おひとり様の介護リタイア生活ときどき投資もね

要介護5の父と、要介護1少し手前の母との生活を、早期リタイアした50代の一人息子が、綴ります。

失われていくことの恐怖

もう若くはないことは自覚しているのですが、劣化が進んでいることに、今日、また、気づかされました。

ライフで買い物を終え、屋上に止めてある車のトランクに買い物袋4つを置いたのです。その後、車のキーがないことに気づき、焦りました。

ポケットや、車の下、回り、すべて見ましたが、ありません。

やばい、本当にやばいと思いました。

落ち着け、と何度自分に言い聞かせたかわかりません。

周りの人も、僕を奇異な目で見始めました。

「とにかく、消えてなくなるわけはないのだから」と自分に言い聞かせ、4つの買い物袋を点検したら、そのうちの一つに、キーが落ち込んで入っていました。

トランクドアを開けるときに、無意識のうちに落としたのでしょう。


見つかって良かったのですが、以前も同じことがあり、そのときは自転車のキーでしたが、そちらは、今も見つかっていません。

幸いスペアーがあったので、今はそちらを使っています。

その自転車のキーを失ったときも、一瞬、記憶が途切れています。


体力の低下は自覚しているのですが、いろいろなものが低下しています。一つには、会社勤めを辞め、どこか、たるんでいるからでしょうか。緊張感の欠如がもたらしているのかもしれません。


もともと容姿は凡庸なので、そちらの劣化は気になりません。もともとがイケメンではないので、落差が少ないのです。

もしこれで、タッキーのようなイケメンが、劣化した場合は、ショックは大きいでしょう。

その点、凡人の容姿は助かりますね。


美人も辛いのでしょうね。

いつまでも美人ということはありません。どこかで限界が来ます。


人は皆、失われていく者です。

失われていくことは、やはり、ある種の恐怖を伴います。

以前は難なくできていたことができなくなる、とか。


まあしかし、これからは、この失われていく恐怖とも、対峙していかねばなりません。

この恐怖をも、達観できるようになることが、今後の課題です。

おひとり様のお墓の問題は深刻です

母はお気楽で、すべてを僕に丸投げしているので、幸せなのだと思います。事実、「私は幸せだ」が口癖になっています。

それは、それで良いのです。

機嫌よく生きてくれれば、僕としても、嬉しいのですから。

このブログでも何度か言及していますが、僕の生みの母は、僕が16のときに死んでいます。

今の母は、亡くなった父の再婚相手です。

血のつながりはないものの、なぜか、相性が良く、これは母の口癖で、「私とあんたは相性がいい」と事あるごとに言います。

これは、穿った見方をすれば、一種の洗脳ですね。

「私とあんたは相性がいい」と僕に言い聞かせることによって、自分の立場を守ろうとしているのかもしれません。

ただ、僕は、それはそれで良いと思っています。

母の晩年に寄り添い、ともに時間過ごすことは、僕にとっても悪いことではありません。

母とは、母が死んだ後の話もしますが、父の眠る墓に入りたいそうです。その墓には、僕の生みの母と生まれてすぐに死んだ弟が眠っています。

血のつながった3人が、今、その墓に眠っているのですが、母はそこに入りたいというのです。まあ、それは、当然のことなのですが、血というものにこだわりがなければ、クリアできる問題ですね。

そしてそのあとが、実は問題なのです。

母の死後は、僕は一人です。独居老人ということになるでしょう。

そして、その墓というのは、後継者がいないとおそらく・・・。

864960

まあ、あまり先のことを考えても仕方がないのですが、後継者がいない場合、僕は、その墓に入れない可能性があるのです。

まあ、この辺のことは、世話人に訊いてみるしかないのですが、最近の霊園では、宗派は問わず、しばりも薄いので、心配はないのだと思いますが、うちの墓は、檀家がどうとか、葬式のお経はこの坊さんでなければ墓に入れないとか、いろいろな縛りがあります。

坊主は、葬式での稼ぎが柱でしょうし、無税ですから、必死で既得権益を守ろうとしています。

まあ、すぐにどうこうという話ではないのですが、お盆の時期になると、お墓の問題を考えてしまいます。

ボケへの恐怖は他人ごとではなく

今日、ジャパネットたかたで買い替えた冷蔵庫が来たのですが、その設置のためのスペースを昨日から作り、通路も確保していました。

庫内のものを入れ替え、少したってから、昨日買った食パンがないことに気づきました。どこを探しても見当たりません。

食パン一斤といえば、かなりの大きさですから、すぐに見つかると高をくくっていました。しかし、見つからないのです。

冷蔵庫の買い換えを機に、キッチンのレイアウトを少し変え、ついでに床を蒸気洗浄しました。そして片付けなどをしていたら、あっという間に、昼を過ぎてしまい、母が、腹が減ったと文句を言い始めました。

