全く持ってこれは、消費欲求のはなはだ少ない、仙人のような人に向く話なので、普通の人は参考になりません。

ただ僕は、夢想してしまうのですよ。

いかにストレスなく、楽に生きるかを。

たとえばこんなラブソングならぬ、こんなプランはどうでしょう。まあ、社会とはどんなものかを知るために、高校を卒業したら、5年ほど働く。居心地が良ければ、もう少し働いても良い。

大学には行かない。よほどいい大学でない限り、コスパ悪すぎだと思うからです。仕事をしながら、生活費を安くして、とにかくお金を貯め、投資の勉強をする。

20代で退職。この時点で、何年かは厚生年金も払っています。退職後は、働いてもいいが、所得税住民税がかからない程度に抑える。

貯めたお金で、ニーサ口座で株を買う。国民年金は、全額免除してもらう。全額免除でも、国が半分負担してくれますから、これを利用する。国民健康保険は、7割減免を狙う。

つまり、税金をはじめとした負担は極限まで抑える代わりに、人並みの結婚や消費は放棄する。

本はすべて図書館で読む。繰り返し読みたい本だけ、買う。少ない本を、深く読み込む。そのほうが、深い人生を生きられます。

良い親であれば、実家に住まわせてもらう。悪い親であれば、早々に家を出て、一人暮らしで安いアパートに住む。そして、年収に応じた家賃の公団などを狙う。

固定費を極限まで安くして、図書館をはじめとした公共サービスを使い倒しながら、税金等はなるべく納めないで済む低収入生活を生きる。

たっぷり眠れて、たっぷり時間があり、自分が主導権を握れる人生です。ただし、ぜいたくなものは食べられないし、人並みの暮らしはあきらめます。

二兎を追う者は一兎をも得ずですからね。