、多少の息切れ。

その後、石段街をゆっくりと上がりました。伊香保の石段街は数年前に整備されて歩きやすくはなっています。しかしそれでも、なかなかの上りです。

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登りきることは最初から意図していなかったので、途中で横道に。緩やかな散歩です。

平日のため、人通りは少なかったのですが、それでも、ちらほらと若者たちのグループに出会いました。彼らにとっては、射的など珍しいのでしょう。若者の何人かは、射的に興じていました。

確かに温泉街の射的は、風情があります。

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かつては路面電車が走っていた名残も、今に伝えています。
路面電車が今も残っていれば、結構な観光資源になっていたと思います。

その点、四国の松山は大したものです。四国の県庁所在地はすべて行っていますが、やっぱり松山が魅力的なのは、城を囲むようにして走っている路面電車と道後温泉でしょう。コンパクトなエリアに見どころが、ぎゅっと詰まっているところが良いと思います。

さて、宿に帰り、夕食後もう一度風呂に入った後は、すぐに眠ってしまいました。
翌朝も、いちばんに風呂に入り、朝食まで眠り、朝食後も、またひと眠り。

宿を出たのは11時半で、榛名湖を周り、ゆっくりと帰宅しました。

今回も割引券を使って伊藤園グループに安く泊まりました。ただ、泊まったホテル、伊香保グランドホテルが、男子風呂工事中で入れず、隣接する黄金の湯が少し遠かったのが、残念でしたが良しとしましょう。

たっぷり寝ているにもかかわらず、家に帰って軽い夕食を食べた後は、疲れで何もする気になれず、20時半に床へ。

起きたのが、ゴミ出し終了時間直前の八時半。一度夜中にトイレに起きているとは言え、12時間もよく眠りました。眠れば元気になるので問題ないのですが、社畜時代は、こんなに気楽に眠れなかったので、常に慢性疲労を抱えていました。

会社員時代は、我ながらよく頑張っていたと思います。往復4時間の通勤、24時間勤務。ご苦労様でした、俺。

福岡から上京し、まっすぐ新宿へ(新宿ゴールデン街でのこと)

NHKの番組で、作詞家の松本隆さんが、新宿をぶらぶら歩いているのを見て、新宿に勤めていたときのことを思いだしていました。

飲み屋が多い新宿ですが、僕の勤めるホテルの近くには、新宿ゴールデン街がありました。

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新宿は、本当に面白い街です。

新宿ゴールデン街にある飲み屋で、福岡から上京したばかりの若者と話したことがあります。

若者と言っても、もう20代も後半のように見えました。それでも、僕から見れば十分若者ですが、あとで彼の夢を聞いたときに、不安になり、年を訊いたら30だと言いました。

迷わずまっすぐ新宿、だったそうです。

福岡はどこかと聞いたら、地下鉄空港線の唐人町駅の近くだと言います。

僕も福岡は行ったことがあるので、少しはわかりますが、空港からのアクセスがとてもよかったのを覚えています。

その彼はミュージシャンを目指しているそうで、ときどきストリートでライブをしていると言っていました。
「でもそれは福岡での話で、東京ではまだ」

上京したばかりなので、まだ、勝手がわからないようでした。

今の音楽シーンは、福岡を抜きにしては成り立たないくらい、福岡は音楽のメッカであるイメージが僕にはあります。

広島から上京した矢沢永吉が、横浜で途中下車して、そのまま、彼のサクセスストーリーが始まったのは有名な話です。本当は東京を目指していたらしいのですが、横浜という響きに惹かれたのでしょう。