今日は母のデイケアはお盆休みでなしのため、家にいたのですが、食欲はあるほうなので、食材を買い込みすぎてしまうきらいがあります。

これは、僕が諫めてもなおらないので、半ばあきらめてはいるのですが、食品を新しい冷蔵庫に入れ替えたときに、賞味期限切れの食材が結構見つかりました。

母は、身長は140センチ台で、体重は70キロ台と、かなり太めです。食欲があるのは元気な証拠と、良いほうに考えていますが、体脂肪率はかなり高めです。

救いなのは、頭がしっかりしていることです。ボケられたら、大変です。

むしろ、ボケを心配しているのは、僕自身です。その一例が消えた食パンです。

不安になって、昨日買ったライフのレシートを見ても、確かに食パンを買っていることがわかりました。

食パン以外の食材はあるのに、食パンだけがないのです。

よく、痴ほう症の初期に、食品を変なところにしまうことがあると聞いたことがあり、いろいろな場所を探しましたが、見つかりませんでした。

今考えている可能性としては、食パンだけを買い物袋に入れ忘れたということです。しかしこれも、考えにくいのです。

昨日は、買い物袋は4つになりましたが、食パン以外の食材はすべてそろっているので、食パンという、比較的嵩の張るものだけを入れ忘れるというのもあまりないはずなのです。

実は僕が、早期リタイアをしてほっとした理由の一つが、職場での火器や危険物の扱いからの解放です。一度ですが、危うくボイラーの爆発事故を起こしそうになったことがあります。

あと1秒遅かったら大惨事になっていたという危ない場面がありました。

それ以来、慎重の上にも慎重にボイラー操作をするようになりましたが、かなりのトラウマになってしまったようでした。

そうした、自身の衰えと、ときどきボケをかます、危うさが、自分にあることを自覚はしているのですが、今日のように食パンが消えてなくなるなどということがあったりすると、またぞろ、不安にもなるのですね。

まさか自分がボケてしまって、高齢の母が僕の介護をするなどということのないようにしなければと自分に言い聞かせています。

この閉じ込められている感覚はうまく説明できない

人生というのはなんと不確かで、心もとないものかと思います。

一瞬先は闇という言葉がありますが、誰も、未来のことなどわかりません。そして、それ以上に、自分自身のことすら、実はよくわかっていないのではないでしょうか。

子供のころから、折に触れて、僕は息苦しい閉塞感を感じていました。それは、存在の不確かさ、不安となって、いまでも時おり、胸を苦しくさせることがあります。

そうしたモノも一因となって、超自然的なものや、宗教などに自分を走らせたのでしょう。

今は幸い、一切の宗教団体から自由になっていますが、閉塞感は、変わりません。

これは、スピリチュアリズム的に言えば、霊が肉体に閉じ込められているがゆえに起こる感覚であると、一応の理解はしています。

しかし、死んでみなければ、真実はわかりません。

いや、死んだ後、何もないのであれば、つまり唯物論で言うところの死はすべての終わりであるならば、そもそも自分を自覚する意識もないのですから、死んだ後に真実がわかるという現象もあり得ません。

まあ、この閉塞感については、後日改めて、書いてみたいと思います。

3900万円の住宅ローンの完済は、76歳です

物件価格4450万円、諸費用200万円、頭金750万円、フラット35/35年返済、毎月の支払額13万円、ボーナス併用はなし。

マネープランクリニックに相談しているしばふさん(仮名)は、女性会社員で41歳です。

782553


夫も同年齢。

なるほど、41+35年で、76歳ですね。

僕がこの記事に注目したのは、実は僕がマンションを買ったのが40歳のときで、35年返済、完済時75歳と、自分と同じというか、近かったからです。ただ、借入金は、僕は2080万円でした。こちらの夫婦はその約2倍の額です。

月の収入が50万円ありますが、夫30万円、妻20万円の、ダブルインカムの威力です。ただ、この収入は、ずっと続くのでしょうか。

FPも「完済時期をいかに短縮するかがポイント」と言っているように、繰り上げ返済しないと、大変な老後になりそうです。

そういう僕も、マンション売却後に、54歳で介護のために自宅を建て直しているため、返済は、70歳手前の、69歳まで続きます。15年返済です。

都内のワンルームマンションの家賃程度の毎月の返済額なので、期限付きの家賃だと思うことで、自分の気持ちを楽にしています。

僕の友人で、もう長いこと都内の賃貸マンションで一人暮らしをしている男は、すでに2000万円以上の家賃を支払っています。そして、それは、これからもそこに住む以上は、払い続けなければなりません。

家余りの時代とは言え、独り者は、何かと大変です。保証人がいなければ、保証会社に頼るのでしょうが、別途お金がかかります。そして、家賃にはゴールと言う期限がありません。

さりとて、無謀なローンは、逃げ場がありません。賃貸であれば、安いところや、田舎に引っ越すこともできますが、ローンを抱えたら、逃げ恥というわけにもいきません。

住宅ローンに限らず、借金をするということは、自分の未来を売り渡す行為です。僕も、69歳まで続くローンからは逃げられません。
最新コメント
  • ライブドアブログ