非正規社員はもちろんのこと、正社員であっても不当に安い賃金で働いている人は、底辺労働と言ってもいいのではないでしょうか。

一人で生きていくのがやっとというような給料で、子育てまでしていたら、お金が足りないのは当たり前です。

そうした人たちは、ダブルワークで糊口をしのいでいると言います。

実は僕自身も、前職時代、給料の安さからダブルワークを試みたことがありました。結果は、長くは続きませんでした。

僕の場合は独り者で、教育費はかかりませんでしたが、宗教活動にはお金が必要でした。そのためのお金と、住んでいる分譲マンションの繰り上げ返済のためのダブルワークでした。

結婚式場のウェイターをしたのですが、テキパキと動けず、自分でもこれはだめだと思い、さらには、そこまでして必要なお金でもなかったので、すぐに辞めてしまいました。

まあ、結局独り者は、その辺が気楽なのです。

ところが、子育て中でなおかつ収入が低い場合は、本当に深刻です。お金に余裕がないと、夫婦仲も険悪になるケースがあるようです。

独り者で金がない場合、自分の中だけで折り合いをつければいいのですが、夫婦で金がない、あるいは、子供の教育などに必要なのに金がないという状況は、切羽詰まっています。

こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、年寄りにばかりお金が回っているようで、釈然としません。

もちろんすべての高齢者が金があるわけではありませんが、金融資産の大半は、高齢者が所有している事実は何を物語っているのでしょうか。

これはつまり、何割かの高齢者は、べらぼうにお金を持っているということです。その人たちが、預貯金の平均値を引き上げているわけです。

100万円以上する3泊4日の豪華列車の旅が発売と同時に売り切れる一方で、1円2円の節約のために、わざわざ遠くのスーパーまで自転車で走る人もいます。

まだ日本は格差は少ないほうだと言いますが、今後は拡大する一方でしょう。

大人の貧困は、まあある程度致し方ない面はありますが、子供には罪はないので、子供の貧困だけは、何か特別な手当てが必要に思います。

安倍さん、頑張ってください。安倍さんじゃだめか、ボンボンだから。

ここは、農家出身で叩き上げの菅さんにかんばってもらいますか。菅さんも他の火消しで忙しくてそれどころじゃない? 

そうですか。わかりました。政治には期待しないことにしましょう。