ビートルズもリバプール出身で、港町ですからね。矢沢永吉も、港町に惹かれたのだと思います。

福岡出身の彼は、飛行機で上京したらしく、途中下車はなかったようです。

番組内で松本隆が歩いていた遊歩道は、僕もよく通りました。そこにかつては市電が走っていたということすら、僕は知りませんでした。

昔も今も、上京してくる若者は、その胸に夢を抱いています。時代が変わっても、それは変わりません。

無数の人の夢を飲み込み、変化し続ける街が新宿で、もうその新宿に通勤しなくなって1年以上になりますが、今度ゆっくりと新宿を歩いてみたくなりました。

年金はおひとり様には不利なのですね、残念


多くの人が知っていることだとは思いますが、専業主婦は年金を払っていません。もちろん、夫は払っていますが。

僕はときどき、一人暮らし貧乏生活苦ブログを見るのですが、彼女たち(なぜか女性が多い)の暮らしぶりに、いつも感心しています。

そこには、月収12万円とか、月収10万円で、けなげに暮らす生身の声があふれています。

彼女たちの質素な暮らしぶりを見ると、自分もこんなことではいけないと、自戒することが多いのです。

一方、専業主婦は恵まれています。こんなことを書くと怒られそうですが、あくまでも比較の話です。働かないのに、年金が支給されます。

もちろん、子供を産み、育てている人は独身者よりも大変なことはわかっているつもりです。だから、専業主婦を批判する気は毛頭ありません。

ただ、あなたたちの年金も、薄給の若い世代(僕から見ればの話ですが)が支えている現実を知ってくださいと言いたいだけなのです。

しかしまた、子供も育てていない僕などは、さらに非難されるべき存在かもしれません。

だって、結局、次の世代が、高齢者を養っていくわけで、子育てもしていない僕などは、えらそうなことを言う資格は元よりありません。

以下に、年金受給額の平均を簡単にまとめておきました。



年金の世帯としての受給額

1-1)夫婦ともども会社勤め約28万8千円
(男性18万円+女性10万8千円)
1-2)男性:会社勤め、女性:会社勤めでない約23万円
(男性18万円+女性5万円)
1-3)男性:会社勤めでない、女性:会社勤め約15万8千円
(男性5万円+女性10万8千円)
おひとり様の受給額







2-1)男性:会社勤めしてきた人約18万円
2-2)女性:会社勤めしてきた人約10万円8千円


僕などは、転職が多かったこともあり、上記

よりも低い金額ですが、何とか生きていく

つもりです。


リタイア生活は公共サービスを使い倒せ

会社勤めをしていないと退屈かと言うとそういうことは全くなく、毎日が矢のように過ぎていきます。

一昨日は、花火師で投資家のSさんと、午後3時にガストで落ち合い、ビールを飲みながらいろいろと話をしました。今回も、Sさんに御馳走になってしまいました。

昼間からビールを飲み、将来の仕事の話などをしたのですが、そんなことをできるのも、リタイア生活の利点です。

昨日は、また読売新聞からもらった無料チケットで、平成楼に行ってきました。嵐山にある温泉入浴施設ですが、嵐山と言っても京都の嵐山ではありません。埼玉県中央部にある嵐山です。

施設使用料の220円だけを払い(母と二人で440円)、温泉にのんびりつかりました。

実は、町の補助で、いくつかの入浴施設が、割引で入れます。平成楼もその中に入っていますが、読売新聞からタダ券をもらったときはそちらを優先して使います。

町の補助と言っても、それは税金から捻出されています。しかし、大半の納税者は、例えば会社員などは、日々の仕事に忙しくて、そうした補助を使うこともないでしょう。

今日は隣の市の図書館に行ったのですが、年寄りで溢れていました。爺さんが圧倒的に多く、加齢臭が漂いまくっていました。

自分もその発生源の一人かもしれず、人のことは言えませんが、年寄りのたまり場になっている感じです。

昔NHKで、「真剣十代しゃべり場」という番組がありましたが、さながら、「加齢臭爺さんたまり場」という感じでした。

納税者が、昼間の時間、一生懸命働く一方、受益者が昼間からぶらぶらしています。僕もリタイア後は、図書館に行く回数が増えました。

また、町の補助はしっかり使って、温泉入浴の一助にしています。

今度は、町の公民館に、空手の無料講習会に行くことを考えています。4回までは無料とのことなので、4回だけ受講しようと思っています。料金が安ければ続けるかもしれませんが。

いずれにせよ、リタイア生活は、たっぷり睡眠をとっているので、元気です。考える時間もたくさんあります。時間富裕層です。

その時間を使い、公共サービスを使い倒すのが、リタイア生活の醍醐味です。

ねんきん定期便の予想額が変わっていました

昨年介護離職をしてから、国民年金は、全額免除してもらっています。

無収入なので、払いようがないのですね(豆腐工場の稼ぎはたかが知れています)。しかも、その豆腐工場も、実はやめてしまいました。

腰への負担が大きいことと、もうひとつの理由は秘密です。

さて、つまりは全額免除なので、ねんきん定期便のはがきを開くのが、怖かったのです。減額されているに決まっていますからね。

しかし、何と、予想額が微増ですが増えていました。

以前の記事で書いた、年金予想額は下記のとおりです。

ねんきん定期便を公開します

このときの年間の受け取り予想額は、921000円でした。

ところが今回は、なんと、少しですが増えていました。これはどういうことなのか、暫し考えました。

そして出た結論は、僕の前職であるビジネスホテルが、旅行業界の年金というのに加入していたのですね。正確には、全日本シティホテル厚生年金基金と言います。そして、その基金が解散することになり、その分の支払額が、厚生年金のほうに加算された結果のようでした。

