もう若くはないことは自覚しているのですが、劣化が進んでいることに、今日、また、気づかされました。

ライフで買い物を終え、屋上に止めてある車のトランクに買い物袋4つを置いたのです。その後、車のキーがないことに気づき、焦りました。

ポケットや、車の下、回り、すべて見ましたが、ありません。

やばい、本当にやばいと思いました。

落ち着け、と何度自分に言い聞かせたかわかりません。

周りの人も、僕を奇異な目で見始めました。

「とにかく、消えてなくなるわけはないのだから」と自分に言い聞かせ、4つの買い物袋を点検したら、そのうちの一つに、キーが落ち込んで入っていました。

トランクドアを開けるときに、無意識のうちに落としたのでしょう。


見つかって良かったのですが、以前も同じことがあり、そのときは自転車のキーでしたが、そちらは、今も見つかっていません。

幸いスペアーがあったので、今はそちらを使っています。

その自転車のキーを失ったときも、一瞬、記憶が途切れています。


体力の低下は自覚しているのですが、いろいろなものが低下しています。一つには、会社勤めを辞め、どこか、たるんでいるからでしょうか。緊張感の欠如がもたらしているのかもしれません。


もともと容姿は凡庸なので、そちらの劣化は気になりません。もともとがイケメンではないので、落差が少ないのです。

もしこれで、タッキーのようなイケメンが、劣化した場合は、ショックは大きいでしょう。

その点、凡人の容姿は助かりますね。


美人も辛いのでしょうね。

いつまでも美人ということはありません。どこかで限界が来ます。


人は皆、失われていく者です。

失われていくことは、やはり、ある種の恐怖を伴います。

以前は難なくできていたことができなくなる、とか。


まあしかし、これからは、この失われていく恐怖とも、対峙していかねばなりません。

この恐怖をも、達観できるようになることが、今後の課題です。