微増とは言え、受け取る年金が増えるのは嬉しいものです。上手くすれば、ひと月、8万円ほどの年金になるかもしれません。

住宅ローンの返済さえ終わっていれば、ひと月8万円あれば、十分やっていく自信はあります。そのためには健康であることが絶対条件なので、栄養管理と自主トレは、欠かせません。

そして、目指せ配当収入毎月平均1万円です。これで、9万円ゲット。

さらに、東横イングループからの、資格手当で1.5万円。これでなんと、10万5千円です。

男一匹、10万5千円もあれば、酒代を含め、十分やっていけます。たまには競馬も楽しめます。旅行にも行けます。まあしかし、風俗は無理でしょうね。

ちょうどいい具合に性欲も落ちているので、心安らかに暮らせればそれで十分です。

最も美しい知恵の宝石

父親が強盗に襲われて殺され、学校を辞めざるを得なかった彼は、一日15時間労働という過酷な工員生活の中で、シェークスピアを読みながら、心を見つめる生活をしたと言います。

その彼、ジェームズ・アレンの、「心の平穏は、最も美しい知恵の宝石である」という言葉は、仏教的精神に基づいた霊的な生活から生まれたようです。

同じ水を飲んで、牛は乳を作り、蛇は毒を作ると言います。

アレンが父を失ったのは15歳のときで、しかもその殺され方は強盗に襲われるというきわめて悲劇的なものでした。

この事件が多感な彼に与えた影響は、当然のことながら少なからぬものがあったに違いありません。

自分の不幸を嘆き、転落していく道も大きく口を開けていたでしょう。

しかし、彼は、そうはならなかった。

彼の父が愛読していたシェークスピアから、彼は心の栄養を汲み取ったのだと僕は推測します。

実は僕は、恥ずかしながら一冊もシェークスピアを読んだことがありません。僕には、いくつかのタイトルと、主に悲劇を書いた作家であるという上辺だけの知識しかありません。

しかしアレンは、悲劇の底を打ち破った光明のようなものを、その有名な劇作家の作品の中から読み取り、思索を深めていったのかもしれません。

どのような環境も、それをどう活かすかで、変わってきます。環境を変えるのではなく、与えられた環境の中でどう生きるかが大切なのです。

どのような境遇に置かれるにせよ、「毒を作るのではなく、乳を作る人生を歩みたいものだ」と、僕は思っています。

非正規よりも悲惨な人たち

昨日、友人Oと待ち合わせて、町内の湖に桜を見に行きました。

残念ながら、まだ桜はつぼみ状態で、満開までは間がありそうでした。平日でも、子供が春休みの時期のため、子連れで遊びに来ている人もいました。

それ以外では、釣り人たちが糸を垂れていました。

僕たちは、湖の近くの山に登り、その中腹の休憩所でコンビニで買ったおにぎりを食べ、話をしました。

Oが言うには、「非正規が世間では騒がれているが、それ以上に悲惨な人たちがいる」とのことでした。彼の家の近所に住む30代の若者は朝6時頃に近所の職場に自転車で行き、帰ってくるのは夜の11時頃だそうです。

そのような毎日を過ごし、休みは日曜日だけ。また、そのような零細企業では、正社員であっても、厚生年金にすら入っていない人もいるらしいのです。

そうした会社は埼玉県でもかなりあるらしく、そのような職場で働く人たちは、定年後も、もらえる年金は極めて少ないと言います。

なるほど、と思い彼の話を聞いていました。彼とは、一度都内の同じ会社で働いていたこともあり、「俺たちはお互いに恵まれている」と言い合いました。

僕の場合は、転職が多かったのですが、35歳からは安定し、都内の総合ビル管理会社に9年、ビジネスホテルに11年勤務し、それだけで20年以上の、厚生年金支払い期間があります。

それ以前にも、米軍横田基地や不動産会社などで働いていたこともあり、当然厚生年金の支払いはありました。そのような僕ですら、年金受け取り予想額は少ないものです。

しかし、さらに零細な企業に勤める人たちのことを思うと、自分は恵まれていると思わざるを得ません。

昨日は平日の火曜日で、サラリーマンであれば、当然働いている日です。そうした平日の昼間に、山の中腹で春風に吹かれながら、握り飯を食べ、お茶を飲むささやかな喜びは格別です。早期リタイア生活であればこその贅沢でしょう。

なんだか、都内まで(僕の場合は、最後の職場は新宿でしたが)通勤電車に揺られて通っていた日々が、ずいぶん昔のことに感じられました。

時間を気にすることなく、4時間ほど話し、のんびり下山しました。

その山の桜が満開になるのは、来週くらいになりそうです。



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